テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
チューベローズ (m×w)
大森×若井
───────
「ヒロくんですか?」
「あ、はい、………………え」
─────
大森side
最近、若井がおかしい。
多分、他の誰かが気付くような事ではなく、俺だから気が付いた事。
アイツ、携帯を弄る事が増えたんだよね
友達とか居ないのに。
まあ、俺も人の事言えないけど。
俺が近くに居る時や一緒の時は弄る素振りはないのに、今みたいに俺が近くに居ない空き時間や休憩の合間とかに誰かと連絡取り合ってる様な感じなんだよね。
しかも俺には知られたくない感じで俺が近くを通ったりすると携帯伏せるし。
何とかして暴いてやりたいんだけど、どうするか……………
あ、これならいけるかも。
うん、何なら今…………いける
大森「わっかい〜、りょーちゃ〜ん」
若井「おいっ、元貴っ」
藤澤「ちょちょ、なに?なにぃ?!」
俺は若井と涼ちゃんが座っていたソファの間に無理やり座った。
その時、瞬時に若井が手にしていた携帯をズボンのポケットへと入れたのを俺は見逃さなかった。
大森「インスタ用の写真をみんなで撮ろ!」
藤澤「え?いま?」
大森「そ、今!!最近皆で撮ったやつとか、撮りあいっこしたやつとかインスタ載せてないじゃん?だから今!」
藤澤「……あぁ〜……確かにそうかも」
大森「宣伝ばっかじゃ面白くないし、ね?若井もいい?」
若井「うーん……確かに元貴の言う通りだな」
大森「よし、決まり!じゃあまずは俺ので。ふたり寄って寄って」
これでまずは作戦成功。
後は……
大森「じゃあ次っ、涼ちゃん撮ってあげるから携帯貸して」
藤澤「ありがとぉ〜、はい」
大森「…………うん、いい感じ。ってちょ、若井が背後霊みたいに入ってる。笑」
藤澤「なにこれ、しかもブレてて髪色で若井ってわかる感じじゃん!!」
若井「あはっ、面白いから良いじゃん」
大森「次、若井も。ほら携帯貸して」
若井「ちょっと待って……ん、これで」
大森「じゃあギター持ってなんか面白いやつお願い」
若井「ギターはモノボケアイテムじゃねーわ」
大森「…………あ、良いね、それカッコイイ。もうちょい俯く感じで斜め45℃で」
若井「むっっず」
大森「……よし、いい感じ!ふたりともありがと」
藤澤「いやいや、元貴に言われなかったらインスタの事気づかなかったし。こちらこそありがと、後で投稿するね」
若井「ほんとそれ。最近宣伝ばっかだから丁度良かったよな」
藤澤「うんうんっ」
大森「そう言ってもらえるなら良かった……じゃあ、また作業に戻りますか」
藤澤「はーい」
若井「うぃー」
よし、任務完了。
めっちゃ自然に出来たはずだから若井は、何も気付いてないはず。
とりあえず忘れないうちに……
──────
※大森さんが使ったテクニックわかったよ!って人は是非コメントして欲しいです。笑
さて、新しい物語です。
そんなに長いお話ではありませんが、楽しんでいただけると幸いです。
今回の表紙
意味ありそうに笑った顔を描くのは楽しかったです。
2026.1.27 kurara
コメント
22件
新作、新作っ♪ 楽しみすぎますね、……ありがとうございますっ! もとぱ、いいですねぇ、くららさんが書く(描く)もとぱ、素晴らしいんですよ。 描写も綺麗だし、感情、性格もきっちり表現してるし….. うふふ、語彙力のなさはいつも通りなので、お気になさらずっ♡ イラストも最高です…..含みを持った大森さんのお顔がなんとも言えないっ!笑 スマホのライトで照らされてるお顔が、いいです……(?)
わぁぁぁ新作! めっちゃ楽しみです 若さんは何を隠してるのだろうか
新作!!続き待ってます✨️