!夢小説!ミヒャエルカイザー夢!ハピエンにするかも?
「この女が俺の恋人だと?冗談は顔だけにしてくれ」
私の体を上から下まで見てそういう彼に思った。
“こいつのご尊顔を叩き潰すまでは死ねないわ”
と。恋人である。いや、恋人であったミヒャエルカイザーに対して。そして、謎の使命感を胸に閉まって。
「…………あっはははは」
本当に笑えてくるわ。最初に会って恋人に対して言うセリフが侮辱するセリフだなんて。面白いったらないわね。ずっと笑えるわ。本当に。
「はっ。何が可笑しい?」
「可笑しいところだらけじゃない。でも貴方のことが心配だわ。頭だけではなく目も悪くなったのね。ちょうど病院だし、脳外科医と眼科に見てもらったらどうかしら」
「お前の方が重症じゃないか?ナースを呼んで脳外科医と精神外科に見てもらうか?」
あら?本当に私が愛したミヒャエルカイザーかしら?毎日、ギザで甘いセリフを私に言ったあのカイザー?まあ、それも仕方ないわ。相手のチームにぶつかられて気を失って会いに来てみれば私のことだけ覚えてないなんて。夢かしら?いや、夢であってほしかったわ。恋人に侮辱されると結構傷付くのね。でも、恋人ではなく”元恋人”になるのだけど。
「面白いジョークね。傑作だわ。でも残念ね。貴方と私。もう二度と会うことはないのよ。ミヒャ。いや、カイザー選手。貴方との時間を幸せでした。未来永劫に輝く貴方に幸があることを願いますよ。では、失礼しました。」
「最後まで面白いジョークを言ってくれたな。”元恋人”さん」
ああ。こんなにも心に大きい穴が空いたような感覚になるなんて。最初はそんなこと思っていなかったのに。ミヒャ。貴方が”永遠に一緒にいよう”と言って貴方は何処にいったのかしら?まさか、私だけ忘れるなんて。酷い人ね。
いつまでも貴方のことを考えても仕方ないわ。ひとまずこの国から出ましょうか。何処の国へ行こうかしら。そうね。日本にでも行きましょうか?……嫌ね。こんなに依存している自分が嫌になるわ。こんな時も考えてしまう。貴方が日本に行くと。ブルーロックに行くと言ってから。貴方が離れてしまうことに耐えられない私に、貴方は優しく手を差しのべてくれたわ。だからかしら?日本にいたらミヒャに会えるかもしれないから?でもこのくらいのことは許してほしいわね。
コメント
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返信はこちらのアカウントでさせていただきます!🫶🏻️💞
このアカウントのものだったものです!(?) こんなに続きを楽しみにしてくれていた人がいてびっくりです!笑 ストーリーの続き今のアカウントで書かせてもらうので是非みてください!