リクエスト受け付けてマス
カランカラン
店に入ると店員に誘導された席に着いた。
岐阜「わぁ…凄いオシャレな雰囲気」
「何にしようかなぁ…」
とメニュー表を見ている。
どうせいつもの様なやつ頼むんだろうな。
岐阜「愛知さんは何にしますか?」
愛知「クリームソーダ」
岐阜「…いっつもそれで飽きないんですか?」
愛知「クリームソーダは飽きないでしょ」
クリームソーダはどこもハズレがない。
つまり至高の飲み物。これは常識。
岐阜「それ限定なんですね…」
愛知「…ねえ、岐阜」
岐阜「なんですか?」
愛知「なにそのクソでかいパフェ」
岐阜「このお店の看板メニューらしいですよ?フルーツたっぷりで凄い美味しそう…✨️」
まるで宝の山を見たかのように、笑顔をさらに輝かせる。
愛知「はぁ、」
もともと、僕は喫茶店とかを巡るのが好きだからいっつも岐阜を連れて行ってたんだけど…
岐阜「ご馳走様でした」
いや、胃袋ブラックホールか!!!!!
って突っ込みたくなるぐらいに食べる。
僕のお金が岐阜の胃袋に吸い込まれる…
もともと提案してるの僕なのに…
愛知「あのさ、喫茶店ってもっとこう…
ゆっくりする場所じゃん?だからそんなに早く食べなくてもよくない?」
岐阜「え、これくらい普通じゃないですか?」
マジで言ってんの?嘘でしょ??
岐阜「愛知さんもクリームソーダだけじゃなくてスイーツも頼みましょうよ」
愛知「んえぇ…じゃぁ…ショートケーキ?」
岐阜「ふふっじゃあ注文しておきますね!」
なんかバカにされた気がする……
愛知「は〜…(まぁいっか)」
しゅわしゅわと音が鳴るクリームソーダを
ごくりと飲んだ。
愛知「…うまい」
ああ、ずっとこんな時間が続けばいいのにな。
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