これはシヴァという最高神のお話です。性別が変わっています。全部妄想です。悪ノ娘シリーズの話が絡んでいます。キャラ崩壊、宗教観を気にしない人だけ見て下さい。
プロローグ
むかしむかし、あるところに悪逆非道の王国がありました。その王国の王女様はいつもワガママな生活を送っていると言われていました。いつも、民から重税を搾り取り、家臣の話も聞かず自分に逆らう者たちは子供であろうと、何であろうと粛清してきました。これは、今から10億年前の童話ですが、事実だと言われているのです。そして、その国の頂点に君臨していたのは齢14の王女様でした。王女様は不幸なく生きていたので、民たちの苦しみを知らなかったのです。そうして、ある時…王女様は海を超えた向こうにある国の王子様を好きになりました。でも、王子様は自然のあふれる緑の国の娘に一目惚れいました。そのせいで、王女様と王子様の婚約は破談となりました。それを知って怒り狂った王女様は緑の国と緑の髪の女を全員殺すように命じました。そのおかげで緑の娘は死に、王女様は喜びました。でも、そんな王女様の幸せがずっと続くはずがありません。それに不満を持ち、意見を言った騎士団長が王女様によって殺されてしまいました。それを知った国民たちは積もりに積もった怒りが溢れ出しました。そして、赤き鎧の女剣士をリーダーとして王宮に攻めました。すぐに王女様は守りを固めるように言いましたが、家臣は王女様が怖くて従っただけであり、忠義はありませんでした。だから、呆気なく裏切られ、ついに王女様は捕らえられて牢屋に入れられました。ですが、王女様の今までの傲慢な行動を見て裁判員たちは王女様を処刑することに決めました。王女様が処刑されるのは、午後の3時で教会の鐘が鳴る時間でした。王女様はこの時間にいつもおやつを食べていました。王女様は牢屋の中で暗くて寒い中退屈だと思っていました。ついに処刑される時間がやってきました。国民は皆王女様が処刑されるのを楽しみにしていたそうです。その証にあちこちから歓声が聞こえてきました。そして、王女様は最期にこう言いました。あら、おやつの時間だわ、と。そうして、王女様を処刑した赤き鎧の女剣士と王子様は英雄として称えられたのです。
でも、王女様が誰なのか、赤き鎧の女剣士や王子様が誰なのかは10億年経った現在でも分かっていないのです。その真相をこれからお話していきましょう。