テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『焦れったい』(オメガバース)
(始めてだから下手だし書き方わからん)
ー綾辻Sideー
君は分からないだろうね…安吾。
俺がどれだけ君のその項に跡をつけたい衝動に駆られているかなど。
「それでは僕は帰ります。こちらの報告書、お願いしますね」
そう言って紙を机に置くと立ち上がった安吾。
「…嗚呼。帰り道、気をつけるといい」
「っえ…あ、はい…」
(驚いた顔…か、当然だろうね)
昔の俺が見たら…どんな反応をするだろうか。
生物的な衝動を必死に抑え込むなど、 許さなかっただろうね。
パタン
扉が閉じる。残されたΩの甘い残り香。
ふと溜め息をついて、煙管を吹く。
……肝心な所で動けない、自分に呆れながら。
ー安吾Sideー
「…嗚呼。帰り道、気をつけるといい」
そう言われて、何故か心臓が飛び跳ねる。
「っえ…あ、はい…」
思わず変に答えてしまった。僕達はΩとαで、
互いに理性で無理矢理衝動を抑えている。
手を出されれば僕は立場がなくなるし、綾辻先生は探偵としてのプライドが傷つく。
パタン
扉を閉める。
(こんなこと、考えてはいけないのに…)
早く手を出してくれれば……駄目だ。
嗚呼。言えない。
「「本当に、焦れったい…」」