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『んぅ…』パチッ
18歳の少し肌寒い時期、太宰は何の挨拶もせずに出て行った
(また仕事か?)そう思いたかった、でも今日はなんか違う嫌な予感がする、長年の俺の勘がいっている
そしてまたベットに横たわる
ボソ『寒い』
その時、暗闇の中で携帯が光っているのを見て嫌々携帯を取り画面を見た
太宰からの一件のメールだった
:中也ごめんね:
その一言で自分は俺は、全てを理解した
携帯を元に戻してベットに腰掛ける
…
『やっぱりそうか』
勘が当たったても全く嬉しくない、でも予想通りに行ったのが少しびっくりしただけ
太宰から昔もらったチョーカーを軽く触った、悲しくなんてない、あんな青鯖の事なんて初めから思ってない、涙も流れない
大丈夫、彼奴がいなくても生きていけるし、呼吸もできる
『ただ捨てられただけだから』