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Q. 貴方はこの物語を読みすすめますか?
○ YES
● NO
○ Let’s Go .ᐟ
_attention_
. 桃 × 赤
??? side
Q. 貴方は好きな人がいますか?
■ YES □ NO
俺は… こっち “ ■ ”
🐤 side
Q. 前髪あげますか?
■ YES □ NO
赤)んんーーーっ、
20XX年 。
頭の上に、質問がでるようになった。
一度選択したら取り消すことはできない。
今朝でたこの質問。俺にとっては最重要事項であった。
普段は色々髪を触りながら、括るか下ろすか、前髪作るか、あげるか、センター分けかを決めている。
起きたばっかりのこのタイミングでこの質問が出てしまったのは致命傷だ。
赤)…“■”
AI)りうらさん、前髪をあげて下さい。
赤)はぁぁぁ…上手くできるかなぁ、
あげる、を選択する。
今日こそはないくん_俺の好きな人_に話しかけにいく、と決めているからこそ、いつもどおりの俺で望みたい。
赤)よし!頑張るぞ!
AI)前髪をあげて下さい。
赤)もぉ…わかってるよ…
AIに急かされつつ、前髪をあげる。
いつもどおりだけど、少し丁寧に括っていく。
赤)んっ、綺麗にできたっ!
調子よく、きれいに括れた髪。
ないくんに褒めてもらえますよーに!