Nakamu視点
sha「お、おはよ」
「丁度今Nakamuの様子見に来たから、良かった」
nk「しゃけ!おはよー」
「わざわざ来てもらってごめんね」
sha「別にいいよw」
「行こ」
nk「うん」
こんな一瞬の他愛のない会話だけで、ちょっぴり疲れてしまう
嫌だなぁ…どうしてこんなことになってしまったのか
声、表情、相手の感情、話の内容…
全部まず偽って、感じ取って、自分の感情を偽る
”偽”しかない自分に、他に何が残るのかな…
kr「お、おはよ」
気付いたらそこはリビングだった。
nk「おはよ〜」
適当に、元気そうな返事をする
別に”らしい”ができてれば、こんなんでいいよね…
きんとき視点
やっぱり引っかかるなー…
何かそういう本とか読んでたのかも知れないけど
ちゃんとNakamuの表情とか言動に注意して見てると違和感を感じる
kn「…Nakamu?」
nk「ん?」
kn「ご飯食べ終わったらさ、俺の部屋来れる?」
nk「あー、別にいいよ」
kn「ん、ありがと」
Nakamuはなんであの言葉を口にしたのか
気付いて欲しかったから?
ただ何となく?
でもそれは俺が知る訳がない
何せ彼の、Nakamuだけの事情なんだから
…俺には、こんなことしか出来ないけど
Nakamu視点
nk「ん、ご馳走様」
br「早くなーい?」
nk「別に早くもなくね?w」
br「えー?w」
kr「別にいいだろw」
そんな他愛もない会話
”面白い”
そう思うことはあるけど、心から笑えてるのかな
俺に、そんなこと出来るのかな
kn「ご馳走でしたー」
br「えーきんときもー?」
kn「何がよw」
nk「きんとき、先行ってるね」
kn「あ、はーい」
sha「2人でなんかすんの?」
kn「ん?やーちょっと…ねぇ?w」
sha「なんだよw」
そんな会話が聞こえる
俺はとりあえず無反応でいい…よね
さて、部屋向かうか…
きんとき視点
Nakamuが行ってから数分経っちゃったな…
早く行かないと、待たせてるよね
kn「じゃ、俺そろそろ行くわ」
kr「んー」
部屋を出て、階段を上がって、自分の部屋へ
*ガチャ
nk「お、来た」
kn「ごめんねー待たせて」
nk「大丈夫だよw」
「で、なんかあったん?」
kn「いや、ちょっと1個気になってさ」
言い出しが緊張する…
気付いていいのか
ほっといた方がいいのか
…いや、ここまで呼んだんだから
kn「Nakamuの、最近の悩み事とか、ある?」
nk「…へ?」
「なーんだ、そんなことかぁ」
kn「教えてくれん?」
nk「まぁ、強いて言うなら甘いものが最近食べてないからな〜」
「不足してるかもw」
kn「…他には?」
nk「えぇ?他?」
「うーん…特にないかな」
kn「…そっか」
やっぱり、何か隠してるっぽい…?
kn「…いきなりだけど、Nakamuはさ、”感情”ってなんだと思う?」
nk「っへ…?感情…?」
Nakamu視点
nk「っへ…?感情…?」
そう聞いた瞬間、心臓の鼓動が高まる
悩みを聞かれた時点で薄々勘づいてはいたけど、やっぱりバレちゃったかな
nk「感情…ねぇ」
「難しいなー、そういうきんときはどう思う?」
kn「俺?俺はねー…」
「人によってそんなの違うんだから、なんでもいいんじゃないかなーって」
「聞いといてこんな答えでごめんねw」
nk「全然!w」
人によって違う…か
確かにそう
そうかもしれないけど
俺はそもそもが…
kn「で、Nakamuは?」
nk「んー…」
「特に思い付かないなぁ…w」
kn「…そっかw」
「それと、もう1つ」
nk「ん?」
kn「…Nakamuに、感情は?」
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
コメント
4件
ずばずば聞いちゃうのも面白い😁 果たしてnkさんの回答は!!✨