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-玄関-


《と、言う事で〜〜〜!》


《新しく配属されたベロニカ君とアイシャ君です〜》


ベリーが二人を紹介する


〘こんにちはご主人様!これからよろしくお願いします〜!〙


{よろしく頼む。}


「うん!2人共よろしくね!」


[御三方、お二人は執事学校の特待生だったのでとっても賢いんですよ!]


あ、セルはさっき帰ってきたんだよ


「そうだったね!凄いよ2人共」


{もったいない言葉だ}


〘ありがとうございます!〙


〈2人にこの屋敷を案内しなければ……〉


〈私はアヤト様の護衛があるから無理だ〉


《はぁ?!俺もクーリー様のお世話あるんだけど?!》


[そうですよ、リック君!]


〈し、しかし……〉


〔あのー……僕が行きましょうか、?〕


「マイク!」


〔こ、こんちにはアキト様……ただいま戻りました…〕


[いいんですかマイク君、?]


〔食材は全て片付けましたから…時間あるので、〕


[あ、ありがとうございます〜!!!]


〔せ、セルさん…良いんですよ…〕


〔僕ちょうど暇してたので…〕


《ありがと〜マイクく〜ん……》


〈感謝する〉


〔いっ、いえいえ、!〕


{マイク殿、よろしく頼む。}


〔うッ、うん!任せて…!〕


「良かったなマイク、後輩ができて」


〔こっ、後輩…?!〕


「言われてみればそうだね!兄さん!」


【よかったじゃねーか】


〔はっ、はい…!〕


〘マイクせんぱ〜い!よろしくで〜す!〙


〔よっ、よろしくね〕


マイクside


ぼ、僕に後輩……

なんだかむず痒い……


〔え、えっと…〕


〔こ、ここが厨房……僕の仕事場…〕


〘おぉ〜!かっちょいい器具がいっぱい!!〙


〔そ、そうかな〕


{煌びやかなだな…}


〔しょ、食器ってきれいに洗うと凄く綺麗に見えるんだよ…!〕


{ほほう…}


〔あ、早くしないと…時間押しちゃう…〕


〘は〜い!!次いっきましょ〜!〙


〔うん、!〕


{よろしく頼む}


〔えと、ここが御三方の部屋……専属執事以外は滅多に入れないの……〕


{専属執事?}


〔個人専属の執事と統括専属の執事が入れるんだ、〕


〔ここの屋敷だとベレニスさん、セルさん、リックさん、クルト様が入れるんだよ〕


〘げっ…クルト先生ここの配属だったんだ……〙


{こらアイシャ、先生とは言ってはならない。クルト様だ。}


〔そ、そんなに怖いかな…優しいよあの人〕


〘え〜っ?!執事学校での講義のクルト様エグいですよ?!厳しさの塊!〙


{ひ、否定はできない……}


〔そ、そうなんだ……〕


クルト様そんなに怖いかな…?

想像つかないや…


〔えと、先行こうか…〕


{あぁ…}


〔こ、ここが図書室…アキト様の所にいなかったらセルさんは大体ここにいるよ、〕


〘そういえば図書室担当でしたよね〜!〙


〔うん、この広大な図書室の本と名前…全部覚えてるんだって、!すごいよね…〕


{これは凄まじいな……!}


〔アキト様もよくここにいるよ、お勉強に励んでるんだって…〕


〘凄いでございますね〜!アキト様〙


〔そうだよね、!〕


〔さ、次行こっか…〕


〔ここが訓練場……ベレニスさんは大体ここにいるよ、体力造りが主な仕事だから…〕


〔訓練の他にも、踊りや武芸を磨く場所だよ〕


〘なんで踊りや武芸もやるんですか?趣味とか?〙


〔うーん…それもあるけど、執事って言うのは癒したり楽しませたりするのも仕事だから…〕


{なるほど…}


〔そ、そこに備品とかあるんだ、〕


{木刀がたくさん……}


〘これ強そうでございますねぇ〜!〙


〔あっ、そこは真剣があるから気を付けてね…〕


〔他にもベレニスさんは御三方の体力造り以外にもここの一般執事全員の体力、技術造りを担当してるんだ…凄いよね〕


〘えぇ〜?!それ、護衛してる暇あるんですかぁ?!〙


〔執事と言っても屋敷の中では位は3番目に入るから当然部下がいるよ、その人が担当してたりするんだ…ほら、あの人とかね〕


マイクが倉庫の近くにいるヒトを指差す


〘ん〜?普通の顔が隠れた執事に見えますけどぉ…〙


〔ほら…首の所、よく見て〕


〘ん〜〜〜?〙


{……?}


〔ほらあそこ、首の横にBって彫られてるでしょ…あれはベレニスさんの部下って事〕


〔あそこで備品確認してるヒト、なんて書いてるか分かる?〕


〘ん〜?あっ…S?〙


〔そう、あれはセルさんの部下…専属執事のイニシャルが彫ってあるのは部下のヒト〕


〔屋敷では4番目に位が高いんだよ…、〕


{おぉ…なるほど、}


〔君達も来る時に首に何か魔法とかかけられたんじゃないかな?〕


{そういえば来る時に…}


〔そ、その時に彫るんだ…ほら僕の首にもあるでしょ…Cの文字、これはクルト様の部下って意味〕


〔あの人は屋敷で2番目に位が高いから…〕


〔ほら君達も…〕


〘あ〜ッ!本当だ!ベロニカ!Cって彫られてる!〙


{お前もだぞアイシャ…!}


〔まぁまぁ…他にも首飾りで分かるよ、ほら僕の首飾り見て、銀色でしょ…〕


〘僕のもですね、!〙


{俺のもだ}


〔あのヒト達のは透明なガラスでできてるの、それは位を示してるんだ〕


{……と言うと…?}


〔上から金、銀、透明、無しの順番でね〕


〔一般執事は首飾りを持ってないんだ、僕達は執事の中の2番目の位、だから銀〕


〘なるほど〜!!〙


{仮にも俺達は役職持ちだったな……}


〔あはは、仮なんかじゃないよ…さ、次行こっか〕


{あぁ…}


〘はーい〙


〔えと、ここが稽古部屋……マナーとかお勉強とかレッスンをする所…担当はリックさん、〕


〘うわ〜広い!〙


{凄いな…備品も設備も一段と整っている…}


〔ご主人様と接するときのためのマナーもここで学ぶから、設備は一番整ってるんだ〕


〘え?ここの執事達は皆、執事学校を卒業済って聞きましたけど…〙


{俺もだ}


〔ヒトって…やっぱりボロが出る時があるからそれを防ぐためにもここがあるんだよ、〕


〔あとはここで執事学校の時のおさらいとかをするんだ……いついかなる時も学んだ事は忘れてはいけないから…〕


〔週に何回か…リックさんが講師の授業があるんだよ、テストをしたり…レッスンしたり…〕


〔さ、案内終わるまでもう少しだよ…次に行こうか〕


〘あっ、は〜い!〙


{あぁ…}


〔えっと…ここが統括主任室、クルト様はここで業務をしてるよ…、ここの前を通る時は静かに通らないといけないの…お邪魔になるからね、〕


〘うーゎ、一生通りたくない……〙


{こらアイシャ}


〘ちぇ…ッ〙


〔あはは…ここも御三方の部屋同様、中には入れないから次行こっか…〕


〘はーい〙


〔こ、ここの階は全部…応接室と談話室、あとは客室…とか、〕


〘おぉ〜ッ!広い…!〙


{こんな豪華な客室が…!}


{あはは…そうだよね…最初はビックリするよ、でも御三方の部屋の方がまだ煌びやかなんだ…}


〔僕も一回しか入った事無いけどとっても綺麗だったよ〕


{なんだって…、?!}


〘目、潰れちゃいますよ?!?!〙


〔そ、そうだね…あ、えと…案内するのは次が最後だよ、〕


〔最後は執事室…ここの執事達全員が寝泊まりする寮…〕


〔ここは今3階だけど…今から地下まで降りるんだ…〕


{地下?!}

〘地下?!〙


〔う、うん…執事室……屋敷の1階部分と同じくらいの大きさの階が地下に一つあるんだ…〕


〘屋敷の1階部分と同じ大きさって……えぇ?!〙


〔何分執事の数が多いから……〕


{数が多いなんてレベルじゃないぞ……?!}


〔でも…執事学校時代の時の寮生活とそんなに変わらないよ、〕


〘い、言われてみれば……?〙


〔まぁ集団で暮らしてるから執事達にとって地下は家、一階から上が仕事場って考えると良いかも……〕


{なるほど…}


〔さ、行こうか…ここは広いから早くしないと仕込みの時間が来ちゃうから〕


〘はーい〙


{あぁ…}


コツコツコツ……

コツコツコツ……



〔ほら…着いたよ、ここが…執事室〕

魔法使いの嫁 ーグレースケールの精霊ー

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