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可愛い君を魅力させたい...♡

第8話 - 待ち人来たり

1,203

2024年06月22日

#太中

#文スト腐

ヨミ

最終話です！

ではどうぞ！

⚠️太中⚠️

bl注意

ガチャン

中『…?』

俺は今、この場で最愛の人をなくしてしまった、その実感だけが俺の中に残った、もう怒りもない、ただただ後悔した

こんな時に、気付いてしまった、気付きたくなんてなかった、初めての恋心に、やっと…気付いたのに….

俺はその場から泣き崩れそうになった、けどまだ今なら間に合う、きっとさほど遠くには言ってない筈だ、泣きそうなのを堪えて部屋から出た

部屋の外には長い廊下が続いていた

周りを見回した、けど太宰姿はなかった

居たのはあの時女中の中で唯一俺に優しくしてくれた女中だった

中『….なんで..ｯ』

女中『これを…預かっていて…』

中『…?』

女中は俺に手紙を渡してきた封筒には【中也へ】と書いていた、俺はそれを素早く開けた

中『なｯ….』

中『….糞太宰….』

女中『中也さん….何も力になれなくて、ごめんなさい…』

中『いや、手前は十分力になってくれた…ありがとうな…』

女中は可哀想なものを見るような目で俺を見ていた、そして俺は覚悟を決めた、というより…諦めた、の方が正しいな

中『…今まで世話になったな』

女中『…いえ…』

数年後＿＿

太宰の家を出た後、俺は途方に暮れていた、けど道中たまたま前の職場の後輩にあった、そいつはBARを経営しているらしくそこに雇ってもらえることになった、その為、普通に生活出来ている

太宰から貰った宝石は肌身離さず大切にしている、太宰と一緒に居たという唯一の証だからだ

今日は懐かしさというものを感じながら太宰とあった道を歩いていた

鼻歌を歌いながら帰っていたら後ろから声が聞こえた、聞いたことのある声だった

すぐに後ろを振り返った、ここ数年でこの道には街灯が出来たため、相手の顔がしっかり見えた

俺はすぐにそいつに抱きついた、

そして精一杯の声で名前を読んだ

中『….太宰ｯｯ…!!!』

相手は俺の頭を優しく撫でてくれた

太『中也…』

太宰は俺を優しく抱きしめてくれた

太『待たせてすまないね』

中『ｯｯ….待たせすぎなんだよ….』

中『….会いたかった….』

太『ふふっ…私もだよ』

太宰の家から出て行った日

俺は太宰から貰った手紙をすぐに開けた

中『なｯ…』

【待っていてね】

中『…糞太宰…』

中『なんでこんな帰ってくんの遅くなったんだよ….』

太『王になるにはね、苦労したよ』

中『どういうことだ…?』

太『長くなるけど…聞く？』

太宰は俺の目に溜まった涙を指で優しく取り、優しい笑顔、声で俺に聞いてきた

中『聞く…』

太『そっか…』

そうして太宰は話し始めた

───────────────

コンコン

太『お父さん、開けて』

ガチャ

父さん『どうした？太宰』

太『そろそろ僕に王の座を譲ってくれても良くない？』

お父さん『う〜ん、そうしたいが、お前はまだ未成年、それに婚約者も決まっていない』

お父さん『俺もまだまだ現役、早くても3年なければ』

太『…じゃあ直球で言うね』

太『奴隷とかの主従関係の制度をなくして』

お父さん『それは駄目だ、うちの国の目的は子孫繁栄、少子高齢化をなくすためだ』

お父さん『その為にはこの制度は大切なのだ』

お父さん『わかってくれ』

太『….じゃあせめて奴隷と主を解除する方法を…』

お父さん『そもそもお前、なんで急にそんなことを？』

太『ｯ…』

お父さん『お前には奴隷をやっていない』

お父さん『まさかお前＿ｯ！』

太『わかった！！わかったから、』

太『これ以上詮索しないでくれ』

太『(このままだと中也にまで被害がいくかもしれない…お父さんは怒ると何をしでかすか分からない…)』

3年後

お父さん『婚約者は決まったか？』

太『うん、だからさ、早く私に王の座を頂戴』

お父さん『いいだろう、ちなみに』

お父さん『婚約者は誰に？』

太『….秘密！』

お父さん『そうか…お前のそんな無邪気な笑顔、久しぶりに見たぞ』

太『….そっか』

・

太『それで王になって主従関係を解除できるってことにして君の所へ来た』

中『ま、待て、婚約者って…』

太『…』

太『そんな不安そうな顔しないでよ！もー！』

太宰は俺の頭を撫でた

太『婚約者？そんなの決まってるじゃないか』

そう言って太宰は俺に口付けをしてきた

中『ｯ!?///』

太『君だよ♡』

中『は、ぇ….?//』

太宰はしゃがみ、俺の手を取り真剣な眼差しで言った

太『私と、結婚してください』

中『…あ、ぇ、な…//』

中『…俺でいいのか…?』

太『中也じゃなきゃ嫌だ』

中『….よろしく、お願いします…///』

太『！！✨』

太宰は俺を勢いよく抱きしめてきた、俺もそれが嬉しくて太宰を抱きしめた

太『嬉しい、本当に嬉しい…』

太『大好きぃ…中也大好き！！』

中『俺も…//』

太『これからまた一緒に暮らせるね♡』

中『うん…!//』

太『じゃあ帰ろうか、』

中『….おう！』

これでこの作品は終了です！！

ここまで見て下さりありがとうございました！

誤字や変なとこがあったらすみません💦

ではまた次の作品で！さようなら〜！！

この作品はいかがでしたか？

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うわぁぁぁぁぁｯ！！最っ高でした！！待っててねって太宰さんｯ貴方って人は......そこも好きだけど！！中也の為に王になるなんて、中也思いじゃないですかぁｯ！しかも婚約者中也って！もう最高過ぎます！！神作ありがとうございましたぁっ！！

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁｯｯｯ!!!😭 涙線崩壊しましたぁぁぁぁぁｯｯｯ!!!!!😭😭💕 ついでに口角も天空カジノ串刺しにして宇宙まで飛んできましたぁぁぁぁぁぁｯｯｯ!!!!（・∀・）ﾆﾔﾆﾔいつも神作をありがとうございますぅぅぅぅぅｯｯｯ!!!!💕✨ これからも頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃｯｯ!!!!📣✨

ヨミ

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