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一方、リーアンはあることを思い出した。
リーアンの回想シーン(2019年。リーアン(当時11歳頃。身長180cm)が台湾の台南市にある
台南国民小学校にいた時だった。
生徒A『リーアンって性格いいし、見た目の完璧のじゃん!!』
生徒B『投げキッスしてくれ!!』
リーアン『わかったわ!!行くわよ!!』と『チュッ!!チュッ!!』と言って生徒たちに向かって投げキッスをし、明るく気さくに振る舞っていた。無理をしてまで愛嬌を振り撒きながらリーアンはこう考えていた。
リーアンの心の声『なんで誰も私を個人として見てくれないの?本当の私の不器用な中身を見てよ…』
実家のアパートに帰っては弟アンアン(当時10歳頃)に『お姉ちゃん抱っこしてよー!!抱っこ、抱っこ、抱っこぉぉぉぉ!!』と抱っこをせがまれ続けたことで学校や実家でのイライラが続き、ドSな性格へと変貌するのだった。)
カイ「何かあったの、リーアン?」
リーアン「っまあ何でもない。台湾の小学校のマドンナになって辛いことを思い出したから」
カイ「それな!私なんて、今は200cm身長あるんだけど、秋田県の男鹿第一小学校にいた時184cmだったんよ。けど金髪で背も声(ミルキーな声)もあまりにも高すぎて私を女神様扱いして祭り上げてきたの。まあ明るさと『BPのBOOMBAYAH』を踊ってストレス発散するしかなかったんだよね。」
リーアン「カイにそんな過去があったなんて」
ファジン「それは、いいことだ。ストレス発散して踊りをするのは」と普段寡黙なファジンが口に出すのだった。
カイ「ありがとうね、ファン・ファジン。そう言えば、君が東京フリーク区に移住する前韓国のソウルにいたと言ったよね?どうしてたの?」
ファジン「今すぐ東京フリーク区へ移住しようと思った。私が通ってたソウルの公立高校で勉強についていけなかったし、外見だけでチヤホヤされる空気が苦手だったからな。韓国だと超学歴社会でいい大学に行かないと将来絶望すると思って移住を決意した。」
リーアン「ファジン、あなたはメイクとかしないと思うけどどうなの?聞いていいかわからなかったけど」
ファジン「メイクや美白なんて興味はないな。韓国人だから、女性だからって言う理由でそんなことはしたくない。世間が言う『韓国人はみんな感情的』だとも思われたくもない。私はこの鐺鈀(タンパ)を振り回して鍛えれば個性出せると思ったんでな。」
カイ「まあ確かに偏見って時には相手を傷つけてしまうこともあるよね。」
ミン「バシッと決めてやるぜ!!自称皇帝男の好きにさせてたまるかっての!!ねぇツェリン!!」
ツェリン「そうだよ!!ディー・ウェンシェンなんて奴は神様なんてつかない!!バチが当たるに違いないよ。」
アミナグリ「中国人として、少数民族タジク族の誇りとして、イランの誇りとして戦おう!!ねぇ、T!!」
T「ええ。仲間がやられたら、私とムラクモさん、カイさんの大和魂が黙っていませんからね!!いつまでも私も臆病ではいられませんから!!」
そして羽田空港から3時間後、
上海浦東国際空港(PVG)にたどり着くのだった。 1時間という時差があるものの時間の感覚を気にせずディー・ウェンシェンの邸宅に向かうようにいざ決戦の構えを心がけた。
コメント
5件
読了しました〜!第63話、仲間たちの過去と決意がぎゅっと詰まってて胸が熱くなりました。 リーアンが無理して愛嬌振りまいてた時の心の声「本当の私を見てよ…」に刺さりました…。小6で180cmって大人びて見られちゃうんだろうな。カイの女神様扱いエピソードも共感しかない。ファジンが「メイクや美白は興味ない」って鐺鈀振り回すスタイルはカッコよすぎる!それぞれの過去が今の強さに繋がってる感じがすごく好きです。 決戦前の静かな覚悟、最高でした。次も楽しみにしてますね🖤