『一緒に』
余命1日の病弱md
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・死ネタ
・短い
・現パロ
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一緒にゲームをしていると、らだおくんが急に口を開いた。
rd「緑さ、ほんと死ぬの、?」
md「うん、死ぬよ。」
rd「明日でしょ、?」
md「……そうだね、」
……あ、余裕そうに見えるって?
そんな訳ないじゃん、怖いよ。隠れてるだけ。
あぁ、もう終わってしまうのか。
この幸せが、この奇跡が。
rd「あれ、みどりくん?どうしたの、」
md「え、あ、ゴメン、」
コントローラーを持った手が止まっていた。
ゲーム再開しよう、と声をかけようとすると、
rd「____みどりくん、ねぇ、隠れてるんでしょ……?
怖い、よね、」
あぁ、やっぱり、やっぱり分かってたんだ、w
md「……流石、俺の旦那。」
rd「ふふ、嫁のことならなんでも分かるよ。
ねぇ、俺も、着いて行っちゃダメ?」
md「……
らだおくんは天国にいくけど、俺は、地獄にいっちゃうから、どうせ別れちゃうよ。」
rd「じゃ、もしそうだとしたら、
俺がみどりくんを引っ張って天国に連れていく。
それが無理だったら、俺も一緒に地獄にいくから。
ねぇ、いいでしょ、?ずっと一緒にいようよ、」
md「……らだおくんは、それでほんとにいいの。
アッチにいったら、俺、本当に離せなくなっちゃう、」
rd「いいよ。いいに決まってんじゃん、
俺も離すつもりないし、離すつもりないからこう言ってるの。」
md「分かった。……____________もんね。」
数日後、俺たちは崖に来た。
海に月が映っている。
rd「……みどりくん。」
md「ン、ナニ。」
rd「ありがとう。大好きだよ、愛してる。」
md「……オレモ、愛してる。」
『ありがとう』
俺たちは手を繋ぎ、声を合わせてそう言った。
そして、ここから消え去った。
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はい!!
如何だったでしょうか……?
ちなみに、
md「分かった。……____________もんね。」
ここ、ここは
『分かった。……病気なんかより、らだおくんと死んだ方が幸せだもんね』
と言ってる設定でございます、いちおう、、、、
コメント
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もう、言葉にできないくらい良い話過ぎて...( ´•̥ω•̥` )