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「え、クリスマスに欲しいもの?」
影片先輩といつもの様に私の家で過ごしていると、クリスマスに欲しいものを聞かれた。
「おん。もうすぐでクリスマスやろ?〇〇ちゃんにはいつもお世話になっとるし、お礼させてほしいんよ」
「いやいや!私が影片先輩といたくてやってた事だしお礼なんていいんですよ?!」
「でも!!おれがどうしても渡したいねん…!」
ただでさえいつもお世話になってるのにクリスマスプレゼントまでくれようとしてくれるなんて。申し訳無い。
「そこまで言うなら…」
今欲しいものはそれと言って無いし影片先輩と一緒いるだけで満足出来る。なら…
「…影片先輩を独占したい、です」
「え」
影片先輩が顔を真っ赤に染め、私も急に恥ずかしくなってきた。
「あ、今のは!!今のは忘れてくださ…!」
「ええよ」
急にベットに押し倒され、少女漫画の様に顎をクイッとされる。影片先輩の纏う空気は先程とは別人のようで琥珀と瑠璃の瞳がいつもよりも、まるで獣のように輝いていた。
「なんなら今すぐにでも出来ると思うけど…どないする?」
「…したい、です」
ああ、この瞳は恐ろしい。