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irxsパロ
薄暗い部屋の中。
鳴り響く時計の針。
唯一の明かりのブルーライト。
白「俺に、期待する人はいない」
「何をやっても、上手くいかない…」
ピーンポーン
時計の音がかき消される音量でチャイムがなった
ガチャン
ドアを閉め忘れていたらしい。
白「あ…」
部屋には、血液のついたカッターと机の上が埋まるほどの、エナジードリンクの空き缶
桃「白ちゃん?」
白「…」
桃「久しぶりに、顔を見たと思ったら…大丈夫?」
俺は、スマホの画面を使って自分の顔を見た。
今の俺は、酷く醜い情けない顔をしていた。
白「あぁ…」
「ごめん…」
桃「謝ることないよ」
ギュ
桃「へ?」
白「ごめん…なさい」
反射的に涙がでてきた。
白「桃ちゃんは、大切な人…いる?」
「桃ちゃんには、大切にしてくれてる人…いる」
「俺もう死にたいポロ」
「死にたいよぉポロ」
桃ちゃんは、一瞬驚いた顔をして言った
桃「白、笑ってニコ」
「白には、笑った顔が一番似合うよ」
白「へ…?」
桃「後さっきのだけど、俺の大切な人、」
白ちゃん
その言葉を聞いた瞬間白黒だった世界に色がついたように明るくなった
それと同時に、少し自分に自信の着いたように感じた
白「俺も、俺も桃ちゃんのこと、大切に思ってる」
桃「ありがとう!白を大切にしてる人は、俺だけじゃないよニコ」
「ほら!」
俺の視界には、
リスナー「白ちゃんのラップもっと聞きたーい!」
リスナー「最近浮上してない!癒し足りない!」
リスナー「何時でも、帰ってきてくださいね!」
赤「白ちゃん!大丈夫?早く赤と一緒にポタムしよ!」
水「白ちゃん!いむしょーは、一生終わらないんだからね!」
青「白にだぁ〜!待ってんで!白にだのラップ歌いたい!」
黄「白!心配させんなよ!何時でも帰ってこい!居場所は、ここにある!」
みんなからの、暖かい言葉だった
桃「ねニコ」
白「うんポロニコ」
----数日後----
赤「おかえり!待ってたよ!」
水「おかえり!帰ってきてくれるって、信じてた」
青「おかえり!心配したで!」
黄「おかえり!これから、無理すんなよ!」
桃「おかえり!一時期はどうなるかと思ったけど、帰ってきてくれてありがとう!白がいてこそのいれいす!」
赤水桃青黄「おかえり!」
*白「ただいま」*
メンバーは、嬉しそうだった。もちろん俺も嬉しい。
俺を必要としてくれる人がいて、しかも、ひとりじゃなくて沢山。
今は、自信を持って、 いれいす で活動している。いれいすは、一番の居場所。とても暖かいメンバーがいて、リスナーさんがいて、そして俺がいる。最高で最強のグループです。