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吉デン

R-15くらい

2000文字以下




今こいつ何て言った??

性欲の相手??


「な、なに言ってんだよ。

あれか、馬鹿になったか?」


「馬鹿ではないよ。」


いや、馬鹿だろ。

それよりこの状況まずい。

悪い未来しか見えねぇし、逃げねぇと。

でも、手は動かねぇし…。


「ちょ、一回落ち着けよ。

えーと…さっきの金返すから帰らさせろ!!」


こうなったら金で交渉だ。

これなら吉田も許してくれるはずだ。


「有り難う、でも僕はその金にあまり興味無いんだよね。

それに君はお金のためなら何でもしてくれるんでしょ?

じゃあ、君の仕事をちゃんと全うして。」


吉田が俺の首に顔を近づけた。

俺の首に唇を付けチュッと音を鳴らす。

首の一部が生暖かいため変な感じがし、気持ち悪くなり抵抗を必死にした。


「ちょ、やめろ…!!」


「デンジくん、俺の性欲の相手してくれたら10万あげるよ。

それでも駄目?」


「じゅっ…10万…」


その言葉は俺の脳に強く影響を与えた。

さっきので1000円だ。

10万という大きな数字に強く惹かれた。


「どう?

もし、これ以上の額が欲しいならあと10万払うけど。」


「そ、そしたら20万じゃねぇか。」


「うん、そうだね。」


ニコッと軽く言う吉田。

俺にとっては軽くなかった。

20万なんて何ヵ月分の金だ。

1回で20万と聞かされた俺の脳内には「しない」という選択肢がほぼ消えていた。


「じゃあ、20万でやる。

前払いだ、よこせ。」


「はい、どうぞ。

もうこれは君のものだよ。」


20万を手渡しで貰った。

今、俺の手の平には20万という札束がある。

一気にお金持ちになった気分だ。


「じゃあ、やっても良いよね??」


「あ、でも…」


吉田に対して何か言おうとしたが、生暖かいもので口を塞がれた。

何が起きてるのか把握できない。

数秒経った後、その正体が吉田の口だと気づいた。


「んんッ…ふッ……」


舌を入れてくる。

今俺は男とベロチューしてる。

気持ち悪い…だけど、吉田は経験豊富なのか上手くて、頭がフワフワする。

なんかムカつく。


「ぷはっ」


やっと終わり、俺は酸素を出来るだけ多く吸った。


「もしかしてキス初めて?」


「んなわけねぇだろ!!

ベロチューだってしたことあるし!!」


「…へぇ

慣れてない様子だったから初めてかと思った。」


こいつ俺のこと馬鹿にしてやがる。

ちゃんとベロチューの経験はある、それもちゃんとした女とだ。

まあ、ベロチューというよりゲロチューみたいだったけどよ。


そう考えてるとカツッカツッと靴の音が微かに聞こえた。


「おい、誰か来るぞ!!」


そう言っても吉田は手の力を緩めない。

俺はこんな場面誰一人として見られたくねぇのに。


「おい、よしだっ…んっ」


またキスをしてきた。

こいつ日本語通じねぇのか?

やだ、来るな来るな来るな。

ドアノブを捻る音が聞こえる。

あぁ、俺の人生もう終わったわ、女にモテなくなったわ。


……あれ、こねぇ。

でもさっき、ちゃんとドアノブの捻る音を聞いた。


「大丈夫、鍵は最初に閉めておいたから。

ここには誰もこないよ。」


吉田は鍵をポケットから出し、それを俺に見せる。


「じゃ、続きしようか。

時間も限られてるしさ。」


吉田が俺の服に手を入れた。

吉田が俺の腹を触る。

少し冷たくて、ビクッと反応してしまった。

触りかたが気持ち悪い。

徐々に上に向かってきて、俺の乳首にあたる。


「んッ…」


「ここ弱い?」


「弱くねぇよ!!」


「…そう

なら、もっと触っても大丈夫だよね。」


そう言い、両方触ってくる。

優しく指触ったり、つねたりしたり、爪でカリカリと好きなように触られる。

よほどキスが好きなのか、俺の乳首を触りながら甘いキスをしてくる。


「ん、ぁッ…ん”んッ…」


自分の脳に「金のため金のため」と言い聞かせている。

握る物が欲しかったが、屋上で固い床しかないため、吉田の学生服をしょうがなく握った。


「随分反応してるね。」


「はんの、ぅ…して、ねぇよッ…!!」


「でも、下はもうこんなになってるけど、大丈夫なの?」


自分の性器を見ると、服の上からでも分かるほど勃っていた。

それを吉田が指でツンツンと触る。

布越しでも触られると少々反応してしまう。


「デンジくんは嘘をつくのが下手みたい。

言葉では嫌と言ってるけど、近くに模範解答があるように、こんなに分かりやすく反応してる。」


「ちがっ…」


「違う?

何が違うのかな?」


ニコッと不適な笑みを浮かべながら、ベルトを取られた。












文字数えぐいんで次回

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コメント

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続きが気になりすぎて無理

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