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───接し方───

「腕を出せ!」いつものように言われるセリフ。言葉のバリエーションがないなと、バカにしながらも、腕を出す。

「お前は、大丈夫だ。」ニッコリと不慣れた感じで不気味な笑顔で言われた。当然気持ち悪い。 ボロボロには、違いないが他の人より気持ち白く綺麗な服。三食しかなかった食卓は、変わらないが少し多くなったご飯。怒鳴られる回数。 大丈夫と言われたが、はじめて悪いことをしたかのようにドクドクと、心臓が傷む。 特別なことをした訳でもないのに、兵の人に特別扱いをその日からされた。

 しかし、特別扱いされるのは、おかしい。俺は、今まで悪いことやいいことをしていないからだ。 平凡で目立たずかつ、静かにしていた。特別なことでやっているとすると、日記を書くことだ。 それ以外は、何もやっていない。

「あげるよ。」少しばかり、豪華になったご飯をハヤカにすすめる。優しくしたとかではなく。ただただ、1人だけ特別なのが嫌だったのかもしれない。

 慣れない、兵の人の態度に頭痛が走る。でも、“兵“の接し方には、慣れている。従えばいい。

 段々と兵の気味の悪い態度になれた頃。施設の中は、少しばかり騒がしくなった。

一年に一度程度ある。家畜の中でも運命が変わるイベントがある。イベントと言っても、そんなに日常は、変わらないが、家畜の中でわ、盛り上がっているのかもしれない。それは、吸血鬼の味見。吸血鬼達は、家畜の小屋に来て、家畜の血を味見する。ただ、それだけのことだが、家畜で選ばれる子がいれば、その子は、もっといい施設に行けるかもしれない。

俺は、5年以上ここにいるが、そんなやつは、いなかった。そして、今回も。そうなるだろう。

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