マッ腐ル他カプ

こんにちはー！！！これパ右じゃないのはなんか許してください最後にちょっとだけ大事そうなお知らせしまーすやる人にはなんか大切なやつ

それじゃ初デリセル書き！！お手柔らかに！！どぞ！！

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ある日のこと、セル・ウォーは1輪の花を持って城を歩く。

───────彼、デリザスタに渡すために。

貰ってもらえるとは思っていない。ただ、少しでも想いが伝わればいい、それだけの事だ。そんなことを考えていればふと、目の先にはデリザスタがいることに気がつく。

「あっ…、デリザスタ様…！」

距離が遠かったのだろうか。言葉を耳にもしない彼の姿が遠く、小さくなっていった。

────────あーぁ、また、やり直し。

なんて、いつもの軽い後悔を脳内によぎらせ、渡そうと想定していた花を、花瓶へ生ける。彼の様に黄色で綺麗な1輪のバラ。これまでもこのような事が沢山あり、遂には10輪以上生けてあるのでは無いかと思う。

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それを長時間見る暇もなく、ファーミン様やら、ドゥウム様やら、ドミナ様やら…沢山の人に名前を呼ばれる。そのお呼ばれを放置することなど自分には出来ない。

────────相手は格上。お察しの様に殺されてしまう可能性が捨てられないから。

その生けた花をその場に置きっぱなしにして、さっさと命令を聞きに行く。

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デリザスタは、先程の花瓶の前で睨めっこを続けていた。日に日に1本ずつ増えていく黄色いバラの花。デリザスタから見ると、それはセルをふつふつと連想させる。あいつに渡せば喜んでくれるのだろうか。受け取らないようなら無理矢理にでも渡すが、喜びは無理矢理などの力任せで解決することでは無い。我ながらいつもの自分はどうしたんだろうと思う。

────────まぁ、渡してみなければ分からない。

そう自分の中で意気込み、10輪以上のバラから、綺麗なものを厳選しそれを持ちながら目的の人物を探しに行くことにした。

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疲れた。その感情を表情に出しながら長い廊下を歩く。

「セル坊！」

聞き覚えのある元気のある発声が耳を通り過ぎる。そう考えているうちに、彼は僕の前に立っていた。

「今時間ある？」

「はい、大丈夫です」

「えっと、それじゃあ…」

そう探し物を探している姿を少し見せ、サッと目の前に花が現れる。

「これあげる！」

それは自分のあげようとしていた花。黄色のバラであった。

「…それは…どこで手に入れられたのですか？」

「え？なんかそこら辺にあった花瓶」

「…それは黄色のバラが何本も入った…？」

「そーだよそれ！分かるじゃんセル坊〜」

まぁ僕が渡そうとしてた花を生けてるんだからな、と思った。

「で、貰ってくれんの？」

「それはもう…」

「そ！じゃあ良かった！」

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花を片手に、長い長い廊下を歩く。すると、特徴的に着飾られている服、金髪マッシュの彼が前を歩いていた。迷いの感情は無いものだと脳からかき消し、整然を装い、目の先の彼に声をかける。

「セル坊！」

驚いて時が止まっているような彼の目の前に立ち、再び声をかけ直す。

「今時間ある？」

「はい、大丈夫です」

再び時が動き出した彼は大丈夫、と声を出した。

「えっと、それじゃあ…」

本当は手に持っているが、少しの勇気付けの時間を稼ぐために探すフリをする。

「これあげる！」

そう言い目の前に差し出した物に驚きを隠せないでいた。

「…それは…どこで手に入れられたのですか？」

まだ少し驚いた顔で声をかけられる。

「え？なんかそこら辺にあった花瓶」

本当にそこら辺にあった花瓶だ。

「…それは黄色いバラが何本も入った…？」

「そーだよそれ！分かるじゃんセル坊〜」

など、色々な特徴を聞かれ、少し痺れを切らしてしまい、

「で！貰ってくれんの？」

と話を変える。

「それはもう…」

「そ！じゃあ良かった！」

その黄色いバラを彼に手渡すと、彼に少しの笑みが浮かんだ。

────────…そういえば、何故特徴を聞いてきたのだろうか？申し訳ないが、彼にそーいやなんで特徴聞いてきたの？と話しかける。

「そりゃあ…僕の花ですもん」

少し渋る様に返信された。

「…っは！？えっ！？おれっちただのクズって事！？」

「まぁ…簡単に言えばそうなんじゃないですか？」

そう言う彼はクスリと笑っていた。

「……そういえば、黄色いバラの花言葉をご存知ですか？」

「えーしらね、なんなの？」

「友情、平和、感謝など…あと、愛の告白って花言葉があるんですよ、」

「へー…セル坊は何目的でこれ集めてんの？」

「集めてると言うか…ある人に渡したくて…」

は？渡したい人？と、謎に嫉妬している自分がいた。

「…それって誰？」

気づいた時には聞いていた。

「あっ…その…」

「ねー、誰？」

「でっ、デリザスタ様ですよ！！」

「えっ…！？へ！？いやっ！？花言葉は何を伝えたくて！？」

「…愛の告白…ですかね…」

彼の顔は赤く林檎のように染まっていた。多分自分もそうだろう。

「それって…告白って事…！？」

「…まぁ、…はい」

「えっ…これ返事いる？」

「良ければ…？」

「…っそんなん！おっけーに決まってんじゃん！！」

そう言う時には、彼を抱いていた。

「あはは…それは良かったです」

そう言う笑顔の彼の大切に持っている花は、陽の光を浴びて、キラキラと輝いていた。

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それでーやる人には大切ってお知らせはーリクエスト受け付けようかなって思いまして、なんかあればお願いします！マッ腐ルのカプならなんでも書きます多分、センシティブありならなんか言ってください！よろしくねー楽しみに待ってまーす！

それでは！！