テラーノベル
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⚠︎︎学パロ・左右曖昧ですが製造ラインはfurmです・なんか付き合ってます・文才もなにも無いので読みづらいかもしれません・誤字脱字があると思いますが、心の目で見てください…
「…あ」
「どうかした?」
放課後に、りもこんに誘われて二人で行った商店街で
急にりもこんが立ち止まった。
「いやほら、あそこ。」
指を指された方を見ると、何やら見慣れない店があった。
「最近まで工事されてたんだよね、多分…新しい店だと思う。」
遠くから店内を目を凝らして見てみる感じ、ショーケースの中にはキラキラと輝く宝石があり…
新しくできた店は、言わば ジュエリーショップのようだった。
「…ね、寄ってみていい?ちょっと気になる そろそろ雨も降るっぽいし 雨宿りって事でさ!」
「ん、いいよ!」
話し合って、ちょっとジュエリーショップに寄ってみることにした。
『おー…』
新しくできたばかりの店だからか、店内はとても綺麗で 人が多い。
「宝石店って、なんか勝手なイメージだけど人少ないイメージあったけど意外といるもんだね〜……」
「そりゃねー…」
店内を見て回ってると、妙に人が固まっている所を見つける。
「…あそこ何があるんだろ ?」
「……指輪っぽい?」
指輪といえば、プロポーズの定番なアイテムだろう。
「この時期だし…なんか 人が集まるのも納得。」
そう、今は6月で 俗に言うジューンブライドの時期だ。
6月に結婚する花嫁は幸せになれる…なんて言い伝えで
多くはこの時期に結婚をするらしい。
「…なんか、いいよね 指輪って。…憧れる。」
「……」
「…え、あっ違くて!? 別に結婚とかに憧れてる訳じゃなくてさ…なんか、ただ指輪っていいなーって思っただけ……」
「…いや、それ言い訳したら余計怪しくなるだろw 」
慌てた表情をしていたりもこんが「あぁ、そっか…」と言いながら落ち着きを取り戻す。
「…でも、気持ちは分かるよ
指輪って綺麗だし…憧れるのも。」
「…よ、よかった〜…… なんか誤解されてたら腹立つ所だった」
「いやなんでだよw」
しばらくすると、りもこんが言った通り 雨が降り始めて
外にいる人たちは揃って店に入って雨宿りをし始める。
雨が落ち着くまで、外に出ることもできず目的もなく宝石店の中を見て回る。 しばらくすると、りもこんが肩を叩いて、何故か小声で話しかけてきた
「…ねぇ、俺ら浮いてない…?」
確かに、店内を見渡すと 見るからに大人の男性と女性ばかりだ。
「今更だけど、絶対制服で来るところじゃなかったよね……?」
「せめてサングラス付けとくべきだったよな〜…」
「サングラス付けてもでしょ…」
外をちらっと見ると、先程よりかは雨が弱くなっていたので、一旦外に出る事にした。
「ね、ふうはや 傘もってきてる?」
「……朝 予報見てないんだよね」
「詰んだ〜…あっ、そうだ
百均寄って傘買わない?すぐそこあるしさ」
たしかに、この雨の中 傘無しで歩く訳にも行かないし ずっと雨宿りしてる訳にもいかないから、百均に寄ることにした。
「えーっと…傘どこら辺に置いてあるんだっけ」
二人で 傘を探すため店内をぐるぐる歩き回る。
店内全体に目を通してると、ある品が目にはいる
(…おもちゃの、指輪……)
駄菓子屋とかでよく見る感じの、安い指輪だ。
こんな指輪で喜ばないとはわかっているけれど、見かけてから ずっと 「指輪に憧れる」と言った時のりもこんの顔がフラッシュバックする。
「…りもこん、ごめん 俺ちょっとほかに買いたい物あったから傘探し任せていい?」
「うん、いいよ〜任せな!」
「…ごめん、傘探すの遅れちゃった! 残り一本で見えづらくて……」
「いいっていいってw 別に、そんな待ってないし」
「……ふうはや、なんか他に買うものあるって言ってたけど何買ったの? 嫌なら言わなくていいけどさ……」
不思議そうな顔でりもこんが 俺が手に持っている袋に視線をやる
「あぁ……
…りもこん、ちょっと目瞑って手出してくんない?」
「えっ… ごめん、人殴るのは慣れてなくて」
「いやその手を出すじゃねぇよw」
笑いながら、目を瞑って りもこんが
いつもは萌え袖で隠れている手を出す。
こんなにも無防備なりもこんを見れる日は、中々ないんじゃないか?と思いながら 袋から指輪を取り出して
りもこんの薬指にはめる。
「……えっ、」
「はい、目ェ開けていいよ」
「う、うん…」
りもこんが恐る恐る目を開き…開ききったと同時くらいのタイミングで 驚いた顔でこっちを見る。
「ふ、ふうはや…これ」
「…指輪。流石に学生だし 本物は買えないけどさ〜
……なんか、せめて気持ちだけでもって。」
「……っ、ふうはや…!」
りもこんが 抱きついてきた。こんなに強い力あったんだ、と関心するほど、強く。
「…っごめん、ちょっと今 絶対みせれない顔してるっ…! 」
雨が降っているせいで気づくのが遅くなったけど、たしかに だんだんりもこんの顔がある辺りが濡れてるような気がしてきた。
「…別に、見せてくれていいのに?」
「そういう問題じゃなくて〜…っ!」
グズグズと 鼻水をすするような音がする。
しばらくして、落ち着いたのかりもこんが俺から離れていく。
「……っ、ごめん なんか……感極まっちゃった」
雨のせいか …涙のせいか ビシャビシャに
濡れて、目元が腫れたりもこんが 笑って言った。
「…なんか そんな喜んでもらえるとは思ってなかったな……」
「え゙っ…嘘でしょ!?」
「いや本当だってw
…指輪って言っても、やっぱ本物の方いいんだろうなって思ったし……おもちゃだし…なんていうか 子供騙しかなって」
バチンッ!!と デコピンされた音がザーザーと降り続ける雨の音に混ざる。
「痛ぁ!?」
「別に物自体の価値なんてどうでもいいに決まってんじゃん
…それに、わざわざ 俺のために買ってくれたってだけで嬉しいし……」
「りもこん…」
ずっと悩んでいた事が、すっぽりと抜け落ちたように
心がスッキリした。
それと同時に…心做しか
雨足が弱くなった気がした。
「…そういえば、なんで宝石の部分が赤いの買ったの?」
「え?…あー……
りもこんの 誕生石だし…あと、りもこんの片目って赤いじゃん。…だから。」
「わ〜…キザっぽ〜……」
「うるせぇな〜…」
2人でケラケラ笑いながら、もう少し 雨足が弱くなるのを待つ。
「…この調子で止んでくれたらいいんだけどなー」
「それ、傘無駄じゃん
…ま、ぼちぼち行こっか 弱まる気配ないし」
「ね〜…」
二人で一緒の傘に入って、帰路に着く。
帰り際に、百均の中をチラッと見た時に気づいた
(…傘、まだ数本売ってあったんだ)
コメント
10件
それと相合傘したくてわざと1本しか買わなかったところから、rm氏からもしっかり矢印飛ばしてるのが伝わってきます。両想いサイコ〜!!!! あとついったーやってらしたんですね!?IDのご提示まじでありがとうございます。僭越ながらフォロリクさせていただきました。
うっとりとした(であろう)rm氏の顔を思い浮かべで与えようと即決めて買いに行っちゃうfuに惚れそうです!ぜったい大人になってからのプロポーズも赤い石(となんなら水色の石も一緒に)埋め込まれてる指輪用意してfuからしてくれるんでしょうね😌💕
宝飾店って買う予定無い限り入店差し控えがちなお店なのに、たしかにこの二人の場合入りたいと思ったら軽卒に入っていくの想像できますww明らかに場違いな放課後デートで入ってきて後から居た堪れなくなってるfurmを見てにんまりする店員スタッフになりたい…