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《…ミッション確認しました。
これから向かいます。》
?「すみません…ここのお城って、あの大きなお城で合ってますか?」
?「嗚呼、合ってるよ。
お嬢さん。」
レオン?「ありがとうございます。私、この国に来たの初めてなので、わからないことが多くて…」
?「良かったら案内しようか?」
レオン?「良いんですか!?是非お願いしたいです!」
ルズ「いいってことよ!お嬢さんお名前は?俺はルズ。」
レイン「私はレインと言います。よろしくお願いします。」
ルズ「ここが八百屋さ。コイツが店主のアリザ。」
レイン「初めまして、レインと言います。」
アリザ「いらっしゃい!ウチはこの国1の八百屋さ!野菜や果物が欲しかったらいつでも来るといいよ!」
ルズ「国いちィ?なに言ってんだ。そんなたいそうな店じゃないだろ。」
アリザ「んなっ!失礼な!ウチは鮮度の良い野菜がほとんどだし、この辺では採れない貴重な果物だって売ってるんだぞ!?」
ルズ「へいへい、そうだな。まあそういう事だ。」
レイン「ここいろんな果物を売ってるんですか…凄いですね…あ、林檎天(リンゴアメ)ってありますか?」
ルズ「りんごあめ?菓子は売ってないぞ?」
アリザ「バッッッカ野郎。そっちなわけ無いだろ。林檎天って言うのはなぁ、こっからずーーっと東に行った所にある、あああ村の特産品だよ。」
レイン「そうです!それです!こっちだとまだあああ村って呼ばれてるんですね。」
アリザ「あれ?名前変わったのかい?」
レイン「はい。あああああタウンという名になっています。ですがあああ村の方が伝わりやすそうですね。」
ルズ「んで?そのりんごあめってやつはあるのか?」
アリザ「いや、あああ村は謎が多くて出てくる人も少ないから、輸入が大変なんだ。なんならあああ村自体、本当にあるのか怪しかったぐらいだし。」
アリザ「最近林檎天でやっと存在がハッキリしたぐらいだよ。」
ルズ「つまり無い、と」
レイン「そうですか…ちょっと残念です…」
ルズ「残念だってさ。」
アリザ「お前は何様なんだい。」
レイン「故郷の味が食べれるかと思ったのですが…」
アリザ&ルズ「「……故郷の味…?」」
アリザ「レ、レインってあああ村の出なのかい…?」
レイン「え?…はい。言ってませんでしたっけ?」
アリザ「言われてないよ!!」
ルズ「へーん…あああああタウンってどんな所なんだ?」
レイン「皆個性豊かですけど、良い人ばっかりです。科学も進んでると思いますし、差別…とかもほとんどないです。」
アリザ「めっっっちゃ良い所じゃないか!」
ルズ「デメリットは?デメリットデメリット。」
レイン「う~ん…あ、よく襲撃がありますね。」
アリザ「え、怖。」
ルズ「やっべwww」
レイン「皆がある程度戦えるので被害はほとんど無いですけどね。」
アリザ「」
ルズ「wwww」
ルズ「一回行ってみたいなw」
レイン「! 是非!」ニコッ
ルズ「ここが宿屋さ。ここのおじさん、めっちゃ怖いけど、めっちゃいい人だから。」
レイン「へぇ……わかりました!今日一日ありがとうございました!」
ルズ「いいのさ俺がしたくてやってるんだし。」
レイン「そうですか、でも本当にありがとうございました!」
ルズ「おう。また明日。」
レイン「…ええ、また明日。」
部屋にて
レイン「ハァ”ァ”ァ”ァ”……」
レイン「キッッッッッッッッッツゥ……」
レオン「女声は高くて喉が…」
レオン「えっと…明日は城に潜入して情報を盗めれば良し、メイドになれればもっと良し…と。」
レオン「こういうの餅の方が向いてるんじゃないのぉ?なんで僕なの???」
レオン「まあ?僕の方が美人だけど?あのメンツで一番臨機応変できるのは餅では…?」
レオン「待て、考えれば考えるほどわからん。てかまずなんで他国の情報が欲しい?なんで???」
レオン「はぁ…おやすみ。」
コメント
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ヨシアさんw アイコンガチ草ww