雰囲気ぶっ壊したくないので早めに書きます!
どうぞ!
kn「………」
shk「って..!」
雑にベットに投げられる
shk「……くそ…ッ」
俺は涙でほぼ見えない目をこすってまた彼を睨む
無駄に逃げたり蹴ったりしても、欲求を更に掻き立てるだけだ
kn「……..あのさぁ…自分が何したか分かってんの…?」
顎を掴まれて冷たい視線を掛けられる
怖い。恐い。
あんなに温厚なきんときが
いつも笑ってニコニコしてて穏やかで優しいきんときが
俺の大事な彼氏が
shk「…ッ…」
怖い
kn「…..無神経だよね」
「あんなの目の前で見せられて俺が何もしないはずなくない..?」
「なのになんでそんな目してんの..」
俺は恐怖と同時に込み上げてくる
怒り
を必死に押さえた
第一、こんなことになったのも
一番の問題も
きんときじゃねぇか
浮気したのに
他の女とヤったのに
そんな体俺に入れんじゃねぇ
何自分が被害者ぶってんだよ
kn「………」
彼は無言でジャージを脱いだ
いや、脱ぐより「捨てる」と言うような表現が正しいだろうか
きんときの獲物を狩るオスの目はいつものきんときとより遠くみさせた
kn「……..」
何も言わない恐怖と怒りで俺は動けない
kn「…涙目で睨むなんてシャケも随分煽り方が上手くなったよね」
ぐいっと近寄られる
shk「…やめろ..ッ..!!」
俺は反射的にきんときを退けた
kn「………!?
……….シャケ….?」
きんときは少しおど驚いた後、
また冷たい視線を俺に向ける
kn「……………はぁ….」
小さなため息が聞こえる
違う俺が求めてた夜はこんなものじゃない
お互い怒りをもってするなんて不快極まりない
俺はもっと…
俺は…ッ…
俺が好きな…!
shk「俺が好きなきんときはッ..!!こんなんじゃない..ッ」
彼に抱きついて少し上にいる彼を睨む
kn「シャケ..!?」
shk「もっと..ッ…前まで優しかったのにッ..」
俺は溢れる涙をきんときのシャツに滲ませる
shk「きんときッ….もっとかっこよかったのに!」
ぐっと彼のシャツを握って
俺の力を振り絞って必死に訴えた
shk「俺はッ!!俺はぁッ…もっと優しいきんときが好きッ!」
「今が嫌いって訳じゃないけど…ッ怖いんだよ!」
俺は握っていたシャツの手を離してきんときにぎゅうっと抱きついた
shk「…そんな….怒んないで…?…俺が…悪かったから…ッ」
あんなきんときは見たことがなかった
kn「……シャケ…..」
きんときを見上げると
kn「….ごめんね….」
優しい葵い目が戻って来ていた
kn「俺….嫉妬でおかしくなってた…ごめんね…」
shk「うっ….きんときッ!!きんときぃッ…」
顔を彼の胸に納める
kn「………….シャケ….」
俺の頭を体をきんときの腕に包まれる
さっきまで怯えていたのとはうってかわって
俺はきんときに抱きついた
そして
shk「……..でもお前、浮気したよな」
空気をぶっ壊すように俺は言った
kn「….え?あ~!!あれ、….俺がシャケに甘えて欲しくて……」
「妹にそういうLINEしてって…言ったんだよね….」
気まずそうに話すきんとき
何いってんだこいつ
shk「はっ?嘘つけよ」
kn「う~ん….嘘じゃないんだよねぇ…」
shk「じゃあスマホ貸せ」
LINEでやり取りしてるんならそういう履歴が残っているだろう
shk「……..」
この期に及んでまだ浮気を認めねぇのかよ…
履歴あったわ
普通に
shk「………は…?」
kn「ゴメンナサイ」
shk「何で言わなかったんだよ!!」
俺はきんときに威嚇をした
kn「いや、シャケが!!話まともに聞いてくれないんだもん!!」
「浮気だーって決めつけてさ!!」
shk「浮気だと思うだろ!」
kn「はぁーあ…..w…..まぁいいや」
「浮気してないのは分かったでしょ」
shk「そう….だけど….」
「ぶるーくは….なに…?」
kn「……俺が言ったんだよねぶるーくに」
「シャケに甘えて貰いたいって相談したんだよ」
shk「何であいつが俺にキスするんだよ」
kn「知らねぇよ….」
shk「あと、甘えて欲しいって何だよ」
「俺甘えてただろ」
kn「いやいや!!いやいやいや!!」
「俺は寂しかったんだから….」
kn「その為にシャケにちょっと冷たくしたり話し掛けなかったり」
「色々したのに….」
shk「……………..w」
“浮気じゃなかった”
その事実ときんときの子供っぽさについ頬が緩む
kn「なに笑ってんの…..俺は本当に寂しかったんだから…」
shk「きんときって結構子供っぽいよね」
kn「はぁ???俺は大人のお色気満載ですけど??」
shk「まぁ確かにエロいしドスケベだけどさ」
kn「ん???」
shk「wwww」
kn「はぁ..本気で考えたんだからね」
「結構ぶるーくってシャケにベタベタしたりするからさ」
「まぁ….メンバー問わずだけど」
shk「うん」
kn「…….本当は….俺よりぶるーくの方が好きなのかなとか…」
「結構がちで考えたし….」
shk「………w」
俺はその言葉を聞いた途端きんときにもたれ掛かった
kn「わっ!!」
shk「確かに俺はあんまり自分から甘えたりしねぇけどさ」
いつもなら恥ずかしくて言えなかった言葉
いつもならからかわれそうで言えなかった言葉が
何故だろう
shk「どこに行っても、転生しても、死んでも」
「一番俺が」
きんときのこと”好き”だから
今なら言えるのは
kn「………….w」
kn「俺もだよ….シャークん…」
俺達は静かな夜に静かに唇を重ねた
お互いの体を抱き締めあって
お互いの肌をなぞっていく
もし仮にお前が急にモテても
一番俺がきんときのこと好きだから
これからも二人で
誰にも奪えない
誰にも化かせない愛を
創っていこうな
happyend!!
見てくれてありがとう!!
コメント
33件
最高です😭😭😭めちゃくちゃ好きです!!!!
(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァコレスゴイ!!(ちょっと何言ってるかわかりませんね。けどすごいとは言ってます(???))
本当に神かもしれない いやマジで冗談抜きで( ? ) 久しぶりに感動して泣いたかも 完結おめでとうございます- ̗̀ 👏🏻👏🏻 ̖́-