僕は中也のことが好きだ、それは勿論恋愛対象として.
あの夕焼け色の髪も青色の瞳も…全部ぜんぶ僕のものにしてしまいたくらい
…だけど今のところ中也が僕のことを好きだという確率は、0%.そう!中也は一向に好きになってくれそうな気配がないんだよ!!
…そりゃあ僕も日頃の行いがちょ〜〜〜っとだけ悪いかなーーなんて思っているけど、けどぉ!0%は酷すぎる、中也の眼中を疑うよね.だってこんなに美少年の僕を頭脳明晰のこの僕を!!全く好きじゃないだなんてッ!見る目がないにもほどがある
そんなわけで僕は梶井さんにお願いして中也がどれくらい僕のことを好きなのか、ましては嫌いなのか、人の好感度が見える薬を作ってもらった.これを見ながら中也の好感度を上げていけばいつしか中也と付き合えるときがくるかも!!というわけで 一旦今の中也の好感度がどれぐらいであるのかを確かめてからそれに基づいて作戦を立てていこうと思う
「そうと決まれば早速中也頭の上を見に行かなくちゃねぇ…」
「中也ッ!!」
『うおッ…んだよ糞太宰 』
「ちょっと頭の上み〜せて☆」
『はあ??なんで頭の上を見る必要が…』
「いいからもっと見やすいように屈んでって、嗚呼そういえば僕のほうが中也より背が高かったねぇ…屈んでもらわなくとも余裕で見れたよごめん、ごめん」
『イラッ…よし太宰歯ァ食いしばれッ』
「そんな、手を出そうとしてくるなんて酷いよ中也…僕泣いちゃうよ??」
あ、そういえば中也をからかうことに夢中で好感度を見てなかった、もう、僕ったらおっちょこちょいなんだから!そんな僕もかわいいけどね!!
えぇ〜と、中原中也君の好感度は……
好感度/−100
まいなす100か…………ん?????Minus100?…−100!?!?!?うっそでしょ…好感度にマイナスがあるかどうかはどうでもいいとして…−100はえ?見間違いだよねそうだよね、見間違い見間違い…
好感度/−100
うん、うん、うん………え、やばくない??いくら中也に嫌われていると言っても好感度5ぐらいはあるかなぁ〜とか思ってたのに…5どころか0よりも低いじゃないか!!あぁ…僕が中也と付き合う未来がだんだん薄れて…
『…おい、糞太宰.…手前、大丈夫かよ?急に黙って…』
「………だいじょ〜ぶじゃないかもだけどだいじょ〜ぶだよ…」
『どっちだよ!…、まあいい…俺はこれから任務あるからじゃあな』
「はぁい、いってらっしゃーい…」
………え、今の中也の態度でも−100なの?好感度が−100になるくらい僕のことを嫌いなのに僕の心配する?普通
…まあ、中也ならありえる…か??
あ〜〜もういい!好感度が−100でも−1000でもなんでもいい!!絶対100まで上げてみせるから、覚悟してよね.中也!!
次回の中也の好感度
−100から+150上がるor−150下がる
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