注意⚠️
・まだ🌈🕒️に沼って二年も経ってない新人寄りリスナーが書いたものです
・口調迷子
・一人称、二人称捏造の可能性有(極限まで追求はしました)
・🍱🦖✕🥷🔫要素しかない
・ここから先伏せ字無し
それでも良い方のみ先へGO!!!!
🍱🦖視点
東の拠点で鼻歌を歌いながら料理をしている僕を見て、リトが不審に見てくる。
🌩️🦒「…なんか、いつもよりテンション高くね?なんかあった?」
スマホを片手にそう聞いてきて、待ってましたとばかりにうきうきしながら答える。
「今日の任務の後、3ヶ月ぶりにカゲツきゅんに会いに行くんだ〜!ほら、西と東の間にでっかい山があって会うの難しいじゃ〜ん?お互いヒーローだし!」
「でもでもでも!ようやく任務も落ち着いて飛行機のチケットも取れたから!」
🌩️🦒「あ〜。」
「超楽しみなんだけど〜!え、唐揚げとか作ってったほうがいい?あ、でも飛行機の中に持ち込めないか〜!」
🌩️🦒「いつもより明らかにテンション高いなとは思ってたけどよ…。」
「当たり前じゃん!世界一可愛い恋人に会いに行くんだよ!?そんなんテンション上がるに決まってんじゃ〜ん!」
🌩️🦒「…まああれだ、楽しんでこい。」
「もちのろん!名残惜しすぎて西から帰ってこられないかもだけどよろしくね〜?僕がいないからって泣かないでよ?」
茶化すようにそう言うと、リトは心底どうでもいいとでも言いたげに、気だるげに
🌩️🦒「おー。」
とだけ返事する。
僕とリトのやり取りを聞いていたのか、マナとテツも駆け寄ってくる。
🐝🤣「ウェン西行くん!?ええな〜!俺もライに会いたいわ…。」
「いいでしょ〜?」
🐝🤣「ライによろしく伝えといてくれ!」
「りょーかい!」
🤝「楽しんできてね!任務が来たら僕たちでどうにかしておくから…!」
「え〜いいの〜?まじ助かるんだけど!これで心置きなくカゲツきゅんとイチャイチャできる〜!」
「でも、さすがに何もしないってのはモヤッとするからなんか一つくらい残しといてよ!」
🤝「わかった!」
そうこう話している内に旅行の準備が終わった。
それなりに大きなスーツケースを起き上がらせ、拠点の出入り口のドアに手をかける。
時刻は飛行機が飛び立つ2時間ほど前。
今から空港に向かえばちょうどいい時間だろう。
「そろそろ行ってくるよ!ご飯は…唐揚げだけなら作ったからよかったら食べてね!」
🐝🤣「楽しんできてな!」
「あたりまえ〜!」
「じゃ、行ってきまーす!」
拠点のドアを開ければ、いつも通りの見慣れた光景が広がっていた。が、なぜかいつもより輝いて見えた。
公共交通機関を乗り継いで、空港に到着する。
腕時計を見れば時刻は搭乗時刻の1時間前。
お土産を見るくらいの時間はあるだろう。
…そこから、お土産ショップで時間を潰し、のんびりと飛行機を待っていた。
気づけばもうすぐ搭乗時刻。
西のみんな分のお土産と、カゲツくんにあげるお土産を買って、軽い足取りで搭乗口へ向かった。
「つ…着いた〜!」
東の雰囲気とはガラリと変わり、古風な街並みが広がる。
霞がかったような、幻想的な雰囲気なここは、少し現実離れしているように感じた。
「確か迎えに来るって言ってたんだよな〜…。」
周辺をくまなく見渡す。
あの白い髪の毛はすぐにわかりそうなものだが…。
「…ん?」
目を凝らして見てみる。
(…あの遠くにいるの、カゲツくんじゃ?)
白くふわふわしている髪の毛、平均身長よりほんの少し小さな身長、何よりあの独特な可愛い雰囲気。
間違いない。あそこにいるのが僕の最愛の恋人…叢雲カゲツだ。
(どうせだし、少し驚かそっかな〜。)
思い立ったが吉日。
カゲツきゅんにメッセージを送る。
『今着いたよ〜!どこにいる?』
『まだ裏口の方。今からそっち向かう。どこおる?』
『どこでしょうかー!』
そう送った瞬間、駆け足でカゲツきゅんに近づく。
カゲツきゅんがもう一度スマホに視点を落としたところで、カゲツきゅんの肩にぽんと手を置いた。
「カーゲツきゅん!」
「わ、なんや…って、赤城やんけ…驚かすなよ!」
「ごめんね〜?カゲツきゅんの驚いた顔が見たくって!」
「まったく…………久しぶり、赤城。」
「…!うん!久しぶり!」
久しぶりに会えた、最愛の恋人。
感情が先行してしまい、カゲツきゅんの頭をガシガシと撫でる。
「…」
どうやらカゲツきゅんもまんざらではないらしい。
抵抗せずに僕に触れさせてくれる。
そんなところもまたかわいい。
「赤城、西でなんかしたいこととかあるか?」
「西でしたいことか〜…うーん…カゲツきゅんに会えることが嬉しすぎてなんも考えてなかったや!」
「そうか…。今思い浮かべるのでええから、なんかない?」
「今〜?う〜ん…」
頭を少し回して、何がしたいか考えてみる。
観光名所巡り…?いや、もう何回もしてるし、カゲツくんは見慣れちゃってるだろうし…。
じゃあ食べ歩き?…近くにあったっけなあ、食べ歩きスポット。
…スマホで調べたら電車で1時間らしいので今回は見送ろう。
…なんだろう、僕がやりたいこと。
「僕的にはカゲツきゅんといられればそれでうれしいかな〜。お家でまったりゴロゴロってのもいいと思う!」
「ふーん…。じゃ、僕の家に行くぞ。」
カゲツきゅんが僕の右手をがっと掴み、歩き始める。
あまりにもいきなりだったし、深刻なカゲツきゅん不足が少し解消されたのとで僕の足は少しもつれてしまった。
「え、ちょ、今から!?」
「なんや、今からとちゃうんか。」
「いや、僕としてはカゲツきゅんと長くいられればそれでいいからむしろ嬉しいまである…かも」
「…そうか。じゃあ、このまま付いてきてな。」
「は〜い!」
カゲツくんの手を握り、形容しがたいほどの幸福感に包まれる。
僕より色素の薄く、小さな手。
しかし、その手はどこか緊張しており、温かい。
きっと今カゲツくんに僕の顔を見られたら、『なんやその腑抜けた顔は』って言われるんだろうな。
でもしょうがないよね。幸せすぎるんだもん。
「お邪魔しま〜す!」
「ん、勝手にくつろいどって」
脱いだ靴を揃えて、カゲツくんの家の中に入る。
中は前見たときとほとんど変わっていなくてどこか安心感を覚えた。
「ちょっと汚いかもだけど、ごめんな」
「え〜?全然!むしろ生活感感じられていい…って別にそんな変態チックなこと言ってるわけじゃないよ!?」
「別に僕なんとも言っとらんけど」
「あ、だよね〜」
どうしよう、久しぶりに会ったせいかどんなテンション感でいけばいいのかわからない。今なにか喋ったら確実に変なことまで喋りかねない。
頭をフル回転させて、今の最適解を出す。
…とりあえずくつろごう。
それが僕の最適解だった。
「やば!この座布団めちゃ座り心地いいね!座布団なのにふっかふかだし、お尻いたくない!」
「それ前たまたま見つけたんよ。んで、赤城喜ぶかなーって思って、買った」
「僕のために買ってくれたの?」
こくりと頷くカゲツくんに僕の可愛さ耐性メーターは耐えきれなかった。これがリトセクの普段からやってるキュートアグレッションか。なるほど、今だけは理解できる気がする。
食べてしまいたい気持ちをどうにか抑えて、平常心を保つ。
「ありがと、カゲツくん!すっごく嬉しいな!」
「赤城が喜んでくれるなら買ってよかったわ」
「もー本当に大好き!」
カゲツくんが僕の隣に腰を下ろし、こてんともたれかかってきた。
カゲツくんの急なデレに行き場を失った手が空中で止まる。
今とてつもなく甘えられているのでは。この機会を逃したらもうしばらく甘えてくれなくなるのでは。頭撫でたい。
ぐるぐると心のなかでたくさんの気持ちが交錯する。
山ほどある気持ちたちの中で勝ったのは頭を撫でたい欲だった。
カゲツくんのふわふわな頭を撫でる。
この行為だけで日頃の疲れがすべて取れていくようだ。
カゲツくんも満更ではなさそうだし良かった。
「カゲツくんと付き合えて幸せだな〜!」
「なんや、急に」
「んー?そう思っただけ!」
「そか。………僕も幸せやで」
「…!」
その言葉だけで胸がいっぱいになる。
思わずぎゅっと抱きしめてしまった。どくんどくんと心臓の音が聞こえる。カゲツくんの体温。全身で感じるカゲツくんの温もりに、ああ、本当に会えたんだと実感する。
「大好きだよ、カゲツくん」
「僕も」
あおさんリクエストありがとうございました〜!!
激甘ハピハピの物語になりましたね!!!
糖分の過剰摂取!!2人よ永遠なれ。
コメント
2件
めちゃくちゃ尊いです……😇 かわいい&てぇてぇの過剰摂取です……💗💗💗