それから俺は、そこそこ仕事が出来るまでに体調が戻ってきていた
「冬弥」
「ん?柊、どうしたんだよ」
「どうしたって、、体調、大丈夫なのか?」
「おう!すこぶる元気!」
「無理すんなよ、」
「ッッ無理なんかしてねぇよ笑」
「、、、自分を責めたってなんも変わりゃしねぇんだからな」
「自分を責めてなんか、、」
「…気晴らしに気分転換でも行くか~」
「は?」
「たまにはいいだろ?w」
「でも、仕事?」
「いいんだよ!」
「あそこ、久しぶりに行ってみようぜw」
「あそこ?」
「ガキの頃よく来てただろ?」
「!!」
「懐かしいだろ?」
「あぁ、とても」
─────────記憶の中─────────
「タッチ!」
「あぁ~!捕まっちゃった~」
「蓮華はほんと足遅いなw」
「違うし!冬弥が早いだけだし!」
「へへん( •̀֊•́ )!走るの大好きだからな!」
「もう~待ってよ~!!」
「ははッ!逃げろー!!」
「柊、捕まってやれよ!」
「やだね~w!」
「意地悪!」
「あぁ、懐かしい」
「ッッアイツが先なんてな、」
「アイツ言ったんだぜ?」
「『タヒぬ時は一緒』って」
「フハッアイツらしい」
「だからさ、決めたんだ」
「何を?」
「アイツが生きれなかった分、俺が生きて色んなところ見せてやるって」
「フフッ、、俺も手伝うよ」
「!ありがとな!柊」
「蓮華さ~今頃どう思ってんかな?」
「ん〜( ´~` )嬉しがってんじゃね?」
「違いねぇw」
《ありがとう》
「?!」
「冬弥?どうした?」
「いや、なんでもねぇ」
「やべ?!そろそろ帰んねぇと」
「!!急げ急げ!」
さっき、ほんの一瞬だったけど蓮華の声が聞こえて気がした。これが気のせいなのか、本当なのか分からないが、本当だったらいいなと思いながら眠りについた。
𝒏𝒆𝒙𝒕↪♡50