どうも、雨樋です。
『海月』
( くらげ )
「クラゲって、どうやって死ぬかしってる?」
暗い夜道に君とそんな話をした。
「海の中で、溶けて消えちゃうんだって」
「へぇ、ひとり寂しく消えてくなんて、可哀想だね」
「まぁそうかもね」
目的地の海へ着いた。
夜の海は綺麗な月に照らされて輝いている。
私達はそんな海に惹き込まれるように 入っていった。
「くらげはひとり寂しく消えて言っちゃうけど
私たちは2人だから、寂しくないね」
「そうだね、笑」
そのまま2人して
綺麗な月明かりに照らされた海の波に攫われてった。
end
すごい短い。感想待ってます
コメント
2件
散文詩みたいですね