びーえる
さえいさ
しねた
潔「おいッ!冴、早く学校、行くぞー!」
冴「あぁ、」
俺は、冴と付き合っている
でもそんな恋人にも隠してることがある
潔「じゃあな、帰り迎えに来いよ!」(笑
冴「あぁ、わかった、」(笑
潔「はぁ、入るか、」(苦笑
(((((バシッャン
潔「はぁ、」
(((クスクス
それはいじめを受けてるってこと
言う必要が無いし、迷惑かけたくないしね、
でも、今日は最悪、
冴「潔お前に借りてた本を返しにき、た、」
冴「!?」
潔「さ、冴」
冴「な、何されたんだ、潔」
潔「な、なんでもない」
冴「なんでもないわけないだろ」
ガシッ
冴は俺の手首をつかみ、
3階の空き教室に連れていかれた
冴「ホントのことを言え」
潔「、、、も、、たい」
冴「なんだ、もう一度言ってくれ」
潔「もう、嫌だ、死にたいッ!!!」
俺はついに心の内を冴に明かした、
冴はなんと言うのだろうか、
冴「わかった、死ぬか、」
潔「えッ」
潔「ほんとに、俺と死んでくれるの?」
冴「ああ、」
潔「で、でもッ!」
冴は俺の手を握った
冴「心の準備ができてからで構わない」
「死にたくなくなったら、死ななきゃいい」
潔「わ、分かった」
あぁ、神様、俺を、
この屑の俺を
こんな素敵な人に出逢わせてくれて
ありがとう。
潔「冴、今死にたいって言ったら怒る?」
冴「いいや、怒らない」
潔「そうか、」
俺は、窓のほうにちかずき、窓ぶちに座る
レースの白いカーテンを手に取り
自分の頭にかける、胴体にもかける
潔「冴、俺、花嫁に見える?」(泣
冴「あぁ、見えるさ、」
冴「さすが、俺の花嫁」
潔「何それ」(泣笑
潔「で、どう、俺と結婚してくれる?」(笑
冴「ああ、もちろん」
潔「じゃあ結婚式あげようよ、ここで!」
健やかなるときも、
病めるときも、
喜びのときも、
悲しみのときも、
富めるときも、
貧しいときも、
これを愛し、
これを敬い、
これを慰め、
これを助け、
その命ある限り、
真心を尽くすことを誓いますか?
潔「はい、誓います。」
冴「あぁ、誓う」
潔「夢叶っちゃった」(泣
冴「1つ、1つ忘れてる」
潔「えッ?何忘れてる?」
冴は俺に近づく
そして俺の手を持って、膝をつき、
俺の手にそっとキスをする。
冴「誓いのキス、忘れてる」
潔(カァ///
潔「く、、、、ないのかよ」///
冴「なんだ?」
潔「く、口じゃないのかよッ!」///
冴「そんなことかよ」
冴は優しく俺の後頭部を持ち、
そっと口にキスをする。
あぁ、ほんとに幸せ。
潔「もう、満足ッ!」
潔「もう、俺、この世に未練ないよ」
冴「そうか、」
潔「冴、俺に出会ってくれてありがとう、
こんな俺を愛してくれてありがとう
助けてくれてありがとう
来世でも、俺を愛してくれるよね?」
冴「勿論だ、また、お前を愛させてくれ」
潔「喜んでッ!」(泣
ギュッ
俺たちは手を握る
窓から外に飛び降りる
((((グシャッ
来世でも、俺を愛してね、
コメント
6件
うわーん😭めっちゃ素敵なんだがー切ない!でもこう言う作品もめっちゃ好き❤️😊私的には好みー!