TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する





勇者パロです。灰春です。

地雷の方はスルーしてください。

それではご覧下さい。





―――――――――――――




俺は昔から1人だった。

一人っちゃ一人ではなかったが……

昔から親には『勇者が来たらいつでも対応しなきゃいけない』と言われ構ってもらえなかった………

それどころか『いつかお前も俺のような立派な魔王になるのだから勉強と稽古に励め』と言われ毎日稽古、勉強の日々。昔から休みなんてなかったし、それどころか外にすらだしてもらえないし家に籠りっきりで出てはいけない。そんなルールというものがあった。

俺はそんなルールが当たり前……だと思っていた。でも、それを覆してくれた召使いがいた。

その召使いは俺を無断で外に出し死亡した……

でも、現在今俺は魔王。





春千代『……………………』


春千代(暇だな……魔王って基本的に座って報告が来たら動くだけだし………)


春千代『勇者……………か……』


春千代(来るなら早く来て俺をこの地獄から救い出してくれねぇかなw……………)


春千代『なーんてなw』


バンッ!


春千代『ビクッ』


部下『魔王!!大変です!勇者が魔王城に侵入してきました!!』


春千代『は?!』


春千代『魔王四天王は??』


魔王四天王とは『カッコイイから作る!』と言い出した魔王によって強い者を厳選しそれをまとめた者達のことを言う。



部下『それがすぐにやられてしまい……』


春千代『…………』


春千代『そうか……』


春千代『じゃあ、俺が行く』


部下『それは!!』


部下『魔王が死んだら跡継ぎはどうするのですか!!』


部下『絶対に魔王は出ないでください!』


春千代(………魔王の跡継ぎ…………か…)


春千代『分かった』


春千代(俺はどうせ代用品………か)


春千代『暇だな(ボソッ)』


??『魔王は何処だ~?』


○○『そんな簡単に見つかったら苦労しないって………』


部下『何者だ!!お前ら!!』


??『あ”?』


○○『あ、ちょうど良かった』


??『お前ら魔王の場所知らね?』


部下『教えるわけなかろう!!!!!』


??『うるっせぇよ!!』


○○『兄ちゃんもうるさい……』


部下『そもそもお前らは誰なのだ!!!』


○○『あ~?』


??『俺らは~♡』


??『ーーーーー♡』




ーーーーーーーーーーーーーーーー


部下『お前らは誰なのだ!!!』




キーーーーーーーン


春千代『ッッ!!』




遠くから聞こえたのにも関わらず、部下の声が聞こえたがうるさすぎて耳がキーンと頭の中に響いた。






春千代『うるせーーーーー!!!!!』


春千代『はぁッはぁッ!……』




ーーーーーーーーーーーーーーー



その頃部下と??は






部下『ーーーー!!!』


部下『~~~?』


○○『ーーーーーー!』


??『ーーーw?』


部下『ーーー!!!!』



言い争いをしていた………

その瞬間運が悪いのかいいのか………


春千代『うるせーーーーーー!!』



魔王(春千代)の声が響き渡った。




部下『?!』


○○『!』


??『!』


○○『ニヤッ♡』


??『魔王みーっけ♡』






ーーーーーーーーー




春千代『………………はぁ』


春千代『やっと静かになった…………』


バン



春千代『?!』


春千代『何だ?!』


??『お〜!これ魔王じゃな〜い?』


○○『魔王だ……探した…………』


春千代『は?』


春千代(“これ”という言い方にも気になるが…)


春千代『おい………』


??『なに?』


○○『?』


春千代『まず、お前ら誰だよ……』


??『あ〜そっか、言ってなかったもんね〜』


??『俺は蘭』


○○『俺は………』


○○(これって名乗っていいものなのか…?)


蘭『とっとと名前言えよ〜』


○○『………竜胆』


春千代『竜胆と蘭…………か…』


竜胆『なぁ……魔王って名前言いずらいから本当の名前教えろよ!』


春千代『……………本当…のな……まえ?』


蘭『そうそう〜、魔王って言いずらいよね〜』


春千代『俺の名前は”三途春千代”』


蘭『う〜ん』


竜胆『苗字で呼ぶか名前で呼ぶか……』


春千代『………………』


春千代(名前……………か………両親が死んでから”春千代”なんて名前言ってもらったことなんてなかったな………)


竜胆『………………』


竜胆『………………………………』


竜胆『……………………………………………』


竜胆『名前でもいっか』


蘭『そんな悩んで決めること………?』


春千代『………………あ』


春千代『そうだお前ら』


蘭『なに?』


竜胆『?』


春千代『お前ら俺を倒すために来たんじゃないのか?』


蘭『………そいやぁそうだったね〜w』


竜胆『…………そうだよ』


蘭(竜胆絶対忘れてたなw…………俺も忘れかけてたけど……)


春千代『…………………はぁ』


春千代『もう、倒すんならとっとと倒してくれよ。』


蘭『は?』


竜胆『なんで??』


竜胆『普通、抵抗するでしょ?』


春千代『……お前らが城にいた奴全員倒すからもう、魔王城には誰もいないし………』


春千代『それに………疲れたんだよ』


春千代『魔王の座に立つのが…………』


蘭『へ〜♡変わってんね♡』


蘭『俺そういう奴大好き♡』


竜胆『兄貴………』


竜胆『そう言ってないで倒さないと……』


蘭『あ、そっかぁ』


蘭『じゃあ、竜胆…………ゴニョゴニョ』


竜胆『………………!』


蘭『ね!いいでしょ♡』


竜胆『しょうがないなぁ♡』


春千代『ゾワッ』


春千代(な、なんだ今の寒気は………?)


蘭と竜胆はコソコソ話喋った瞬間今にも逃げたくなるような笑みを見せた。



蘭『じゃあ〜♡』


蘭『おやすみ♡』


蘭がおやすみと言った瞬間春千代の口に布を押し付け春千代を眠らせた。

その瞬間魔王城には魔王の魔力が消えたので”魔王が負けた”と言う情報が魔王城の中にいる全員が理解した。



春千代(やっと…………この面倒な肩書きからも離れられる………)


春千代『ょ…………かっ……………た』




そうすると春千代は眠りについた。












1回しばらく中断するのかは分かりませんが、1回区切ります。ここまで見て頂き、

この面白いのか分からない物語を見ていただきありがとうございます!!!

ではご覧頂きありがとうございました。

もしかすると誤字りがあるかもしれません。

見逃してやってください。

この作品はいかがでしたか?

281

コメント

5

ユーザー

こうゆう話好き

ユーザー

もう最高最高最高最高最高最高!!( ; ロ)゚ ゚

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚