男同士のセックスはこんなに汚いんだよ
男が出す液体はこんなに臭いんだよ
そして、何より男は欲深いんだよ。
俺は、男子トイレの個室で立っていた。
そして、目の前で屈強な男がたっていた。
そいつは、俺を睨んだ様に見つめていた。
腹が立つ。しかし、俺は睨んでいるのでは無いと知っていた。
俺の下半身を見ていたからだ。
下半身にしか興味が無いのだろうか。
しかもそいつは、ガタイが良い。
見るからにオスっ気が溢れ出て居る。
俺が反抗すれば、一瞬で殴られる事を悟った。
そしてそいつは、俺に”ブツ”を見せつけて来た。
どうやら、ガタイだけでは無く、”ブツ”もデカいらしい。
俺は、5センチぐらい負けた。悔しかった。
そいつは、俺にそれを咥えて欲しいらしい。
気持ち悪い。
別に俺は、そんな事をする為に生まれたのではない。
そして、俺にも”ブツ”が付いていて、それをする立場でも無い。
そいつは狂っている。
デカい胸やデカいケツよりも、どうして俺を選んだのだろうか。
何故俺に”興奮”するのだろうか。
そんな事を考えている間に、そいつは俺に指図していた。
「しゃがめ」と。
男のプライドが目覚めた。
それだと俺が”下”じゃないか。
何より、それだと男の”ブツ”を何故俺が咥える事を賛同した様じゃないか。
俺はしゃがみたくなかった。
しかし、
『君よりBLの方が”興奮”するんだよね。』
昔言われた言葉が、俺の頭によぎった。
そうだ、全て俺が悪いんだ。
俺は、姫へ従順に接するナイトの様に、しゃがんだ。
すると、そいつは無理矢理”ブツ”を押し付けて来た。
臭い。
絶対最近、こいつ抜いただろ。
しかし、俺は咥えないと満足されない、ずっとこのままで、臭いを嗅がされたままは嫌だった。
仕方無く、王子の事を狂うぐらい愛する姫の様に、そいつの”ブツ”をカリまで舐めた。
そいつの顔色は、気持ち良さそうだった。
にっこり笑って気持ち悪い。
そして、そいつの玉は、はち切れる直前の風船の様に、パンパンに膨れ上がっていた。
臭い液体を飲みたくない。
本当に嫌だ。
しかし、そいつはキュッとケツ穴を閉めた。
我慢した様だ。
しかし、そこからが悪夢の始まりだった。
俺の思惑通り、俺の排泄物が出る穴に、太い指をいれられた。
その穴は、そういう用途じゃない。
排泄物が出る感触と似ていた。
気持ち悪い。吐きそうだ。
そこからは、記憶が無くなっていた。
頭が記憶する事を拒んでいたからだろう。
凄く不快だったが、これはこれで良かった。
『君よりBLの方が”興奮”するんだよね。』
この言葉は、元彼女に振られた時の言葉だ。
俺は元彼女に”興奮”できたのに、元彼女は”興奮”出来なかったらしい。
“興奮”させれなかった俺のせいだ。
だから、俺がBLになれば、”興奮”させれる。
そして、それを見た腐女子が、彼氏より俺(BL)を選ぶんだ。
コメント
12件
わぉ … こんなに 生々しい BL初めて見た、 フィクションか、… 実話だったら 結構 辛いやつだ、
聞くのあれだけど実話なの、? もし実話だったらの話だけどるき相当辛かったんだね 相棒なのに辛さを分かってあげれなくてごめんよ、 実話じゃ無かったとしてもるきの話ちゃんと聞くからね