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arisa💫🪐
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注意
史実とは関係ありません。
政治的意図はありません。
旧国がでてきます。
没作品を公開です。(もう、恥を捨てた)
海陸です、苦手な方はブラウザバックを
自分でも何が書きたかったのかはよくわからない没作品です
完結してないです、ハートとコメント次第で続きを書くかも・・・?
長くなりましたが、どうぞ
(海視点)
いつからだろうか。本来、姉にむけてはいけない気持ちが芽生えてしまったのは。
日帝「う〜み〜、早く!日が暮れちゃう!」
海「待ってよ!姉さん、ハアハアっ」
日帝「もう、遅いよ〜」
海「姉さんが速すぎるんだよ!」
日帝「一番上だからね!ニコニコ」
江戸「おや、ちゃんと日が沈む前に帰ってきたのか。偉いな、ナデナデ」
日帝「えへへ〜ナデナデ」
海「約束だから!ナデナデ」
江戸「そうかい、そうかい」
小さい頃は、こうして二人で遊んで、ふざけて、ときに喧嘩して、褒められて、怒られて、この何気ない日常が続くんだと信じていた。
でも、それはそう長く続かなかった。黒船が来たのが引き金となり、母上は隠居し、新しい時代が始まった。つまり、僕達が新しく国としてやっていかなければいけない。
最初は、まわりの国になめられまくるわ、軽蔑されるわでとんでもなく下に見られていた。
だから、欧米の進んでいる技術などを積極的に取り入れた。
そして、なんとか憲法の公布までこぎつけた。そこまでは良かった。いや、良くはないが大変だっただけだ。
憲法が公布された1週間後ぐらいに、姉さんが突然政府に呼ばれた。あのときはまさか、あんなことになって帰ってくるなんて思いもよらなかった。
12時を過ぎても、帰ってこなかったから、また、残業だろうと迎えにいこうとして、ドアを開けたときにそこに眠っている姉さんがいた。
とりあえず、部屋に運んで、布団に寝かせた。僕はわけがわからなかった。姉さんはそこら辺の不良に負けるほど弱くない。むしろ、僕の全力でも勝てないぐらいだ。いろんな可能性があった。でも、その可能性は全部ありえなかった。姉さんは今、女だからとなめられないように男の格好をしているんだから。しかも、女だと知っているのは僕と政府の口が固いごく一部の人達だ。見ただけではわからない。そうこう考えているうちに姉さんが目を覚ました。
日帝「んぅ〜ぅ」
海「姉さん?起きちゃった?」
そういって、背中を撫でていると、姉さんは再び眠りについた。
明日、何があったか聞かないと。
翌朝、僕が目を覚ますと横で寝ていた姉さんはいなかった。代わりに味噌汁の匂いが漂っていた。
急いで台所にむかう。昨日の今日だ。
海「姉さん!?」
日帝「ああ、海か。おはよう」
海「おはよう・・・じゃなくて!大丈夫なの?昨日」
日帝「大丈夫だ!大丈夫だから、朝の準備をしておいで」
言う前に食い気味で言われた。そして、強制的に台所から追い出された。あれは、絶対に大丈夫じゃないし、何かを隠してるときの姉さんのやり方だ。洗面台にいかずにそばで聞き耳を立てていた。
(日帝視点)
朝は驚いた。いきなり海が台所に飛び込んできたのだから。
海「姉さん!?」
日帝「ああ、海か。おはよう」
海「おはよう・・・じゃなくて!大丈夫なの?昨日」
日帝「大丈夫だ!大丈夫だから、朝の準備をしておいで」
そうやって、海を台所から追い出す。昨日のことはなにがなんでも知られてはいけない。
日帝「大丈夫、大丈夫。バレてない、バレてない」
海「どうしたの?」
日帝「うわあっ!う、海!洗面台にいったんじゃないのか!?」
やばいやばいやばい!今のひとりごと聞かれてたらやばい!どうなるか、わかんない!なにより、今は大事なときなのに心配なんてかけられない!それよりも、海は洗面台にいったんじゃないのか!?
日帝「な、なんでもないよ〜(棒)」
海「怪しいな、なにかあるの?」
日帝「ギクッ!ほんとに!なにもないから!」
海「ふぅ〜ん、じゃ僕、洗面台にいってくるね」
はあ〜、多分がっつり聞かれたな・・・どうしよう、絶対あとで聞かれる。言い訳を通せると思わないし、ほんとにどうしよう・・・って、味噌汁が吹きこぼれてる〜!!
なんとか、朝食の準備が終わって、海と一緒に運んで食べる。
日帝/海「いただきます」
気まずい、この後なに聞かれるかわからないから余計に気まずい。もう、素直に話しちゃおうかな。そんな風に考えているといつの間にか食べ終わっていた。
日帝/海「ごちそうさまでした」
今日の洗い物担当は海だから、任せてひとり考えていた。主に言い訳を。今日はお互い非番だ。よりによってだ!徹底的に聞いてくるに違いない。
日帝「はあ〜、素直に話しちゃおうかな・・・でも、なんかな・・・」
ぶつぶつ言っていると背後から海が話しかけてきた。
海「何を言ってんの。なにかあるなら、言ってよ」
日帝「びっっっくりした〜。後ろから声をかけるなら何か言ってよ。まだ、慣れてないんだよ」
海「それは、ごめんって。そんなことより、僕に言うことがあるんじゃない?」
日帝「あ、昨日は心配かけてごめん、それと運んでくれてありがとう」
海「うん、それは全然いいよ。なんで、あんなところで寝てたの?( ◠‿◠ )ゴゴ」
日帝「ひっ!」
笑ってるけど、目の奥が笑ってない!怖すぎる!なんか、海の部下たちに同情してきた。今度、なんか持っていこう・・・
海「ね〜え〜さ〜ん?(#^ω^)」
日帝「えっと、それは、その〜」
海「な〜に〜?しょうもない理由だったら許さいないよ?」
日帝「ナンデモアリマセン」
海「そ〜なんだ。じゃ、政府の人に聞きにいってもいいね?」
日帝「だめだ!」
海「どうして、だめなの?」
もう嫌だ!弟にこう思うのはだめかもしれないけど、正直うっとうしい!もういっそ逃げるか!窓からなら逃げれる!走ったら私のほうが速いからな!
日帝「すぅー、策略的撤退だ!!!」
海「姉さん!」
窓のところまで来れた。あとは開けるだけ。そう、開けるだけだった。なのに!開かない!なぜだ!?鍵か!?
くそっ!なぜ、こう急いでいるときに限って開かないんだ!?
海「姉さん、もう捕まってるよ・・・」
日帝「ああぁぁあ!」
海「姉さん、ここの鍵の開け方だけ苦手だから」
海に言われて気づく。そう言えばこの窓のところだけちょっと工夫がいるんだった!
海「は〜い、じゃ、お話しましょうね〜」
日帝「いや〜!!」
私の抵抗も虚しく海に担がれてしまった。これが体格差ということか。私も鍛えているとはいえ、やはり男の海のほうが身長が高くがっしりしているから。ちょっと前まで、私よりも小さかったのに・・・
海「姉さんの今回の隠し事は何かな〜」
日帝「なにもないから!」
海「嘘だね。なにもないなら、逃げる必要もないもん」
日帝「うぐぅ」
焦る私とは反対に海はのんきに言ってる。頭脳面でも私はもう勝てないのか・・・なんか悲しくなってきた。
海「キャラメル、素直に話したらあげる」
日帝「きゃらめる!話・・・さない!もう、餌につられてなにかするような子どもじゃないぞ!」
海「よく言うよ(ボソッ」
最後聞き取れなかった。それよりも、海は私のことを子どもだと思っているんだろうか?私は子どもじゃないというのに!それから、私と海の攻防戦は夜まで続いた。
海「なんで、そんなに頑なに話さないのさ!」
日帝「なんでもないからだ!」
海「はあ〜、わかった。姉さんが答えないなら、僕はしばらく仕事を休むよ」
日帝「なっ!そんなことしたら、どうなるかわかっているのか!?」
海「わかったうえで言ってるんだよ?僕を休ませたくないなら話して?」
いや、休ませたいのが本音だがそうしたら国民の士気に関わりかねる。もう覚悟を決めろ!大和魂でどうにかなる!多分・・・
日帝「・・・の・・・・っ・・・・て・・・・を・・・・・・」
海「ごめん、全然聞こえなかったからもう一回」
日帝「だから、・・い・・・の・・・こ・・て・・・・う・・・」
海「うん、全然聞こえない。姉さん、もう一回」
日帝「政府の人たちが!海と結婚して!子どもを産んでくれって!言われたの!」
海「幻聴かな。姉さん、もう一回」
日帝「幻聴じゃないよ!政府の人たちが海と結婚して子どもを産んでくれって!」
海「意味がわからない。ちょっと、政府の方々にお話を聞いてくるね」
日帝「いやいやいや!待って!説明するから!とりあえず、銃と刀置いて!!!海〜!」
〜説明中〜
海「なるほどね。つまり、もう一人いるはずなのにそれがいないから僕と結婚して姉さんに産んでくれっていてるんだね」
日帝「そう・・・なるね///」
海「姉さんはそれでいいの?これから他の国や人と出会ってその中から恋をすることだってあるんだよ?」
日帝「でも、一人足りなくて困っている人たちがいるんだよ?私はその人達を見捨てられないよ」
海「姉さんのその心意気は凄くいいと思うよ。でも、その人達のために姉さんの大事な選択を奪う必要もないんじゃない?」
日帝「それは海も言えるだろう?本気で愛したいと思える時が来るかもしれないから」
海「僕は・・・」
日帝「だから、このことは言わないほうがいいと思って隠してたんだよ。大丈夫だよ、断るって選択肢もあるから」
海「・・・断ったら、どうなるの?」
日帝「私がお見合いをしてその人と結婚して子どもを産む」
海「そんな!それなら、僕がお見合いをするよ!」
日帝「だめだ。仮にも国を産むんだぞ?結婚相手が耐えられるわけがない。何より、その子の母は生涯、子を見ることなく生きていくんだぞ?それが、どれだけ辛いかわからないだろう?」
海「それは・・・でも、それは姉さんも言えるじゃないか!その子の父は生涯、子を見ることなく生きるじゃないか!」
日帝「そうだな。でも、私が産むんだったら耐えられる。ただ、そこの違いだ」
海「っ!」
姉と結婚して子どもができるなんて海にはたまったものじゃないだろうな。それに、海には誰よりも幸せになってほしいから。
海「明日、」
日帝「?」
海「明日の朝までに答えを出す。だから、姉さんも考えといて」
日帝「海!そんなの断ってしまえば・・・」
まただ。また、海に迷惑をかけてしまった。こうなるなら、私がお見合いを受けていればよかった。
(海視点)
姉さんと夫婦になるなんて正直考えられない・・・でも、姉さんが僕の知らない誰かと夫婦になって、子どもを産むほうが考えられない。それに、僕は・・・怖いんだ。もし、もし仮に夫婦になって今の雰囲気が壊れてしまったら?他の国からの姉さんからの信頼が失われたら?姉さんが軽く見られるようになったら?上手くいくとしても、子どもが生まれなかったら?そこで、姉さんが命を落としたら?僕は前みたいに今ある日常を壊したくない。僕は・・・どうしたらいいんだ?
コメント
10件
むっちゃいいじゃんっ✨日帝ちゃんかわいいw!!海も!政府なんてこと言ってんだww結婚はどうなるっw!!楽しみだぜ!
美しい人さん、こんにちは。拝読しました。 こちら、海陸の姉弟の話ですね。姉である日帝が政府から「海と結婚して子を産め」と言われた秘密を必死に隠そうとする姿と、それに気づいた海が問い詰めるやりとりがじれったくも愛おしいです。特に「キャラメル」で釣ろうとする海と、それに「餌付けされない!」と抵抗しながらも心が揺れる日帝のやりとりに思わず笑みがこぼれました。 ラストの海の「姉さんが僕の知らない誰かと結婚するほうが考えられない」という本音と、それでも姉の幸せを願う複雑な心境が切なく胸に残ります。完結していないとのことですが、この二人の関係がどう転ぶのか、続きがとても気になります。