※
rfmo
転生パロ
学パロ
4ネタ
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🥂✨
「んぁ、晴ぅ、何書いとんのー?」
🌞
「ぁ、遺書ですよ、」
⚔️「は、」
確かに甲斐田の
生まれた国は
危険が伴う国だと
聞かされたはいたが、
正直そこまでするとは
思っていなかった。
🌞
「あ、安心してくださいね?」
「ちゃんと皆さんの分もありますから(笑」
晴の中でそこまで
俺らが大切にされて
いるのは嬉しかった。
が今はそれどころじゃない。
こんなみんながいるような
楽屋で遺書を書かれたら
俺や社長はまだしも
もちさんはまだ高校生やし
トラウマになっても
可笑しくは無い。
🥂✨
「晴なぁ、そーゆ一問題とちゃうねん」
🌞
「でも僕の国では死と隣り合わせなので(笑」
続けて晴はそう返す。
やっぱりその言葉が
気に入らなかった。
それは俺だけではなかったようだ。
🏢
「だからって遺書書かなくても…」
🌞
「これ義務なんですよね(笑」
「僕だってまだみなさんと」
「一緒にいたいですよ?」
やめてくれ、
そんなん晴が
もうすぐ死んでまう
みたいやんか。
🏢
「だからってそんな言い方しなくても…」
🌞
「でも僕 はあの国に生まれた以上、」
「“受け入れなきゃ行けない”んですよね(笑」
それで晴が死んだら俺が困る。
🥂✨
「なぁ、 晴。笑い事とちゃうで?」
「みんなお前のこと可愛い後輩やと思ってんの、」
「少しは自覚したらどうなん」
気づいたら思っていたことを
全部口に出していたようだ。
晴は驚いたのか
口をポカーンと開け
こちらを見ていた。
🏢
「そうですよ、」
「そんな悲しくなること言わないでください」
「まだ未 来は決まったことじゃないんですから。」
立て続けに社長も
思っていたことを吐き出した。
🌞
「…、今決まっていなくても」
「僕は皆さんより死ぬ可能性が高いんです。」
「遺書くらい書いておきたいじゃないですか、」
そんなの、
そんなん、
俺ら が許さへん。
🥂✨
「…、はぁ、じゃあ晴。約束な、」
🌞
「はい?」
🥂✨
「俺らから離れるなや、」
そう、俺は遠回しに
死ぬなと伝えた。
🏢
「じゃあ私からも。」
「絶対に無理は しないこと。」
⚔️
「じゃあ僕も、長生きしてください。」
2人も同じことを
思っていたようで
次々と約束が
追加されて いく。
⚔️
「じゃないとぷりん30個奢りですからね。」
🥂✨
「おーええなぁ、んじゃ俺は…」
「洋服や!洋服奢れや!」
🏢
「それでは私はプラモを」
「買ってもらいましょうか(笑」
この空気に耐えられなく
なったのかもちさんの
冗談混じりの提案で
場が和んだ。
🌞
「みんな…」
「…ッ、はいッ約束ですッ(泣」
🥂✨「おう、」
それが、
約3ヶ月前の話だ。
そして先日。
🏢
「甲斐田さん、遅いですね?」
🥂✨
「そっすね、」
いつも1番目か2番目に
来るはずの晴が
珍しく集合時間を
すぎても来なかった。
ドカッ
☯
「はぁッ、はぁッ、」
🏢
「な、長尾さん!?」
🎻🛵
「はあッ、ちょっと景くん!?」
「ドア壊さないでよ!?」
☯
「今はそんなん言ってる場合じゃねぇんだ!!」
晴の同期である
VΔLZの2人が
慌ててろふまおの
楽屋に入ってきたのだ。
こんなに急いで
来ることは中々ない。
つまり晴の身に
何かあったのではないか
と、考えてしまう。
🥂✨
「なんやなんや、どないした。」
☯
「単刀直入に言います…。」
「晴が、魔との戦闘で息を引き取りました…。」
俺の予想は
的中してしまった。
なぁ、嘘だろ晴。
約束、したじゃんか。
🎻🛵
「ですので、甲斐田晴は───」
その日中に晴の
にじさんじ卒業と
死亡のニュースが
世に広まった。
Xでは晴の死亡が
トレンド入りをしていた。
その事態に俺ら、
ろふまおとVΔLZは
無期限の活動休止を
させてもらった。
その後、もちさんが
突っ込んできた
トラックから
幼い子供をかばい死亡。
俺は出禁にされたはずの
客にあたりアルコールーの
過剰摂取で死亡。
そして社長は
俺らが死んだことによる
ストレスで仕事の
詰め込みすぎにより過労死。
そんな立て続けの
ろふまおの死亡は
瞬く間に世界に広まった。
あぁ、もうろふまおにも
みんなにも会えないんやな。
そう心から悲しんだ。
だが、目が覚めると
知らないところにいた。
そこは少し狭く
色んな場所が
散らかっている
いかにも男子高校生
というような部屋だった。
そう、俺不破湊は
男子高校生不破湊に
転生したのだ。
名前おなじなん!?
と、最初はびっくりしたが
俺が転生したということは
ほかの3人にも
可能性はある。
という考えから
この世界について
調べることにした。
だが高校生なので
昼間は学校に
行かなければ
ならない。
なにか発見が
あるかもしれないから
とりあえず行くことにした。
今日は入学式らしく、
今年から高1になる
生徒が沢山校舎に
入っていく。
🥂✨
「は、ぁ?」
だが俺1人は校門の前で
立ちつくしていた。
理由は簡単。
俺は転生をしたわけで
この校舎は見たことがないはず。
なのに見たことがあると
直感的に感じたのだ。
俺の母校では無い。
となるとたまに迎えに
きていたもちさんの学校だ。
そんなことを考えていると
??
「不破…さん…?」
と、聞きなれた
男性にしては少し高い
透き通った声がした。
間違えない。
これは彼しかいない。
あの日、俺たちを
俺たちの人生を
狂わせた男。
“甲斐田晴”だ。
🥂✨
「は、る…?」
と言いながら後ろを振り返る。
そこには紛れもない、
前世とまんまの晴がいた。
🌞
「不破さん…ッ!(泣」
「僕みんなを、残して、」
「死んじゃった、時(泣」
「すごく、後悔 して、もっともっと(泣」
「みんなと思い出を、作ってッ(泣」
「おき、たかったッなって、!(泣」
そう晴は泣きながらも
俺にあの時の気持ちを伝えてくれた。
🥂✨
「俺もよ、俺もッ、」
「もっと甲斐田たちと思い出作りたいッ(泣」
ギュッ
校門の前で2人、
泣きながらハグをした。
それはそれは強く、
絶対に離れないくらいに。
まあ、はたから見たら
当然不審者に見えるわけで
??
「な、何してるんですか…?」
と、通りすがりの人、
いや前世で一緒にろふまおを
やっていた剣持刀也に
声をかけられた。
まだあちらは
気づいていないようだった。
というか記憶が無いのかもしれない。
ここでもちさんとか言って
不審がられたくもないので
俺は丁寧に返そうと思った。
だがもう時すでに遅し。
🌞
「け、んもち、さん…?」
⚔️
「は、(涙目」
だが彼は予想外な反応をした。
てっきり何言ってるんですかとか
辛辣に返されると思っていたのに。
これはもしかして、
いや、もしかしなくても
記憶があるのかもしれない。
⚔️
「か、いだ…、くん、?」
「ふわっ、ち…?」
🥂✨
「…!そうっす!!」
🌞
「よかった…もちさん、久しぶりです、!」
⚔️
「う、ん。久しぶりだね。」
「甲斐田くん、ふわっち。」
その反応を前に晴は
これでもかというほど
泣きじ ゃくっている。
もちさんに会えたことが
よっぽど嬉しかった ようだ。
そして残るはあと1人。
加賀美ハヤトだ。
今の所入学生に彼の姿は無い。
もしかしたら在校生なのかもしれない。
その考えが頭をよぎり
すぐに行動した。
だが、校内にはどこにもいない。
あっという間に入学式の
時間になってしまった。
そして生徒会長の話になった時。
ステージに上がった人を見て
俺は、いや俺らは思わず声を
出してしまっ た。
『ぇ、』
俺らは席が隣だったため
お互いをみあっていた。
だってステージの上にいた
あの生徒会長が
間違いなく俺らの
知っている加賀美ハヤト
だったから。
そのあとは先生に適当に
話をつけて3人で生徒会室に行った。
社長も気づいていたみたいで
入った瞬間駆け寄って
ハグをしてくれた。
そして一言。
🏢
「よかったッ。よかったですッ」
「またあえて、ッ!(泣」
そして俺らはまた誓う。
今度こそは
『約束ッ/約束な、/約束ですッ/約束ですよッ。』
前世で守れなかった約束を。
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主から
いぁー、驚異の3000文字です。
結構頑張ったつもりです
悲しい系見たりはするけど
書いたこと無かったから
めっちゃ不安です
てか最後社長ほぼ喋ってない(
なんかすげー長くなる気がして
途中からふわっちの心しか
書いてなかった(
まぁ、満足です。
多分、番外編とか
続篇出すと思います
ここまで見ていただき
ありがとうごさいました!!
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