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自分勝手だったかな、好きな人はあなたしか居ないんだよ？？でも関係を崩したくなくてそんなことは言えなかった。
好きな人の新しい彼女は、そう。私の友達であり、親しい子だった。
失恋とは美しい。誰かを愛し、誰かを失った人は何も失っていない人より美しい、愛してその人を得ることは最上である、愛してその人を失うことはその次によい。そんな言葉に私は救われた。失恋は悪いことじゃない、むしろいいことなんだと知った。
恋の終わりは『失う』ということじゃない。
「”好きでいなきゃ”と思ったら恋の終わり。”好きになっちゃいけない”と思ったら恋のはじまり。」それの区別を知らなかった私はその言葉を知って泣いた。悲しみは一切感じなかったが泣いた。
さようなら。私の初恋。
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