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捨て猫を拾ったアートフルの話
テラーノベルで小説を書くのは初めて‼️
カプ表現無
注意
口調自己解釈です
ざあざあと降りしきる雨の中、1人傘を刺し私はコツコツと歩んでいた。
そんな中、「にゃあ」とか細い声で鳴く何かが耳に届いた。
コツコツと歩んでいた足を止め、私は好奇心でそちらへ目を向けた。
「…猫?」
そこには黒い子猫がダンボールに1人寂しく入っている。
私を見つめるその瞳はしっかりと自分自身が映し出されていた。
「…うーん…家で飼えるかはどうかは…」
ガチャリと扉が開く。
「ただいま帰りました」
…結局あの後罪悪感に飲まれ連れ帰って来てしまった…
「ん、おかえりー…え何その猫」
バットウェアがマジマジと猫を見つめる。
「…そういやバットウェア以外誰も居ないみたいですけど…」
そう言いながら猫を一旦置き、少し撫でる。
「あー、今あれだよ。あれ。1回のバウンス。さっきのラウンドでボク疲れちゃったからちょっと休憩してるの」
ソファーにだらりと両手を広げて座り込みながら気だるげに口を開く。
「え、そうだったんですか。」
「そーだよ。…でもアートフルバレなかったの?」
「…バレなかったって?」
「んもう、察しが悪いねえ…」
どこかふてぶてしくバットウェアは私の顔を指差す。
「キミ、今逃亡中の犯罪者っしょ?
だからそれでバレたら後々大変な事になっちゃうじゃんか」
その発言でハッと我に返った。
「大丈夫ですよ、バットウェア。ノーメイク状態の私なんて誰も見たことがないですから」
猫を撫でながらはにかむ。
「ま、そーだよね!そんでその猫どうすんの?」
思い付かなかった
「ッはあ…はぁッ…本当に疲れる……」
あれから数日が経ち、子猫はすくすくと育っていった。
どこかパーサーを感じるような気もするような気がしなくもない。
「なあんでこんなに体力が有り余ってるのですか…」
荒い息を吐きながら思わずボソリと呟いた。
猫はそんな私をチラリと見たあと、慣れた足付きですくりと机に登っていった。
ーーあとがきーー
終わり方が雑になってしまった…
DODの小説もっと増えて欲しい