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空のオーケストラが好きすぎるw もう付き合っちゃえよ君ら!(( 死ぬ前にさぁ!!!(?) 彩音ちゃんには是非背中を押してほしいですねぇ
読み返したらなんか納得いかなかったんで少し変えた所がありますん☆
「君と見る夕焼け空」
とある夏の日。貴方は突然姿を消した。
そして久しぶりにあの夕焼け空を見るの。あの頃とは違って 1人で。
白斗『お前、ここ好きだよな』
莉子「何か文句でも?」
白斗『何でそうなるんだよ……』
莉子「聞き方が悪いんだよ。」
白斗『あっそ。』
莉子「……なにそれ。」
白斗『別に。写真撮る?』
莉子「あんたはいつも急だね、良いけど」
白斗『…思い出作り。』
貴方のその冷たい態度も、急に提案してくる所も。
全てが愛おしかった。
莉子「…白斗。どこに行ったの…?」
久しぶりに1人で見る夕焼け空は少し。
ほんの少しだけ寂しい匂いがした。
そう。こうなった原因は……
遡ること数ヶ月前。
私の名前は須田莉子
まぁただの女子高生。運動が出来ない女子高生だよ。
新学期が来てみんな新しい教室に慣れてきた頃。
私は今日猫カフェに行くから朝から気分上々っ!
白斗『今日すっげぇニコニコしてんぞ。』
莉子「うげ…」
白斗『うげってなんだよ』
こいつは原川 白斗
毎日話しかけてくる隣の席の男子
莉子「……気になったんだけどさ」
莉子「なんで毎日話しかけてくんの?」
白斗『…は?』
白斗『…何言ってんの?お前が話しかけてくるんじゃん……』
そうなんだよなァァァッ!
ほぼ私から話しかけてるんだよなぁ!
莉子「…………」
余計なこと言うんじゃなかった…
白斗『図星つかれてやんの笑』
莉子「うっさい…」
白斗『はいはい笑黙りますよー笑』
……うざ。
(わーん、白斗くん傷ついちゃったー(棒)By 原川白斗)
彩音[なーにしてんの!]
莉子「あやねぇ…!」
この子は三上 彩音!
いつも元気100%の可愛い女の子!
彩音[なにー!?またいちゃらぶしてんのー?]
白斗『ばっ、!ちげーよ!!』
彩音[やーい!ツンデレー!]
莉子「つんでれーw」
白斗『お前らなぁ!!』
莉子「ははっw」
白斗と彩音にからかわれながらも学校は楽しかった。
そして時は流れて季節は夏。
だいぶ暑い時期。みんなヘトヘトしながら部活へ行く。
彩音[え、2人とも部活ないの!?]
莉子「うん!」
白斗『サボる。』
彩音[私も!じゃあさ!]
彩音[カラオケ行こうよ!!]
白斗/莉子【却下】
彩音[えぇぇぇ!!??]
彩音が馬鹿みたいなこと言い出した。
(バカって言うな!!By 三上彩音)
白斗『こんな暑い時に空のオーケストラって…バカじゃねぇの…』
正論言ってるけどカラオケって略さないんだね、正式名称で行くんだね。
莉子「もう帰ろ。」
白斗『賛成。』
彩音[せっかく部活ないのにー]
莉子「白斗はサボってるけどね。」
〜帰り道〜
彩音[んじゃ私こっちだから!]
莉子「はーい!またね!」
白斗『またなー。』
不幸にもこいつと一緒か……
お互い話す気がないのか。沈黙が続く。
白斗『…なぁ』
莉子「何?」
白斗『……18時半に、お前ん家言っていいか?』
莉子「は、?どういうこと…?」
白斗『お前とみたいものがあんだよ、』
莉子「ふーん…まぁいいよ、暇だし」
紛らわしい言い方すんな!家に入るかと思っちゃったじゃん!
白斗『んじゃ、またな』
気が付けば彼の家に着いてた
莉子「あ、うん!」
莉子「よし!これでおっけい!」
18時半。一応服を決める。彼と一緒に居る時の服を考えると時間はあっという間に過ぎていった。
ピンポーン
莉子「タイミングばっちり〜♪」
ガチャッ
白斗『ちょっと遅れた、準備出来たか?』
莉子「あ、うん…」
いつもの制服ではなく。お洒落な服装をした白斗はどこかかっこよく見えた。
白斗『???』
白斗『ボーッとしてるぞ、?』
莉子「あ、ごめんごめん!」
莉子「早く行こ!」
白斗『お、おう…?』
たったったったっ……
白斗『はぁ、…着いた…』
莉子「わっ…すごい…!」
綺麗な茜色の空。
そして君の方を見ると、夕焼けの光に照らされて、いつものだらしない白斗より
大人っぽく見えた。
白斗『だろ!俺のお気に入りの場所!』
白斗『俺が世界で2番目に綺麗だと思ったもんが、この夕焼け空だ!』
莉子「え?じゃあ”1番”は何?」
白斗『それはなぁ……』
白斗『秘密っ!』
莉子「えぇ〜!教えてよ!」
白斗『いつか教えてやるよ!』
莉子「はーいw」
初めてみた君の眩しい笑顔は。
光の反射でよく見えなかった。
でも初めて見たこの夕焼け空は…
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
ここまで見てくださった方ありがとうございます!
最初読切にしようとしたんですけど文字数的に辞めましたw(2400文字いってたので)
それでは!第2話をお楽しみに!
第1話
『隣の席のきみ。』