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「……なんだい此処は……」

私は今日、国木田くんと共に依頼人のいる場所へ、電車を使って向かっていた

向かっている途中、私は朝早く起きたことが原因で眠ってしまったのだ……

けれど、起きたら何故か駅のホームにいた

「ん〜…ここが駅のホームなのはわかるけど……」

「国木田くんは愚か、誰一人も歩いていないのだよねぇ」

「フゥ……仕方ない、出口を探すしかないか」

私はそう言って、出口を探し始めた


「ん?」

私が先を進み始めると、ある掲示板が目に入った……

その掲示板には文字が表示されていた

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

異変を見逃さないこと

異変を見つけたら、すぐに引き返すこと

異変が見つからなかったら、引き返さないこと

8番出口から外に出ること

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

「……異変ねぇ……」

「取り敢えずは、8番出口からの脱出、私に掛かれば朝飯前なのだよ」

私はまた進み始めた


「まずは0番出口……」

私は歩を進めて8番出口を目指していると、向こう側からサラリーマンの男が歩いて来た、私はすぐにこれは異変であると分かった

異変が分かり、引き返すと掲示板の0の文字は1に変わっていた

「……私の勘は正しかったという訳だね」

そういうと歩みを進め出口を目指す、さっきと同じように男が歩いてきたが、さっきとは身体の大きさが違った……

さっきは今歩いてくる男とは違い、大きかったが、今は普通の大きさである

「これが普通の大きさって訳か…… 」

私は異変がないかよく当たりを見回して歩いたが、異変という異変が見つからない、私は先に進むことにした

「……2」

異変はなく、掲示板の文字は2に変わっていた、私は足を進める……


「はぁ……やっと8番出口だよ」

「もう異変はないといいなぁ」

私はここに来るまでに4つの異変にあった

1つ目は最初の男が大きくなっているもの、2つ目は突然電気が消えるというもの、3つ目に関しては本当に焦った、向こう側から赤い水が流れて来たのだ、4つ目は扉が突然開いたのだ…… 

私は次は異変が起きませんようにと、らしくもない願いをしながら歩みを進めた……


ゆっくりと歩みを進める、もうすぐ角を曲がる、というところで、私の頭の中に警報がなり響いた……

この角を曲がっては行けない、すぐに引き返せと、だが、私はその警報も虚しく角を曲がる1歩を踏み出してしまった……

そこに居たのは……

「太宰」

私の、大切な友人だった……

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