海斗「ふっ…ぅ」
体に刻まれた切傷や痣。それを見ながら入る風呂は
あまり快適ではない。
むしろ嫌だ。
…ピコン
海斗「ん?」
液晶画面に手を触れ、メールを確認
ー SixTONES、成人男性と話している写真が話題にー
そこには俺とみんなの姿。
みんなってもしかして、ジャニーズ?
それを知った僕は、衝撃を受けた。有名なみんなの
家にこのままいると、みんなを記事の巻き添えにす
るかもしれない。
海斗「僕は…やっぱいないほうがいいんだ‥泣…
っはぁ、上がるか」
海斗「ごめーん、遅くなった」
慎太郎「全然いいよ笑」
海斗「ごめん、今日食欲ないわ
おやすみ」
樹「ん、俺も眠いから寝る」
優吾「おー、おやすみ」
side青
手洗いに行ってたら。
≪やっぱ俺はいないほうがいいんだ…泣…≫
聞こえてしまった。
樹「俺も眠いから寝る」
たったったっ
樹「海斗」
海斗「どうしたの?樹にぃ」
樹「どうしたじゃねぇだろ。風呂の独り言聞こえたんだよ。」
海斗「だって、みんなジャニーz((」むぐっ
樹「関係ねぇだろ?あほ」
海斗「、あのさ、これ2人の秘密
俺ね、パニック障害なんだ。みんなと会った時、内心嬉しいと怖いがあった
‥みんながジャニーズって知った時、俺なにしていいかわからなくてッ泣
樹にぃがきいてくれててよかった‥」
樹「泣きたいなら泣けよ
俺ら居るんだからな」
言ったら涙がぽろり。
海斗「ひぐぅっ、グズッ、うぁっ…うぁぁぁぁんっ( 泣 」
<うぁぁぁぁんっ!>
大我「樹がやったな」
北斗「みたいだね〜」
ジェシー「AHAHA‼︎」
樹「ただいま〜」
優吾「頂きます〜」ぱくっ
慎太郎「やっぱゆご兄の飯うまいわ〜」
優吾「うるさいな照れるだろ」
北斗「あーっ、てれた〜!耳真っ赤だよぉ〜?」
ジェシー「AHAHA!!」
まだ知らなかった
明日のYouTube撮影で
あんなことになるなんて。