テラーノベル
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へへっ!あたったよぱぱ!」
私の子供、息子はニコニコと喋る
だがその笑みは私にとってはもう、喜びではない
骨が見えるくらい痩せ細った体、この年齢にしてもあまりにも幼いような言葉
私はあのときどうすればよかったのか、
こんなにも息子は痩せ細っているのに私はしっかり食事をとっていいのか、
そんな思いが私の首を絞める
私は息子の攻撃を喰らった痛みと心の痛みで頭がぼんやりとしてしまう
そんな中息子は、
「えへへ!すごいでしょ!たっくさんれんしゅうしたの!」
と私に飛びつく
私はそんな息子の頭を優しく撫でる
私の腕は燃えていてとても熱いが、そんなことはどうでもよかった
「すごい、よ、、coolkidd」
「でしょでしょ〜!」
正直とても体全身熱く、倒れてしまいそうだ
「パパ?どうしたの?」
そうだこの子は知らないんだ自分が人を殺しているということを、
それも私とこの子の関係に嘘をついていたからかな、
「はは、、少し眠くてな、、、」
私はまた嘘をつく、
今はこの嘘が正しいかもわからない
「つかれちゃった?」
「そう、疲れた、、coolkiddが強くてな、」
「ぼく、つよい、、、そっか!、じゃあパパおやすみ!」
息子は私をそっと寝かせる
私も息子をこうやって寝かせたっけ、、?
もうこれまで嘘か本当かなんていい、、
ただ今は息子が幸せになるように願うだけ、
自分の最期に精一杯のお父さんを演じなきゃな。
「coolkidd、おやすみ、幸せになってね」
コメント
2件
フォローありがとうございます
読み終わりました……このお父さんの視点がもう切なくてたまらないです。「骨が見えるくらい痩せ細った」息子の描写と、自分は燃えているのに「そんなことはどうでもよかった」という諦めにも似た愛情が、一気に胸に刺さりました。ラストの「幸せになってね」が、もう……静かな崩壊と無償の愛が同時に存在するこのバランス、すごく印象的です。1話でこれだけ心を揺さぶられるなんて、続きが気になりすぎます。お父さんのこの嘘は、どこまで通じるんでしょうね。