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:今回:

宮舘:阿部。

阿部:あ、ごめんごめん。行こっか。

今日の撮影が終わり、「先上がります」と、楽屋を出た俺と阿部。今日朝来た時は、阿部とふっかが翔太と目黒を正座させてたから、俺昨日酔った勢いで何か言ったかなと不安になったけど、別に大したことじゃなかった。(?)

阿部:ここ。俺のお気に入りの店なんだよね。

目黒みたいに家に連れていかれるかと思えば、ちゃんとした店で安心した。個室に入れば、阿部はメニューを見ながら淡々と注文する。

宮舘:阿部、いろいろありがとう。

阿部:ううん、舘様は俺の彼女でもあるんだから、助けて当然だよ。………あ。

一言言ってから、「あ。」と口元を抑える阿部。その後、顔を隠して、「今の訂正!メンバーだから、助けて当然!」と訂正した。

宮舘:あ…そう?

阿部:……ごめん。俺、翔太達みたいな事しないから。てか…まだできない。

宮舘:なんで謝るんだよ

阿部:え?いや、ねぇ。

少し冗談交じりなトーンで会話をすれば、注文していたものが届く。阿部は先にお酒を口に運ぶ。俺もつられてドリンクを先に飲んだ。昨日みたいに潰れて迷惑かける訳には行かないし、今日は飲まないことにする。

阿部:……翔太も目黒も悪気は無いと思うよ。舘様のことが大好きだから、つい手出しちゃうんだよね。だから、そんな重く考えないでね。

宮舘:……親?

酔い始めた阿部は、少しづつ俺を安心させようと小言を漏らす。俺は少し苦笑しつつ、「親?」と尋ねた。そんなことはお構い無しに、阿部は親のような言葉をかけてくる。

阿部:俺もだよ?俺も涼太さん好きだからさぁ。 守りたくなるじゃん。 もぉ…。

宮舘:ん~~~…。

酔って頬を赤らめながら言う阿部の言葉を、俺は軽く受け流すように相づちを打てば、ふとしたことに気づく。

宮舘:今阿部俺のこと好きって言った…?

阿部:んぇ?

しばらく沈黙が続き、阿部が首まで真っ赤になる。

阿部:へぁ、わ、忘れてください…。

そう言って、顔を隠した。

阿部:……ほんとですけど。

[続く]

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