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人狩り行こうぜ　　　　　(文字化化)

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人狩り行こうぜ　　　　　(文字化化)

第2話 - 第2話　GIVE ME LOVE

10

2025年03月22日

#文字化化

#R-18G

#赤い傘の男

P-

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どうも　最近　命令の効力が

段々と弱まってきている

前は　名前を呼んで命令をだせば

アカガサは逆らえなかった

だのに　最近は簡単に破れるようで

命令を聞くか聞かないかは　ヤツの

気分次第みたいなところがある

『恋人に戻してほしい』

とか懇願されて　絆されて

一度解除してしまったからかな？

失敗だったかも………

とくに大きな　害は無い

私が本気で拒絶するようなことは

してこないから

でも　困るのは　SE×がやたらと

しつこいこと

最中の　『やだ』とか『ダメ』とか

本気の拒絶なのか　イイのか

分からない　とのこと

いやいや　分かると思うんだけど？

『ふざけんな　いいかげんにして！』

とか　言っても止めてくんないじゃん

そして　アカガサは体力無限な上に

人のようにイくことはないらしい

つまり　終わりがない

つまり　わたしが死ぬ

………と　いうか　気絶するまで

意識が　トぶまで離してくれない

ことが多々ある

昔の記憶　特にアカガサの恋人

だったという時の記憶は戻ってない

以前のワタシはどうしてたんだろ？

毎回コレに付き合ってたの？

凄いな　若さか…

いや怪異なんだから　今も変わって

ないはずなんたけどな

ここは　幽霊団地　雨が降っている

今は　外の世界と繋がっているし

近くには　さっきの男の頭が

転がっている

ここで　スるのは嫌なんですけど！

声が出ないので懸命に念じて

ジェスチャーも加えてみるが………

聞いちゃいない

他の存在にワタシが傷をつけられる

と　特にこうだ

上書きしたい衝動に駆られるらしく

最初なんて　ツギハギくんに噛まれた

傷口をさらに噛まれて喰い千切られた

痛いから　嫌だ　噛むのダメ！

根気強く教えこんだ結果

今は　傷が治るまで舐めるという

ところまでは妥協した

ちなみに舐めたからって治癒が

早くなったりはしてないと思う

喉元にディープな口づけを落とされ

甘噛みされ　たぶん痕がつけられた

傷が完全に塞がるまで続く口づけ

その間に長い指が　身体をまさぐり

気付いたら　ワタシ　ほぼ裸だった

自分だけ脱がされてるのも

嫌なので　頑張って手を伸ばし

アカガサのコートを開く

顔と顔を寄せて　ワタシを覗きこむ

ようにして　口角をキュｯと

上げた彼は少し機嫌を直したの

だろうか

出窓に座り　横についていた

ワタシの右手　手の甲をアカガサが

スルリと撫でて　ぎゅっと握りこむ

唇に触れるだけのキス

次に下唇だけを　チゅっと吸い

『あけて』　アカガサが囁く

喉元の傷から離れたってことは

塞がったのかな？

『………アカガサ』

声がだせるか確かめるついでに

名前を呼んだ

ビクンっ　とアカガサの身体が

跳ねた

ー？

恍惚とした表情でアカガサは

今度は深い　口づけを寄こした

下着の上から撫でていた指は

性急に下着の中へ這い入ってきた

…う…あっ　　あぁっ！

親指で敏感な蕾を転がされ

ナカからも長い指がイイところを

グリグリと押し上げてくる

くちゅ　ちゅ　ちゅく　ぐちゅ

全く迷いない動き

改めて　全部把握されてることに

驚愕する

ーんっ　あっ　あっ！

声が押さえられない

『………おい　お化けなんかより

イイもん見れそうだぜっ』

ヒソヒソ話している声が遠くから

近づいてくる

怪異化して耳がよくなってるのも

あるけど　ココは　元々　音がよく

響く

うん　お化けが　イイことしてるんだけどね

……… じゃなくて！

『　やっ！　も　やめっ！』

アカガサだって人の侵入に気付いて

いるはずだ

なんだったら　ワタシより早く

気付いてるだろ！

なのに止めるどころか………

あ…　や！　ひ、やらあぁ―ー！

最悪！！　イっちゃったし！

情けない声出しちゃったし！！

『………お願い！　隠して！』

せめて　コートの中に隠れようと

余韻に震える手足でアカガサに

しがみついて訴える

コートで包みこむように

ワタシを抱き締めてアカガサは

満足そうだ

また　うっとりとワタシを見つめ

『好き　好き　好き　嬉しい！！』

いやいやいや　違う違う

そうじゃない　それどころじゃない

『人が　見てる　ワープして！』

キレ気味に指示を出す

『なぜ？』

『生きてる　モノ　ない』

え？！　そっとアカガサの

肩ごしに見ると

結構　遠くのほうに血だまりと

肉塊が転がっているのが見えた

『あなたの肌を見せるわけ

ないでしょ？』

今度は頭のなかに直接

話しかけられた

そういうのは　早く言ってよ…

服を直され　またぎゅっと

抱きしめられた

アカちゃんはすっかり上機嫌だ

あれ？今日はもう　終わりな感じ？

え…そんなこともあるの？

嘘…　全然　ワタシはスッキリして

ないんですけど

結局一人も狩ってないんですけど！

END　欲求不満

ここから読まないでいい　設定がたり

アカガサくんは　甘えられたり

すがられたり　名前呼んでくれたり

で　絶頂(満足)してるんで

昔のあだみちゃんはもっと素直に

甘えてたから　そんなにしつこく

されることもなかった

意識トぶまで気持ちよくしてあげる

ことで　すがってくれる

と　誤学習しちゃってます

ちなみに今回も他人の前でスると

甘えてくれる？と思っちゃったので

あだみちゃんが　早いとこ

素直になるか　気付いてあげないと

どえらい羞恥プレイに走って

しまう………かもしれません

あと　命令がキャンセルできちゃう

のは　アカガサくんとあだみちゃん

が　融合して　一心同体になって

きてるから

あだみちゃんは　気付いてないけど

傘もった状態なら　あだみちゃんも

ワープ出来るようになってたり

アカちゃんの　喉にも

ナイフの刺し傷ができてたり

したりして　………たらイイな