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ゆみ
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omr「…ねぇ〜涼ちゃん?」
ryuk「ちょっと待っててね。ここのフレーズだけ作るから」
最近の涼ちゃんは構ってくれない。
涼ちゃんの肩に手を置いて、甘えたい雰囲気出してもすっと離れていっちゃう…。
前までは大体僕が呼んだらこっちに来て用件聞いてくれてたのにさ?
ずっと若井と曲のこと話してて真剣にやってくれるのは嬉しい。
ミセスのことをちゃんと考えてくれてるんだな、大切にしてくれてるんだなって思う。
でも、もうちょっと構ってくれたっていいと思う。
…もういいや。涼ちゃんのこと無視しよ。
涼架side
ryuk「若井〜?ここどういう風にここメロディー考える?」
wki「そこは……〜すればいいんじゃないかな?」
元貴に最近構えてない。
構いたいとは思っているけれど、元貴の期待に応えたくて頑張る。
それをやっていたら毎回元貴をそっちのけにしてしまう。
なるべく早く言われたことを覚えて、提案もして…とやっていた。
「若井さん。少し、ここの部分でお話が。」
wki「あ、分かりました。」
スタッフさんに呼ばれた若井は、少し困った表情をしてこっちに振り向いた。
wki「ごめん涼ちゃん。行ってくる。」
ryuk「あーうん、分かった。いってらっしゃい 」
そして、若井がマネージャーさんに呼ばれていなくなった。
その後、少し作業をしてから僕は元貴の所へと向かった。
何処か分からないけど…いっぱい探せば見つかるはず!!と思って探してたんだけど…全然いない。
連絡しても珍しく既読スルーされる。
いつもはAI並みのスピードで返信が返ってくるのに。
(……あ、これ元貴めちゃくちゃ怒ってるな…)
……はぁ…どうしよう…
そもそも元貴に謝りたいのに謝れない
構ってあげたいのに構ってあげられない
………これも全部、仕事に集中していて元貴と仕事以外のことをあんま喋ってなかったからかな。
(取り敢えずもうちょっと探してみよう!)
そう思い、色々な所を探し回っていた。
そして、元貴を見つけたのは数分後だった。
元貴は椅子に座ってスマホをポチポチと弄っていた。
話しかけようと近づいて行くと、こちらに気付いたのか一瞬だけ顔をあげてから、すぐに目をスマホの方に戻した。
ryuk「…元貴?」
omr「………何。」
ryuk「……今日、僕の家来てくれない?」
omr「………」
元貴は興味を失せたようにまたスマホに目を戻してしまった。
ryuk「…も…元貴……本当に…ごめん。」
omr「…何が。」
ryuk「構ってあげられなかったこと…。ごめんって思ってて…、」
omr「……僕がどんな気持ちで過ごしてたと思ってんの。」
元貴の言う言葉に返すこともなく、ただ黙っていることしかできなかった。
omr「……僕だけが涼ちゃんのこと好きみたいじゃん。」
ryuk「……本当に…ごめん。」
ryuk「これからは…仕事だけじゃなくて元貴のことも大切にするから…」
omr「……ちゃんと僕のことも構ってね?」
そう言って元貴は空いている方の手で僕の服の袖を掴んでいた。
ryuk「…うん。約束する。」
そう言って、僕もそっと元貴の手を握り返した。
コメント
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あおいです🌷第4話、読ませていただきました! 涼ちゃんが元貴くんに構えなくてすれ違っちゃう感じ、すごくもどかしくて切なかったです…。でも最後にちゃんと「ごめん」って向き合って、「僕だけが好きみたいじゃん」って元貴くんが本音を言えたところがすごく良かった。お互いの気持ちがぎゅっと詰まってて、じんときました。次が気になります!