番外編① 「御食事(後編)」
 ⚠️バカップル
⚠️砂糖過多
⚠️中太
⚠️太がドMかも
「ちゅ…やぁ…//♡」
 私を抱えて澄ましたような顔で歩く彼は、理性を堪える事に必死なのだろう。
そんな姿で、さらに発情してしまう自分がいる。だって可愛いもの、必死な中也♡
 「よしよし太宰、今夜は手前の気が済むまで甘やかしてやるからなァ?♡」
 薄暗く、ひんやりとした寝台に、ものすごく丁寧に置かれると、彼の温かい手のひらで、頭をポンと撫でられる。
 「(触ってくれた…//‼︎♡)」
 好き、好きすぎる//‼︎♡ 中也の優しい低音、器用な手先、温かい眼差し//‼︎♡
今から、それらを持ち合わせる中也から犯されるのだと想像すると、身体がゾクリと震える。
 「ンで、太宰はどうやって甘やかして欲しいンだ?♡」
 中也の体温が背後から感じられる。後ろから回された手が私の身体を包んでいて、何とも言えない安心感を得る。
 「ん…//…えっとね//♡」
 ぐちゃぐちゃにして欲しい。
だなんて早々言えるわけがないじゃないか。開始早々の詰まりに少し焦る。
 「ないなら俺の好きなようにさせて頂くぜ?♡」
 カリッ…、と中也の手が私の胸を軽く引っ掻いた。
 「んっ…//」
 いきなり快楽が与えられて情けなくも声を漏らす。中也はそれが嬉しかったらしく、指先を上下に動かして、何度も刺激を繰り返す。
 「んっ…//♡♡ちゅ、や//♡…ぁっ//♡」
 熱い。身体もそうだし、中也から伝わる体温も熱い。彼も興奮しているのだと感じると、さらに此方も快楽を受け取りやすい身体に嫌でもなってしまう。
 「太宰は色々弱ェなぁ…?♡」
 そう言って唇を奪おうとして来た彼の口を押さえる。
 「…ンだよ?」
「…弱くない…//」
「……? 」
 きょとん、とする中也。なんで自分から言ったくせにわからないの⁉︎//
 「弱くない、私…‼︎// 中也だから、気持ちよくなっちゃうの…//‼︎」
 彼にはだけさせられた服が、さらにするりと落ちる。冷たい空気が、露わになった肩に触れて、寒いと感じる。
 「…ほ~ん…//?♡」
 なにその顔⁉︎
 「そうか、太宰は俺だから、気持ちよくよがっちゃうンだよな‼︎♡」
 塞いでた手を掴まれたと思うと、口の中に彼の細長い指が入って来た。
 「ん”ぅっ…⁉︎//♡」
 ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて口内が犯される。
 「ふっ“//♡ふ”っ~…//♡」
 中也の指が優しい舌をなぞる。息が極限に足りなくなって、頭がなにも考えられなくなった。
 「太宰♡手前が1番気持良いの何処だっけか…?♡」
 中也は、太宰の胸をピンッ、と弾きながら、耳元で問う。
 「ん“っ//♡はっ”//♡むねっ“‼︎//むねでしゅっ”//♡♡」
 太宰の腰が大きく反るのを見ると、満足そうに頷く。
 「そうかよ…じゃあ立派な雌だなァ?♡」
「ちがっ…//‼︎」
 ぴくぴくと跳ねてしまい、否定しようも身体が悦んでしまっている事実がある。
 「違うッても手前、顔蕩けてンぞ♡」
 太宰の唾液で濡れた指で、塗りつけるように胸を弄る。ふわりとなぞっては、ぎゅ、と摘み、刺激を交互に与えていく。
 「あ“っ//♡ちゅ、や//♡♡いぐ”っ…♡♡」
「ダメに決まってンだろ、弄って3分もたってねェんだぜ?♡」
 指をうかして、刺激を止める。
 「っ//?な、なンでっ…//♡」
「イくのは一緒な♡」
 太宰の震えが止まったのを見計らって、またクリクリと胸を刺激する。
 「~っ“//♡いかせる気ッ♡ないならやめてよっ”♡♡」
「前戯だろ?♡あとからたっぷりイかせてやるからよ♡」
 耳元で呟かれ、甘い吐息が体を震わせたとき、同時にガリッ、と強く引っ掻かれる。
 「ん“ぃっ⁉︎//♡♡いく”っ//♡♡」
「我慢我慢♡」
 モノの先端をぎゅ、と握られて達するのを阻止される。
 「っ、ひどぃっ//♡」
「ンなこと言って、ほンとは嬉しいンだろ?♡無理を強要されンの♡」
 太宰の顔をぐいっと寄せると、頬にキスを落とす。
 「へっ…?// なっ…//」
「本当は痛くされてェンだろ?♡」
「い“っ//⁉︎♡♡」
 頸をがり、と噛まれる。痛い、と体がビリビリと反応するが、同時に全身が熱く火照り出して息が上がる。
 「なっ”//♡なんで噛んで“っ//??♡♡」
 跡が綺麗についたのか、どこか満足げな声が聞こえる。
 「気持ちよかったろ?♡」
 ニヤリと笑った。背後からそんな気配がした。図星で恥ずかしくて死にそうだ。
 「~っ“//♡あっ、あンなのされて、良くないわけないじゃん…”っ//♡」
「流石俺のご主人様♡」
 絶対思ってない‼︎だって私が君の手の中で転がされてるもの‼︎//
 「そろそろ待てできそうにないンだが…♡」
 そう言ってグイッ、と思い切り後ろに倒される。
 「…私だって、まだ物足りないよ//?♡」
 煽られっぱなしは癪に触る。そう思って言い返した別の意味での煽りは、後々自分を後悔されるものだった。
 
 
 ♡
 ♡
 ♡
 
 
 
 「なァ太宰…♡♡今どこまで来てると思う?♡」
 顕になって汗ばんでいる太宰の腹をつぅっとなぞる。それだけでぴくぴくと痙攣していることが指先越しに伝わった。
 「おく“っ…//♡もっむりぃ“ッ“…//♡♡」
 ベッドのシーツをぎゅうと握りしめながら、腰を跳ねさせる姿はとても煽情的であった。
視覚から得た興奮のままにぐりっ…、とさらに押し込む。
 「お”こッ…//⁉︎♡♡」
「っ…♡残念、まだ半分なンだよ♡」
 きゅうきゅうっとよく締まるナカを堪能しながら、涙と汗でぐしょぐしょになった顔をペロリと舐める。
 「ぅ”っ…//♡ぅ♡そこ“ッ、そこばっかぁ”//♡♡」
 また涙が溢れ出てくる。本当に、意外と泣き虫なンだな、此奴は。
 「だってここが太宰のイイところだろ?♡♡」
 何度もそこを刺激する。初めは優しくゆっくりと。しかし途中で殴るような勢いで突く。
その繰り返しに沼ってしまった太宰のナカは、もう離さないとばかりに締め付けてくれる。
 「…なァ…わかるか?♡手前のココが離したくねェって言ってンだ…♡」
「ちがッ//♡違うも、ん“っ…//♡♡」
 上から太宰のお腹を押す。違うと否定しているが腹を押すだけで感じているところが愛おしい。
 「何が違ェんだよ?♡美味しく飲み込んでンじゃねェか♡」
 ゆさゆさと腰を揺らすと、太宰はきゅっ、とシーツを握り直す。
 「はっ”♡はぁ“ッ♡無理ッむりぃ…”//♡♡」
「リタイアしてるとこ悪ィが、そろそろ奥行きてェんだわ♡」
「にゃにッ“いってっ//♡♡」
 熱を孕んだ瞳が、まだ奥じゃなかったの、と訴えかけてくる。今にも号泣してしまいそうな気の不安定さが、返って加虐心を加速させた。
 「ねぇ”ッ♡♡無理っ“ぼく”死んじゃう//♡♡」
「へぇへぇ静かにしようなァ♡治くん♡」
「ッ//⁉︎♡ちょっとッ//‼︎」
 自分から僕、つったのに。無自覚とは恐ろしい。これから何か言葉を飛ばすであろう口をそっと閉じ、柔らかいその唇をペロリと舐める。…まァ開けてくれるわけねェか。
 「ッ//⁉︎♡♡」
「しずかにしよ~な、治くん♡」
 講義の口をまた開こうとした隙ににゅるりと侵入させた。口の中も熱くて、気持ち良くて。身体まで此奴に溺れてしまいそうになる。
 「んぅ“ッ…//♡ちゅ~…や//?♡」
 下の刺激がなくなり、若干自分で腰を動かしつつある太宰は、物足りなげに瞳を合わせる。
 「手前が動けよ…♡」
 さらりと頭を撫でて、離し際に耳の先端に触れる。すると太宰はピクリと跳ねて顔を赤らめた。
 「…ん…//♡」
 太宰がこくりと頷いて此方に軽く体重をかけてきたので、おや、と力を抜いてみる。
すると今度は俺が太宰に押し倒された。俺のモノがさらに奥へと入り込み、太宰は心地よさそうに呻く。
 「止まってちゃイけねェぜ?♡」
「う“っ…わかってる…//♡ もんっ”…//♡」
 ふぅッ…♡と甘い息を吐き出しながら、ゆっくりと腰を上下に動かしだす。それがどうにも焦ったくて突き上げたくなる衝動に駆られる。
 「ん“っ…ッ♡ぁッ”♡ 」
 心地良さそうに顔を蕩けさせる姿にキュン、ときてむくりと大きくなる。
 「ちょッッッッ“////⁉︎♡♡」
「(…不可抗力だろ)」
 それを感じ取ったのか、太宰は腰をびくびくとうねらせ、息を荒げる。
 「お“ッ…//♡っあぅッ”♡♡ 」
「苦しそうだなァ?太宰♡」
 
 頬に触れると火傷しそうなほど熱く、それが返って落ち着いた。
太宰の目元がほんのり紅くなり、涙が何回も通ったことを表している。
 「ちゅ…やぁ“//♡♡」
「ん~?♡」
「おぐッ…ちゅいて//?♡♡いい子いい子してぇ//?♡」
 太宰はそう言いながら、ぐちゃぐちゃに蕩けた顔でぼうっと此方を見つめた。
 「嗚呼、いいぜ?♡我儘な治君の好きなようにしてやンよ♡」
一回切る(何ならこれで終わりかも)
ノベルであーるって結構難しいんですね…。
赤ちゃんプレイにできそうにねぇよ悔しいよ()
コメント
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赤ちゃんプレイに見えないこともない