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地雷 閲覧注意
br side_______
眠い目を擦り目覚める。
30分もあればいとも簡単に寝れてしまう僕は、睡眠に困ったことはあまりない。
困ったことと言えば、、恋人の事かな。
みんな少し話聞いてくれる?
最近不思議な事に食欲がないのか体調が悪いのか分からないけど、ご飯もあんま食べないし、喋らない。
事の発端も分からない。
僕がなにを話してもダメで、でも他のメンバーがいると大丈夫で、ずっと意味が分からないんだよね。
br「シャークん、、?」
sha「、、、」
br「どうして僕と2人になると喋ってくれないの?」
sha「いやだから」
br「なんでいやとか言うの?恋人だよ?それ以前にメンバーだよ?」
sha「いいじゃんなんでも、そういう所がめんどくさい」
どうしてこんなに冷たいのだろうか。
なんで嫌われてるのだろうか。
確かに僕はシャークんよりも感情的になることが多いし、うるさいし、計画性もないし、理想家。
逆にシャークんは、論理的で、洞察力があって、計画的で、現実的だ。
真逆だからこそ惹かれあった僕達だったけど、価値観はどうしてもズレる。
嫌われた事をしたなら謝りたい。
その一心である。
br「僕何か悪いことしちゃった?」
sha「、、、」
br「、なんでそんなに冷たいの?」
sha「嫌い、興味無い」
僕は基本怒らない人だと思ってた。
でもそうじゃないみたい。僕も嫌な事言われると反論したくなっちゃう。
それが僕のダメだった性なのかな。
br「ねえ、シャークん僕の目見てもう1回同じ事言って」
sha「は、、?」
br「何?嫌いなんでしょ?言ってよ」
sha「、、キラい」
br「ふーん」
sha「ブルークの代わりなんて沢山いる、」
br「あはっ、冗談はやめてよ。」
「僕は唯一無二だよ?」
sha「はっ、自意識過剰かよ、」
br「僕が2人もいると思ってんの?」
sha「そうじゃなくて、ブルークよりいい人なんて、、い、」
br「ん〜?いるんでしょ?」
sha「、、、ぅん」
br「じゃあ僕いらないじゃん。なら付き合ってる意味ないよね、別れよ」
sha「へ、、ぁ、、ちがっ、」
br「何が違うの、?嫌いとか興味無いとかってそういう意味じゃないの?」
僕が疑問に思う事を聞いている。
シャークんは黙って下を向いたまま何も言わない。
僕より背が低いから本当にどんな顔をしているか分からない。
br「、どんな選択肢でもいい、シャークんは僕を幸せにしてくれたから、シャークんが幸せになる選択肢を選んで欲しい」
僕は腰を屈めてシャークんを覗き込んだ。
シャークんの眼はユラユラと揺れていて、突然と涙が溢れて止まらなくなっていた。
br「えっ!まって!泣かないでぇ、泣かせたかった訳じゃないの、、」
僕は涙でぐちゃぐちゃになってるシャークんの顔を裾で拭う。
sha「だって、、ブルークがっ、別れるっていうからっ!」
途切れ途切れでも力強く言葉を発し、今までに見た事ないほど涙を流している。
どんだけ拭っても次から次えと、涙と感情が溢れてくる。
僕の思っている以上に言われてキツかったのかもしれない。
br「僕は決して別れたくないよ。シャークんが僕のこと嫌いなら離れた方が吉だと思ったんだ」
sha「おれっ、ブルークがいなかったら、生きていけない、」
シャークんが絶対言わなそうな事もいまはポンポン言ってる。
br「もしかして、僕の愛が足りて無かった?」
sha「溺れる程愛して」
間違いなくそうだ。
僕はそんな風になっているシャークんに興奮の感情を抱いていた。
ぐちゃぐちゃになるまで泣かせたのはこれで3回目。
どんだけ見ても飽きない。
br「もっともっと愛してあげる」
だからもっともっと僕を愛して?
力強くハグをし、キスの雨を降らせた。
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「策士、策に溺れる。」
「策に溺れて、俺に嵌って行くのはどっちなんだろうね?」
かなり没
コメント
3件
「策士、策に溺れる」 意: 謀略に富んでいる人物は、あまりに先を読み過ぎてかえって失敗するものであるというたとえ。
ほんと...泣くのまじで性癖で、ほんとになんて言うかマジでずっと好きです。神作ありがとうございます....😇