いよわさんの曲を書きたい症候群を発症したので宿題をほっぽり出して書きました。
途中で力尽きてるので、続きは要望があったらで…(皆んなからのリクもあるし)
そして私は勉強に戻ります…
原曲 異星に行こうね
解釈違い注意
白×アイス みぞぜん
白さん人外描写注意
キミをひと目見た時から、まるでキャトルミューティレーションのように、私の脳が甘くてしあわせな思考に染められた。
ふわふわの薄い色素の髪の毛。可愛いキラキラの目。男の子にしては高くて可愛い声。
キミに出会ってから、こまぎれでしか覚えていないキミとの昨日の記憶を繰り返し反芻する事に夢中になってしまう。
___きっと、これが恋なのだろう。
それは地球実地調査の、14日目の朝のことだった。
ふつうの女子高生に擬態して、地球人がどのような生活をしているのか、どれくらいの戦闘能力を有しているのかを確かめる。
そんなつまらない調査にあきあきしながら、通学路を歩いていた時。
「これは遅刻、あわわ……」
そう言いながらキミが、私の目の前を走り去っていった。
いっしゅんの、あっという間の出来事だった。でも私は、慌てて走るその顔に釘付けになっていた。
そんな私の事なんて知らずに慌てて走っていたキミは、リュックが開いているのに気づいてないみたいだった。
だから、追いかけて声をかけた。キミに私を見てほしかったから。私を認識してほしかったから。
「ねぇ…リュック、開いてるよ」
「え、本当だ!ありがとう!」
そう言って、こっちを振り返って笑うキミ。
その瞬間、私の体内の計測機器が微かだけど確かに壊れた。
どくん。どくんどくん。
まるで警鐘のような知らない音を奏でる計測機器にびっくりする。
だって、今までこんな事なかったから。
どくん。どくんどくん。
計測機器が跳ねて跳ねて、君の元へ弧をえがいて飛んでいきそう。
顔があつくてあつくてしょうがない。
顔を冷やすために見上げた空にへばりついていたのは、故郷の星とは全然ちがう、青くて気持ち悪い色だった。
いつもは、その色を見ると込み上げてくるのは嫌悪感だったけど、今日は、あの子に対する庇護欲が込み上げてきた。
はやく、助けてあげなきゃ。この青くておぞましい星から、はやくはやく。
そうだ、みんなに相談して、あの子を私達の星に連れてこう!そしたら、あの子と私のおうちで一緒にくらすんだ!
ふふ、と笑みをこぼしながら甘い未来を想像する。学校はとうに遅刻しているが、どうでもよかった。甘い未来の想像は止まず、更に続きを想像する。
えっと、連れて行く時に何にも教えないで連れて行くのは怖がっちゃうかもだから…。
ゆらりと宙に浮かぶ乗り物に乗せる前、地球語でこう言ってあげよう。
___UFOに乗って異星にいこうね。
コメント
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これ最後まで書いてたらどう表現するのか気になるな〜
30分クオリティ… 書いてて思ったけどひどすぎるな…