コメント
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ぜんっぜん投稿してなくてまじごめんなさい‥!
ではすたーと
マ『は?梵天を辞める?』
春『はい』
マ『‥取り敢えず保留な』
春『‥保留は辞めてください』
マ『何故だ』
春『‥早く辞めたいんです』
マ『後悔しないんだな』
春『はい』
マ『‥そうか、今日中に荷物をまとめてアジトから出ろ』
マ『情報は漏らすなよ』
春『はい』
マイキーSide
三途が急に梵天を辞めると言ってきた。
止めようとしたが、三途は本気だとわかった。
彼奴が何を考えているかわからない。けれど蘭のために何かをしようとしていたのは分かった。
俺には止められない。
春千夜Side
これで良かったんだ。これで蘭は苦しまないはずだ。
春『…はぁ』
荷物をまとめ終わり、部屋から出ようとしたとき棚の上の蘭との写真を見た。
春『…忘れたくないし』
写真も持っていくことにした。忘れたくないし忘れるつもりもない。蘭から俺が消えても、俺は覚えておきたい。
次の日
蘭Side
蘭『はるちよ‥はるちよがいない!!!』
竜『‥兄貴‥落ち着いて、!』
春千夜が居なくなった。俺やっと春千夜と一緒に居られると思ったのに、5年も頑張ったのに。
蘭『やだ‥春千夜が居ないと‥!!』
竜『分かってる、分かってるから!!』
蘭『どこなの!!どこに居るの!!!』
蘭『ッう”…』((倒
竜『兄貴!?』
竜胆Side
首領から事情は聞いた。けれど、兄貴には春千夜が居ないと駄目だ。
これ以上兄貴を苦しめたくないのに。
竜『兄貴‥頑張りすぎちゃったね‥』
さっき倒れた兄貴の頬を撫でる。
竜『…眠』ウトウト
竜『んん……』スー…スー…
竜『…ん”』パチ
竜『寝てた‥』
竜『今何時‥』
竜『もう夜じゃん』
竜『え、まって兄貴いない』
竜『やらかした‥早く探さなきゃ』
ガチャッバタン!
蘭Side
蘭『…ん』パチ
蘭『竜胆寝てる‥春千夜‥探さなきゃ』
蘭『寒…』
蘭『‥何処だよ‥』
蘭『やばい‥寒い…』((震
蘭『ッはぁ‥』
蘭『…ぅ‥帰らなきゃ‥』
蘭『ふ‥ぅ…ッはぁ‥』
体調が優れていない状態で、しかも歩けない俺。外に出るんじゃなかった。
俺はいつから間違えた。春千夜が居なくなって5年間ずっと探していた、それが間違いだった?春千夜を好きにならなければ良かった?
‥生まれてこなければ、こんなことにならなかったのかも知れない。
竜Side
竜『早く電話でろよ…』
春「‥はい」
竜『どこ居るんだよ!!』
春「言わねぇ」
竜『兄貴が居ねぇんだよ!!恐らくお前を探しに行った!!』
竜『兄貴は今体調良くねえからこんな寒いのに外出たらやべぇんだよ!!』
春「!!」
春「‥俺も探す」
竜『あったりめぇだ!このアホ!!!』
春千夜Side
蘭を見つけて危険な状態じゃなければ会わないようにしよう。俺と居たら駄目だ。
蘭『はッ…はぁ…』
春『!蘭!』
蘭『春千夜‥?良かった‥居た‥もう‥離れないでね‥』((気失
春『え?』
春『蘭?蘭!おい!』
竜『‥命に別状はないって』
春『‥良かった、じゃあ俺帰るから』
竜『‥お前何考えてんだよ?』
春『蘭は俺と居たら苦しむだけだ』
竜『お前わかってないのな、兄貴が今こんなことになってんのお前が居なくなったからだろ!』
春『‥そ』
春『じゃあな』
『離れないでね』
この言葉が頭から離れない。
離れないでなんて無理。一緒にいれば苦しむだけだよ。