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2025.7.19
紫目線
武道館が大団円で幕を閉じ、変にテンションが上がっていた俺は一生言うことのないことを言ってしまった。
ずっと同じ気持ちだったと言ってくれた彼と、身体を交わすようになって数ヶ月。受け入れる側は決して気持ち良くないわけではないが、やられっぱなしってのも癪に合わない。
…俺も男だし。
ぼんやりとした橙に染まる寝室。
ベッドが軋み、裾からひんやりとした手が腰を撫でる。
「まって。」
「ん。…気分じゃない?」
「…今日は上がいい。」
「っえ、あ…//そーゆう、こと…?」
「嫌?」
「ぃや…い、いいけど…マジで言ってる…?////」
「…今まで言ったことなかっただろ。」
見様見真似でシーツに押し付ける。
もっと嫌がるかと思ったがすんなり受け入れてくれた。なんなら嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。
これから俺に挿れられるんだぞ?
ニマニマとした表情で見上げる彼にイラついて、その余裕を奪った。
やんわり開いているシャークんの口内に舌を潜り込ませ、尖った歯列をなぞる。いつもしてくれるように絡めようとしても、舌先で触れ合うことしかできず口端から笑い声が漏れる。
「んぁ…ふふっw下手くそw」
「うるせぇ…」
「舌短いもんな。べってして。」
「…ん、あ……」
「いいこ、んっ…」
【チュ…チュゥチュッ…クチュッ…】
出された指示に思わず従う。
まって、これじゃいつもと変わらない。
唾液を交わす行為はシャークんに主導権を握られた。飲み込めなかった俺の唾液が重力に従えば、彼の喉元がコクリと動く。
「キスするの好き?」
「……別に。」
「そっかw」
背中にあった手が腰へと滑り、スウェットと下着をまとめてずらされる。そのまま双丘を進みフチをなぞる。
「ちょっ…は?なにして、!」
「ん?なにが?」
「っねぇ//指っいれんなっ!んァッ♡」
「こんな浅くても感じる?w」
「んなわけっ…///っはぁ♡あ”、///」
「声可愛い…」
「ぅるせ…んっ、♡」
【クチュッ…クチュ♡グチッ♡】
「ここきもちぃなw」
「っ//きもちよくっねぇよ”っ!!」
お前に攻めることなんて出来ないと言うように、グチグチとわざとらしく音を立てる。自分の意思に反して、口からでてくるのは嬌声ばかり。
まって、やめて。
「解す意味っ//ない、だろっ!」
「え?だって上がいいって…」
「そう!だからしなくていぃ、」
「いや解さないと騎乗位でも痛いよ?」
「っはぁ!?ちげぇよ!!」
確かに上がいいとは言った。
でも違う。
俺がしたかったのは攻める側であって騎乗位をしたかったわけじゃない。もしやそう勘違いしていたから、あんなに嬉々としていたのか。
「…いらない?」
「い、らない…」
「ほんとに?ここ、寂しくない?」
「ぁ、うっ……///」
後穴にモノを宛てがい、キスをする。
与えられる快楽を想像して、はしたない口からはだらりと体液が垂れた。
はやく乱して。俺を満たして。
それを察した彼に腰を掴まれ、ゆっくりと穴を拡げられる。少しずつ、少しずつ入り込んでくる感覚に理性が削られてゆく。
「ん”ぁっ…まって……ぃ”っ…」
「きっつ…はいる?」
「分かんなぃ”っ……ぅ”、っはぁ”…」
「もっと奥までほぐす?」
「ぃや、いい”…」
「…あんま無理すんなよ。」
押されているフリをしながら自ら腰を落とす。
痛くてもいいから俺を犯して。
彼のモノを受け入れるように作り変えられてしまったこの身体は、指で得られる快楽では満足できなくなっていた。もっと深いところで、はやくここを埋めてくれと収縮しているのが分かる。
付き合い始めた頃、性的欲求を伴った行為を嫌がっていた俺が、こんなにも淫らで欲深い身体になっていると彼が知ってしまったら、幻滅するだろうか。
「んっ…入った……//」
「…まだ全部入ってねぇんだけど。」
「え?…いや、いつもここまで……」
「これ以上挿れないように気ぃつけてたもん。」
「いやっ…でもっもう入んなぃ…」
「腰落とせよ。ちゃんと全部挿れて?」
「やだ…これ以上むり…!」
「は?まだ奥に入ん、だろっ!」
【……ゴッッチュンッッ♡♡】
「んお”ッッッ”!?!!」
「っちょ!!ッッ///」
「え”…??♡ぁ、え”???♡♡」
「あぶね”…出るかと思った…全部入ったな。」
「あ”ぇ、ま”っ…て、〜〜ッッ♡♡♡」
「ここ初めてだもんな♡」
「っは、は♡♡ァ”…♡♡?」
「スマイル?動いてよ。」
「あ”♡……オグッ、ッッ♡♡…、♡♡」
頭の中がチカチカする。
入ったことのないところを無理矢理開かれてしまい、ろくに思考ができない。
茹った血液が全身を周り、破裂してしまいそうなほどに血管が膨張しているのが分かる。ぼわぼわとする耳では自分の呼吸音と鼓動しか聞こえない。
「スマイルー?」
「んん”っ♡♡っあ”、♡ハァ、ハァッ♡」
「……俺の声聞こえてる?」
「ぃや”!?だぇ”♡うごくなぁ”っ♡ぉ”くっ//はい”ってん”だよっ!♡♡」
「ね。めっちゃおなか膨らんでる。」
【ゴチュゴチュッ♡ゴリュッッグボッッゴリュ♡】
「あ”ぁ”っ!??ぉ”ッッ♡♡…ん”ァ”っ♡でる”……〜〜ッ!♡♡」
腰を掴まれ、身体を上下に揺すられる。鈴口からはだらしなく体液が溢れる。出すモノなんてもう残っていない。
「ねぇ”っ!!イッだ!イッたから”ァァ”♡♡」
「…乱暴にされるの好きだろ。」
【ごぷッッ♡♡グポッグポッ♡ゴリュッッ♡♡】
「お”ッ…ぎゅっ♡らめ”っ♡しぬ”♡♡しんじゃう”ッッ♡♡」
「っきもち///…締まりすご///」
「もっやだぁ…!ぬいてぇ!?ぁ”ッッ!??♡♡」
「…スマイルが抜けばいいじゃん。」
シャークんから与えられる一方的な快楽が、ただひたすらに気持ち良くて怖い。
抜け出そうとする素振りだけ見せて彼のモノを享受する。犯されているこの身体はただ甘美に悦ぶだけ。
……バレてるだろうな。
「もお”っ!とまっえ”っ!!ぬけよぉ”ッッ!!♡♡」
【…キュウウゥッ♡♡】
「くっそ…///でるッ♡♡」
「ア”ッ……〜〜!??♡♡」
「……っはぁ…///あ”ー、やっば…ごめん。」
「ん”ん”っ♡ナカあっつ……ん”あ”っ///」
「……出てこねぇな… 」
「っ///ばかッ♡急にっ抜くなよ…ッ♡」
力が入らない身体をなんとか腕で支える。
栓を失っても出てくることはなく、彼からの愛がナカに留まっているのが嬉しくて、腹を撫でた。
「…それ掻き出すから挿れて。」
「ぇ”…まだっ、すんの…?」
「奥を開けるだけな。指じゃそんなとこまで届かねぇ。」
「いやっ…もう無理…」
「ヤるんじゃなくてただの”後処理”だから。な?」
シャークんは上体を起こし、胡座の上に俺を座らせる。
亀頭は自分の子孫を残すために、ナカにある他人の精子を掻き出すための造形らしい。
処理として利用するのは理にかなっているが、挿入するのであれば、それはもうセックスだろ。
【ズリュッ…♡ズリュ…】
「ナカぐちゃぐちゃすぎ。」
「ぁ”っ!あ”♡♡もぉ”お”♡♡いい”っだろ”!♡♡」
「まだ残ってるって。」
「いい”っ!!!そのままでっい”いからぁ”っ!」
精液を掻き出すような動き。
先程までの荒々しい動きとは違って、何度も何度もゆっくりと出入りを繰り返すせいで頭が壊れそうになる。
張り出た部分に前立腺がゴリュゴリュと引っかかる。
ナカに出された精液は、抽挿を繰り返すうちに掻き出され泡立ち、あまりにも下品な音に脳まで犯される。
「っぁ”!!しゃあくっ!やらっ!…でるっ!!」
「んっ?だしてもいいよ。」
「ちがっ//とまって、!……だめっだ、めっ…!」
「ちゃんとぜーんぶ出そうな。」
「ぁ”、あ”…でっ、る♡んぉ”ッッ♡♡♡」
【プシィィッッ♡♡…プシッッ……ジョロッ…】
腰をのけ反らせて透明な体液を飛ばす。
びちゃびちゃと出てくる温かいそれは互いの脚や結合部を汚しながらシーツに落ちた。
「ぇ?…もらしちゃった…?」
「ひっ…う”っ、、ぁ”…」
「……スマイル、?」
『ごめんなさい』
謝罪の言葉はちゃんと言えたのかわからないまま、視界は暗転した。
「……ぃ”っ!」
「ぁ……おはようスマイル…」
「ん”…ぉはよ。」
「大丈夫、じゃねえよな。」
いつものような股関節の痛みはないが、腰と腹筋がかなり痛む。上体を起こそうと少しだけ力を入れたら、ジクリと針を刺されている感覚に陥る。
「お腹は?痛くない?」
「それは、ないけど…起きれん。」
「ごめんな、無理させて……」
「…面倒みろよ。」
「うん、ちゃんとサポートするからなんでも言って。」
「…じゃあ俺のこと起こして。」
申し訳なさそうな顔をして、ベッドサイドから身体とシーツの間に腕を入れる。あまり力を入れなくてもいいような負担が少ない起こし方。
普段はこんなに優しいのにな。
「…シャークん。」
「ん?どうし、」
触れるだけの拙いキス。
赤面する彼に笑みが溢れる。
いつかまた激しく抱いてほしいだなんてことは、絶対に言ってやらない。
コメント
8件
たまには上がいいって結局攻められちゃうのすっごい好きです…扉こじ開けられちまったな…😭 なんかいつもにも増してR描写に拍車がかかっていたような気がします…つまりいつもよりえr……可愛らしい?かったです… ほんとに大好きです🫶🫶
( '-' )スゥゥゥ⤴︎︎︎すこ まじで主さん書くの上手すぎて幸せ( ´˘` )
わーん😭可愛い😭 🦈攻め克服出来そう‼️