テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
最終話:400⤴︎、おまけ①:300⤴︎
に加え、
累計いいね!数:20000⤴︎✨️
ありがとうございます(><)!!
2とコメントしてくださった方が居たので、続きを書きました(♡¨)
文字数を見てもらえると分かりますが、だいぶ長いです。
時間のある時にでも見ていただければ幸いです(_ _*))
🩷side
そう真剣な顔で伝えた。
💛「…わかった」
俺の目を見て頷く仁人。
どうやら納得してくれたみたいだ。
それだけで少しほっとする自分がいた。
現場に着き、指定された席に座る。
幸い、仁人に何かあったらすぐ支えられる位置だ。
隣を見ると、少し安心している。
本人は表情さえ保てば大丈夫だと思っているのだろう。
どこまでも仕事中心の彼を見て、少しくらい自分の体調のことも考えてほしい、とつい恋人目線になってしまった。
そして、収録が始まった。
その間も仁人の様子を見ていたが、意外としっかり話せているようだ。
そう安堵していたのだが…
💛「……ッ」
🩷「わッ…仁人?」
カメラが止まった直後、仁人がこちらに身体を傾けてきた。
甘えてきてくれたのかと思ったが、どうやら無意識のようだった。
ちょうどいいので、そのまま身を預けてもらおう。
🩷「目を瞑るなりしてちょっとでも休みな」
そう促すと、消えかかるような声で何故か謝罪が返ってくる。
🩷「なんで謝んのw」
ほんと、なんで謝るんだよ。
謝るようなことなんて何一つしてないのに。
いいんだよ、それで。
そう伝えたくて壊れ物に触るみたいに頭を撫でる。
普段ならすぐ振り払われるが、今日は大人しく撫でさせてくれた。
そんな様子を見て、周りも異変に気づいたらしい。
メンバー全員が心配の言葉をかける。
それに対して仁人は、
💛「平気」
と再び口にする。
本人も自覚があったようで、指摘すると悪態をつかれた。
そして、収録が再開する。
姿勢を正す仁人を横目に、軽く息が漏れた。
あと少し。
あと少しで休ませられる。
そう思っているのに、VTR中も何度も隣を見てしまう。
目がぼーっとしているが、大丈夫だろうか。
そんな時、MCの人から仁人へ話が振られる。
💛「あー、。」
案の定、言葉が詰まっていた。
🩷「𓏸𓏸の話。この前言ってたやつ」
と小さく呟くと、誤魔化すようにハキハキと喋り出す仁人。
こんなことしかできない自分に嫌気がさした。
それから、収録が終了した。
これで仁人を存分に休ませられる。
そう安心していた俺の視界の端で、
彼の体がぐらりと揺れた。
🩷「…っ」
声をかけるより先に体が動いていた。
咄嗟に腕を伸ばす。
どうにか体を受け止めることはできた。
🩷「仁人!おい!!」
それでも力なく俺にもたれかかったまま、返事はない。
嫌な汗が背中を伝った。
❤️「仁ちゃん!!」
舜太が慌てて駆け寄ってくる。
💙「スタッフさん呼んどるから」
そう言って、太智もすぐ隣へしゃがみ込む。
柔太朗はスタッフさんへ状況を伝えていた。
気づけば周りは騒然としていた。
スタッフさんが仁人を支えようと駆け寄る。
🩷「大丈夫です、俺が支えます」
仁人を支え、スタッフさんと一緒にそのまま 楽屋まで歩く。
楽屋へ着くと、ソファへとゆっくり寝かせた。
スタッフさんやマネージャーさんが体温を測ったり、水を用意したりと慌ただしく動き始めた。
❤️「大丈夫なんよね、?」
心配そうに仁人を見つめる舜太。
💙「熱あるみたいよ。休んだら大丈夫やと思うけど」
そう落ち着いた声で説明している太智だ が、その表情に余裕はない。
🤍「起きるまで居たいな…」
柔太朗がぽつりと言葉を呟く。
マネ「みんな、ごめん。次の現場向かわないと」
その一言で、部屋の空気が止まった。
❤️「…分かった」
💙「また後で連絡するか」
🤍「あ、勇ちゃんは次まで時間あるんだっけ?」
🩷「うん、だからまだここにいる」
🤍「そっか、よっしーが起きたら教えてね」
そうして、名残惜しそうに仁人を見つめながら、三人は楽屋を後にした。
マネ「…佐野さん、やっぱり一旦お家戻られますか?」
マネ「最近休めてないですよね」
🩷「大丈夫です」
🩷「ここにいます」
確かに、最近は仕事詰めだった。
その気持ちは有難い。
でも…
せめて目を覚ますまでは、仁人のそばに居たい。
じゃないと、落ち着かない自分がいた。
仁人の隣へ腰を下ろした。
眠っている顔は少し苦しそうで、見るたび胸が締め付けられる。
もっと早く止めていれば。
もっとちゃんと寄り添えていれば。
後悔と自責の念に駆られてか単なる不安なのか分からないが、気づけば仁人の手を握っている指先が小さく震えていた。
…
…
💛「あれ、俺…」
🩷「起きた?」
俺を見て、目を見開く仁人。
💛「なんでここ居んの、」
なんで、って…
心配だからに決まってる。
…いや、ここに居でもしないと俺が耐えきれなかった。
ただ、そんなことを言ってしまったら仁人は自分を責めるだろう。
そう思い、
🩷「 仁人が起きた時、誰も居なかったら寂しがっちゃうかなって」
と冗談交じりに笑って返した。
まぁ実際に仁人寂しがり屋だし。
💛「そこまでじゃない。」
ほら、否定しきれてない。
こういうところがいじらしい。
耐えきれず笑いを零す。
💛「…俺どんくらい寝てた?」
と聞かれ、1時間弱と答える。
すると、一瞬驚いたような顔をする仁人。
みんなも居たけど仕事があったから行かせた、行きたくなさそうだった、と説明する。
すると、今度はキョトンとした顔をされた。
…こいつ、自分のこと軽んじすぎてないか。
みんなが心配しないとでも思ってんのかよ。
そう思ったらつい、考えをぶつけてしまった。
誤魔化すように笑顔をつけ足すが、きっとぎこちなくみえているだろう。
💛「…迷惑かけてごmッ」
言いきられる前に額を軽く突く。
俺は、そんな言葉を聞きたいんじゃない。
そう思い、真剣に訴えた。
すると、少しの沈黙の末、
💛「……ありがと、」
と小さく口にする。
あ、 やっと聞けた。
安心と嬉しさで無意識に笑みがこぼれる。
その直後…
💛「一緒に帰ろ、/」
と照れ気味に言う仁人。
一瞬思考が止まった。
朝から何度「頼って」と伝えても、「平気」しか返ってこなかった。
そんな仁人が、自分から俺を頼ってくれた。
きっと、この一言だけでも精一杯だったんだろう。
すると、慌てたように
「頭ぼーっとするし」
「熱っぽいし」
と理由を並べ始める。
正直、あまり頭に入ってこない。
「一緒に帰ろ」と、言ってくれた。
その一言がどうしようもなく嬉しかった。
今日一日、不安と自責で苦しかった俺を救ってくれるような言葉だった。
🩷「そんなこと言われたら行くしかないじゃん」
そう返すと、仁人は照れ隠しをするように目を逸らした。
結局、帰り際には案の定ふらついて、おぶって帰ることになった。
あれだけ嫌がっていたくせに、最後には大人しく背中に身を預けてくれる。
その重みが、今日は少しだけ嬉しかった。
パシャッ
不意にシャッター音が響く。
少し先を見ると、マネージャーさんが気まずそうにスマホを下ろしていた。
仁人は慌てて「消せ!」と騒いでいる。
🩷「それ送ってください」
思わず口が動いていた。
仁人には絶対理解されないだろう。
でも、俺にとってその一枚は…
仁人が俺を頼ってくれた証みたいなものだから。
終わりです!
最後までご覧くださりありがとうございます ·͜·ᰔ
書いていて楽しかったですが、上手くできたかは不安ですね(˙˙;)
期待と違っていたら申し訳ないです(. .`)
あと1つ書こうと思っているおまけがあるので、その話を書いたら完結する予定です!
ぜひご覧下さい´`*
では
👋
コメント
3件
上手いっすよ✨! なんでこんなに上手なのに上手じゃないとか言うんすか! もう一個のおまけ楽しみにしてます!!!!
#クラスメイト