―注意―
▫🐙🌟×🥷🔫
▫付き合ってない設定
▫🥷🔫めちゃ鈍感
▫nmmn
▫名前伏せなし
▫この作品は二次創作であり
ご本人様とは関係ございません
[ 🥷🔫side]
「カゲツってふわふわしてて可愛いよね〜」
星導との任務終わり。本部へ戻りソファで星導と雑談をしていた時だった。
隣にいた星導が僕の頭を撫でながら急にそんなことを言う。
『なんや急に。気持ち悪い』
思ってもいないことを急に言われたので若干動揺しつつ、少し引いた顔を見せる。
すると、
「酷いな〜、」
「そんな引いた顔しなくてもいいじゃん、」
と、しょぼんとした顔をする星導。さすがに強く言いすぎたかもとか思ってたがそんなこともつかの間、
僕が謝ろうとした瞬間に星導がまた口を開く。
「猫みたいで可愛いんだもん」
そう言い、さっきのしょぼくれた顔とは違い不貞腐れた顔をする。
いつもの星導やん、と思いさっき一瞬でも謝ろうとした自分に後悔する。
『猫みたいって、そんなら僕じゃなくて猫撫ればいいやん』
「やだ。カゲツがいい」
僕が提案をするとまるで子供のように駄々をこねる。
こいつ僕より何億も年上のクセに。
いつもは僕がわがままを言って星導を困らせるみたいな構図なのに、今日は何故かその逆。ものすごく珍しい。
『なんで僕じゃないと嫌なん?』
「だって俺猫アレルギーだし」
「それに、」
星導が言葉を詰まらせる。
急に黙り込んで下を向いている。
『なんや?星導?』
下を向いている星導の顔を覗き込むように見ようとしたが星導の髪が邪魔で全く見えない。
「……俺、」
僕がさらに覗き込もうとした瞬間に星導が閉じていた口を開け、言葉を発する。
そのまま続けて言葉を発するとか思ったがまたそこで止まる。
絶対今日の星導はどこかおかしいと思い、なんだか不安になってきた。
『な、なんやぁ、』
『急に黙り込むと怖いんやけどぉ…』
不安と心配で焦りつつも下を向いて硬直している星導に声を掛け、背中をポンポンと軽めに叩く。
「俺さ、」
「カゲツのこと大好きだし…」
なにを当たり前のことを言うとるんやろこのタコ。
そりゃ僕だって口には出したくないけど星導のことは大好きやし、大切な同期やと思ってる。
『なにいってん?』
『僕ら同期なんやから大好きなん当たり前やろ』
「そういうことじゃないよ…」
頬を赤らめ、僕と目を合わせようとしない星導。こいつのいってる意味が分からん。
仲間として大好きって以外に他になにがあるん。
『他になんの意味があるん』
「やだッ、言いたくないし」
僕が教えてと頼んでんのに一向に教えようとしてくれない星導に痺れをきらし、星導の肩を掴み揺さぶる。
『観念して早く教えろ!』
「ッ……」
「言いたくないなぁ、」
「どうしても教えて欲しい?」
『はよ教えろ』
僕がそう言うと、星導が手で顔を覆いボソッと何かを言った。その何かがいまいち聞こえない。星導の顔に耳を近づけよく聞き取れるよう耳を澄ます。
『もっと大きい声で言えん?』
「あぁ、もう!言うよ!」
「俺はカゲツのこと恋愛的な意味で大好きってことッ!」
一瞬時が止まったように感じた。星導が?僕を?恋愛的な意味で好き?、
星導はさらに顔を赤くしているだけ、それ以降は何も話さない。
僕の返事を待ってるのか
『僕のことがその、恋愛的に好きってこと?』
「そ、そうだよ…」
『……』
[🐙🌟side]
やっと、やっとカゲツへの思いを明かすことができた。
俺だって本当は密かに好きでいたかった。
でも今日でその想いが耐えきれなくなった。
今はカゲツからの返事を待っている。
少し気まづい雰囲気になったと思うとカゲツが口を開き、こういう、
『んじゃ、付き合う?』
「え、いいの?」
予想外の返答に困惑する俺。
絶対話の話題をそらされるか、断れるかの2択だと思っていた。
嬉しさのあまりついつい笑みがこぼれそうになってしまう。
カゲツからの質問の返答はもちろんYES。
ほっと胸を撫で下ろしひと休憩する。
「ありがと、カゲツ 」
『これからよろしくな星導』
カゲツからの優しい一言でさっきまでの緊張が嘘かのようにものすごく安心出来た。
「ねぇ?カゲツ?」
『なんや』
「撫でていい?」
『はぁ、しょうがないな』
『ええよ』
カゲツがやれやれと、俺の肩へ頭を傾ける。
俺も少しカゲツの方へ頭を傾けながらカゲツの方へ手を伸ばす。
俺が撫でると猫のように目を瞑り、寝てしまった。
このカプ可愛い。
最後まで見ていただきありがとうございました 🙏🏻
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コメント
3件
うわぁ、!最高です🥹💗 🐙🌟×🥷🔫カプ少ないから見れて嬉しいです😭👍💗
癒されました(´▽`*)