テラーノベル
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歌川と付き合って2週間がたった頃…
◯◯『わぁお〜』
奈良坂「今日も酷い靴箱だな」
◯◯『私モッテモテ〜』
三上「えっと、これはモテじゃなくって”嫌がらせ”なんじゃ…」
そう、1週間前から私の靴箱に嫌がらせが始まったのだ
まぁ、多分だけど歌川を好きな女子だろうけど
◯◯『さて、今日は何書いてあるかな』
私は入っていた手紙を開いた
そこに書かれていたのは、「泥棒猫!」「ビッ○女!消えろ!」「死○!」「歌川くんと別れろ!」だの沢山書いてあった
三上「酷い…」
◯◯『ねぇ、奈良坂くん』
奈良坂「なんだ?」
◯◯『私っていつからビッ○女になったのかな?まだ未経験ないのに』
奈良坂「俺が知るかよ」
◯◯『歌川って隠れファンいるんだね〜。モテるだろうとは思ってたけど』
奈良坂「まぁ、モテないわけがないからな」
◯◯『まぁ、何されてもダメージないからいいけど歌川には内緒ね。多分、自分自信責めたり心配させたくないから』
三上「分かった」
奈良坂「酷くなるなら早めに言えよ。怪我したら元もこうもないからな」
◯◯『分かってるよ』
これが如月さんがやったから分からないけど…
とりあえず、落書きを消して手紙も捨てた後は教室に向かった
ガラッ
ザワザワ
◯◯『おはよう〜』
モブ「おはよう…」
奈良坂「?」
◯◯『何?何かよそよそしいんだけど』
モブ「ねぇ…◯◯って人の彼氏寝とったって本当?」
◯◯『はぁ?』
えっ?
寝とった?
まだ誰ともベッド・イン[イチャイチャ]したことないのに?
◯◯『いや、寝とった覚えないんだけど何故?』
モブ「だよな!お前に限って寝とるとかないよな!」
モブ「花園なんか騙されるやついないしな!絶対にありえないな」
◯◯『なにこれ?喜んでいいの?つか、軽くdisてんじゃん』
モブ「でも彼氏いないお前がこんなデタラメな噂されるとは初めてだな」
◯◯『失礼だな!彼氏出来たわ』
クラス「「「「またまた〜!!ご冗談〜w」」」」
あ、コイツら全く信じてねぇ!?
本当、なんて奴らだ!!
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