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4話分岐(バッドエンド)ハピエン4話を読んだ人は最初内容が重なってる部分あるけど許して
星導は目を覚さない。倒れてから一週間くらいが経った。その間に佐伯に説明した。あの日星導は守ってくれていたのに、それを伝えようとしていたのに聞く耳を持たずアジトを追い出したこと。体調不良ではなく、おれらが勝手に任務に参加しないように手をまわしたこと。連絡を全て無視していたこと。
佐伯は泣きながら謝った。僕があのときちゃんと受け身をとって怪我せずにいたらみんなも冷静にるべくんと話せたかもしれないのに、ごめん弱くてごめん。ごめんね。
みんなはいやおれらが悪いんだ。佐伯は悪くない。みんな自分を責めた。
二週間後
交代で見舞いにきた佐伯は返事がないと分かりつつも大きい声で喋りながら入る。
🤝「おはよー!今日さ…」
カーテンを開けるとそこには布団がぐちゃぐちゃになり、窓が空いていたためゆらゆらと風がカーテンを揺らし、誰もいなくなっていた。
🤝「るべくんっ!?」
急いで周りを探したが星導は見つからなかった。震える手でみんなに連絡をする。
“るべくんがいなくなった”既読がつくのははやかった。
みんな病院に来て、看護師さんに聞いたり周りを探してみたがどこにも星導の姿はなかった。
起きて家に帰ったのでは?と思ったがるべいえはcloseのまま。中からは何も音がしなかったためいないと判断し、みんなで拠点に帰った。空気はお通夜状態だった。
探しては見つからず、探しては見つからず。ヒーロー達は休むわけにはいかない。7人は日に日に弱っていった。謝るどころか会うことさえ叶わない。そして一ヶ月が経った。
星導以外のディティカ3人で任務のあと帰る途中で馴染みのある匂いがした。小柳はすぐに振り返り匂いのした人の腕を掴む。
🐺「ほし…るべ…?」
涙目になり探していた会いたかった人に向かって声をかける。だが、感動の再会とはいかなかった。
🐙「あの、どちら様でしょうか…?」
小柳は腕を掴んだまま固まってしまった。
伊波とカゲツは急に踵を返して歩いて行ってしまったと思ったら固まってる小柳の方へ歩いて行き、
💡「小柳何急に後ろに歩いて…」
2人とも目を見開いた。そこにはずっと探していた星導がいたから。伊波とカゲツは涙が溢れ、ずかずかと歩み寄って星導に抱きついた。
🥷「ほじるべぇ…どこいってたんや…」
🐙「あ、あのぉ…ほんとにどちら様で…?」
2人も小柳と同様に固まって動かなくなった。星導は3人を見てから、何かを閃いたように顔を訝しげな顔からはっとしたような顔にして
🐙「もしかして前の俺のお知り合いですか?友達とか?」
そんなことを言い出したので小柳は掠れた声で返す
🐺「前の俺…?」
星導は悪びれもなく明るく言う。
🐙「俺3週間くらい前に目が覚めまして、その前の記憶がないんですよね。なので、前の俺とお知り合いでしたらすみません。あ、俺これから用事あるので何か用があればここへ」
というと一番近くにいた小柳にるべいえの住所を書いた紙を渡してそれでは、と固まっている3人をおいて去って行ってしまった。
3人はなんとか拠点に帰り、あとの4人に先程のできごとを伝えた。
🥷「ぼくらのことも全部忘れとった…。」
🤣「るべ…」
🤝「どうにか思い出させる方法はないのかな」
🦒「…明日るべいえにみんなで行こう。思い出せることもあるかもしれないしな。」
みんなは賛成し、その日の夜はゲームをして気を紛らわす者や涙で枕を濡らす者、それぞれが星導のことで息が詰まる思いをしていた。
星導視点
カランカラン
ドアが開く音がして顔をあげる
🐙「ご来店ありがとうございま…あれ、あなた達は昨日の…」
昨日とは変わって目元が少し腫れている3人と後ろに見覚えのない4人の男の人達がいた。
🐙「もしかしてあなた方も前の俺の友人だったりします?」
立ち上がってゆっくり近づく。黄色の髪に水色のメッシュが入った男は俺を見て涙が溢れていた。そして他の人たちも苦しそうな顔をしていた。
俺を見てそんな顔をするものだから戸惑って行き場のない手を動かして何もできないでいると、オレンジの髪をした大きい男が話しかけてきた。
🦒「俺は宇佐美リト。お前の友人で、ヒーローとして仲間だった。記憶がなくなったっていうのは本当だったんだな…でも、るべが無事で良かった。」
ヒーローとして仲間。
🐙「前の俺はヒーローだったんですね。そういうことか…」
下を俯いていた黄緑のメッシュが入った可愛い感じの顔が上がって自分を捉える。
💡「そういうことって?」
🐙「あーえっと、机の上に紙が置いてあって、多分見せてもいいと思うので、ちょっと待っててください。」
俺が目を覚ましたときに机に置いてあった記憶がなくなった俺に向けて書かれたであろうメッセージを男たちに見せる。
星導視点切り替え
星導が持ってきた紙を全員で覗き込むと誰かしらの息を呑む音だけが聞こえた。
“ヒーローになるな。大切な人を作るな。1人で生きて。自分を守るために。”
沈黙を星導が破る。
🐙「ということですので、俺はヒーローになるつもりはないので、俺のことは忘れてもらって大丈夫なのでこれから頑張ってください」
にこっと笑ってそう言うと、小柳は星導につかみかかって
🐺「忘れろってなんだよ!この一ヶ月の間ずっとずっと探してようやく見つけたと思ったら記憶失くしてるし、思い出したくねーのかよ!」
泣きながら星導を怒鳴りつける小柳を星導から引き剥がすようにウェンが小柳を引っ張る。
🦖「ロウ…るべしょうも悪気があって言ったわけじゃ…」
言いながら星導の方に顔を向けると星導は青ざめてひゅっと声が漏れていた。伊波は星導の異変に気づいて側に寄ると星導は突然頭を抱えて叫びだした
🐙「あぁああああああああああああっあっうぁっあああ」
💡「星導?星導!落ち着け!」
そして叫ばなくなったと思ったら過呼吸を起こしていた。
🐙「ひゅっかひゅっっはっはっ」
💡「星導!俺の呼吸に合わせて息吸って!」
そう言って星導に触れようとしたら警戒するように手を払いのけられた。そして星導は気を失った。見ていた宇佐美は急いで救急車を呼んだ。
星導は落ち着いて病院で寝ている中、伊波と宇佐美は先生から説明を受けていた。
先生「おそらく自分で無理矢理記憶をなくしています。そのため、前の記憶を思い出させるような出来事が起こると体が拒否反応を起こし、このような状態になったのでしょう。」
💡「じゃあ、、どうやって前の記憶を取り戻せば…」
先生「記憶を取り戻させようとするのは危険です。このまま記憶を失った状態で生きていくしか方法はありません」
💡「でもっっ星導はっ」
🦒「ライ、帰ろう。これ以上言ってもこれはもう変えられないことなんだろう。先生、ありがとうございました。」
ライは、なぜ受け入れられるんだと、病院を出る宇佐美の顔を横から見上げると、悔しそうに涙を目にためて堪えるような顔をしていた。宇佐美を責めようとする気持ちは消え、一緒に拠点に帰り、みんなに説明した。
みんなも全然受け入れられなくてどうにか思い出させる方法がないか考えたが、どうすることもできなかった。みんなはもうわかっていた。
もう二度と、あの星導には会えないということを。
ーーーーーーーー
星導は病院を抜け出した。
死んだと思ったら病院のベットに横たわっていた。まだ体がびりびりするが、みんなに会うわけには行かない。そう思い、変身して窓から飛び出したのだ。
なんとかるべいえにたどり着き、紙にペンを走らせる。
“ヒーローになるな。大切な人を作るな。1人で生きて。自分を守るために。”
もう二度と、同じ道を辿らない。大切な人を作って辛い思いをしたくない。死ぬことすら叶わないのであれば記憶を消して新しい人生を。辛くない人生を。
星導は宇宙を広げ、飛び込んだ。
あれ、何をしていたんだっけ
終
間が空きすぎてどんな感じで書いていたか忘れてびみょーな感じになったかも。途中途中テキトーかもだけどごめんね。