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私は鈴木明日香。高1。


私の初恋は小4の頃。2つ年上の人だった。

中学に上がってから、勇気を出して告白したんだけど、

振られちゃったんだ。


それ以来、私はその人に避けられるようになった。

前までは普通に話せてたんだけど

話しかけてくれることも、

話しかけようとする素振りもなくなって

「あぁ、もうダメなんだ」「嫌われたんだなぁ」って 分かったよ。


それに気づいた時、 私は もう

どうしようもなく怖くなった。

また 誰かを好きになって

その人に拒絶されるのが

耐えられないくらい

辛くて、怖くて、 悲しいのを知ってしまったから。


だからもう誰かを好きになるのはやめようって思った。


でもさ、[好きな気持ちは止められない]って言うじゃん?

私は、どうしようもなくその人が好きだったから

その人を忘れるために

その人から吹っ切れるために

卒業式の日にもう1回告白したんだ。


もう「振られる」って分かってたから 泣きながら伝えた。

「ずっと好きでした。」


あえて、「付き合って」って言わなかったんだけど…


彼ね「ごめんね。ありがとう。」って言いながら

私の頭を撫でようとしてくれた。


でも私は

そんな事されたら

忘れるために告白した意味無くなるじゃんって 思って

とっさに後ずさって避けちゃったんだ。


もったいないことしたなぁって思って、彼の顔を見たの。

そしたら悲しそうな顔して言ったんだ。



「じゃあ、俺もう行くね 」


「これ、気が向いたら読んで」



そう言って、1枚の手紙をくれた。


私はその場に座り込んだ。

好きな人にあんな顔させちゃったっていう後悔と

泣きすぎて立ってられなかったから。



最後に私の頭を優しく撫でた彼はその場を去った。



私は泣きながら、彼がくれた手紙を開いた。










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