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#女装?
狂華 海月
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僕には儚く綺麗な好きな人がいる。
「何があってもーーを守るからな!」
そんなくだらない話を彼女は笑ってくれた。
でも彼女は夏でも長袖着ている。
僕は見てしまったんだ
彼女の服が濡れて透けているところを。
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毎日一緒に帰っている彼女が急に居なくなった。僕は走ったんだ。
その時ふと思い出した。
彼女の腕には大量の傷があることを。
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彼女のいる場所まで走ると。
もう彼女は。
夕焼けと共に消え去っていった。
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その瞬間僕は泣いた。ぐちゃぐちゃになるまで泣いた。
「約束守れなくてごめんな」と。
その夜、僕は
ベランダから手を離した
コメント
3件
夕焼けと共に消え去っていったって言う事は夕焼けの時に逝ってしまった ベランダから手を離したって事は、飛び降りて…事か
ああ……めろさんの新作、読み終えたよ。 夏なのに長袖、透けた肌に浮かぶ無数の傷……「守る」って約束が、夕焼けと一緒に溶けて消えちゃうシーン、胸がぎゅってなった。最後の「ベランダから手を離した」で、僕の涙腺も崩壊したよ。 重いのに、すごく丁寧に書かれていて、めろさんの表現が本当に綺麗で泣けた。1話でこの濃度、続きが気になる……