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オーメンズ、好きなシチュエーションで書いてみた。

第8話 - 余命 🧡💖 No,3

584

2025年01月24日

#O-MENZ

#オーメンズ

#二次創作

#ご本人様には関係ありません

しゃりもにグミ愛好家

Atention

死ネタ有。cp表現有。(🧡&💖)キャラ崩壊有。

それでもいい方↓

阿形side

隈ちゃんとの帰り道。俺は咳き込んでしまった。

💖「ｯ、ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」

🧡「阿形大丈夫か、？」

💖「だいっ、じょう、ぶｯ」

💖「ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、」

💖「ｶﾞﾊｯ」

🧡「ｯ！！阿形！！」

💖「、ぇ、？」

俺の口からは、血が溢れていた。

喉が痛い。

苦しい。

辛い。

どうして。

どうして、こんな目に。

死ぬ、？俺、死んじゃうの？

いやだ。死ねない。まだみんなとやりたいこといっぱいある。隈ちゃんにも恩返しきれてない。こんなところで死にたくない。

____なのに、どうして体に力が入らないの？

頭が痛い。脳みそをかき混ぜられてるぐらいに気持ち悪い。立ってられない。フラフラする。

ダメだ、こんなところで、倒れちゃ、、、

💖「、」ﾄﾞｻｯ

🧡「阿形！阿形、！！」

🧡「ｯ、救急車ｯ！早く、呼ばねぇと、！」

___________________________

隈取side

阿形が倒れた。

倒れた阿形はずっと苦しそうだった。

顔色も悪くて、体温も低かった。

俺は、怖くなった。

阿形が逝ってしまうのかと、もう二度と阿形の太陽みたいな笑顔を見ることはできなくなってしまうのかと。不安になった。

ずっとずっと、そんなことを考えていた。

気づけば俺はどこかの廊下にいた。

目の前には手術中と書かれたランプが赤々と光っている。

そこでようやく、ここは病院で今は手術中なのだと思った。

よく混乱している頭でここまで来たなと我ながら思う。

俺はそこから動けずにいた。

もしかしたら阿形がひょこっとドアから出てくるんじゃないかって期待していた。

でもそんなことはなく、ただただ時間だけが過ぎていった。

🖤「ｯ、隈ちゃん！」

🧡「、般若、？」

🧡「なんで、、お前、ここに、？」

🖤「お前が呼んだからだろ、？焦ったよ、急に電話してきたと思ったらパニクってるし、。話が通じたと思ったら阿形が倒れたって言うし、。」

🧡「、、そうか、。」

🖤「きっつんとおかめは俺が連絡したからもうすぐ来ると思う、」

💙「般若さん、！どうしたんですか、？急に病院に来いだなんて、、」

💜「一体なにがあったの、？隈ちゃんもいるし、、」

💜「…あぎょたんは、？」

🖤「それが、阿形が、、」

🧡「血を吐いて倒れた。」

💙💜「？！」

💙「血を、吐いたって、、無事なんですか？！あぎょたんは！」

🧡「今、手術してるところだ、。」

💜「ｯ、もしかして、、ガンが、、？」

🧡「…わかんねぇ。」

🧡「どうなっちまうんだろうな、」

💙「、隈ちゃん、、」

🧡「阿形は、、無事だよな、？」

🧡「またあの楽しそうな姿見せてくれるよな？これは夢だよな、？ははっ、、胸糞わりぃ、、」

🖤「、大丈夫だ。阿形は元気になる。だから、、」

🖤「そんな、、辛い顔しないでくれ、」

🧡「、あ…？」

🖤「ひっでぇ顔、。そんな顔、阿形が見たら心配するぞ、？」

🧡「そうか、、。そんな顔なんだな、俺、」

💙「、隈ちゃん、私たちを頼ってください。泣いていいんですよ？私たちが一緒です、。」

🧡「ｯ、ありがとう、、」

鼻が痛い。頬が濡れてる気がする。声も震えてる。

俺、泣いてるんだ。

、そういえば最後に泣いたのいつだったか？阿形が肺がんになったっていうのを聞いた日が最後か？

でも、、たまには泣いてもいいよな、？

💜「隈ちゃん、俺らがいるで。安心しぃや。」

🧡「、あぁ、ｯｸﾞｽｯ」

頼む、神様。まだ阿形をつれていかないでくれ、、。まだ言えてないことがあるんだ、。まだあいつと生きたいんだ。頼む…死なないでくれ、阿形、。

阿形の手術は無事に終わった。

メンバーは俺を気遣ってくれて廊下で待っている。

今阿形は穏やかな寝息をたてて眠っている。

さっきまで苦しそうだったのが嘘みたいだ。

でも、、このまま息を引き取ってしまいそうで怖い。

なんで、こんなにも神様は理不尽なんだ。

なにか阿形が悪いことでもしたか？してないだろ。ふざけんなよ。どうして阿形だけがこんな目に遭うんだよ。阿形一人に負担かけすぎだろ。あいつは弱いんだよ。普段ヘラヘラしてけど内側は繊細なんだよ。なのに、どうして阿形だけに苦しい思いさせんだよ。ふざけんな。

誰にもぶつけられない感情はだんだん俺を蝕んでいく。

🧡「くそっ、、」

ｺﾝｺﾝ

医者「失礼します。隈取さん少しよろしいでしょうか？」

🧡「ぁ、はい、、」

医者「阿形さんについてなのですが、。」

🧡「はい、。」

医者「では別室にお願いします。その間はお連れ様が阿形さんを見てくださるようです。」

🧡「わかりました、。」

別室

医者「ではさっそく本題に入らさせていただきます。」

医者「大変申し上げにくいのですが…阿形さんのがんが、転移していました。」

🧡「は、？」

医者「先日完治していたと思われたがんが潜伏していたようです。そしてその転移先が複数あるのでステージⅣとなります。なので、、完治する可能性は極めて低いと考えてください、。」

🧡「…」

🧡「その、、阿形は、もう、、生きれないんですか、？」

医者「…残念ながら、あと五年を生きるのは難しいと思います。」

🧡「そん、な、、」

医者「ここ数日が山場です。ここを乗り越えたらしばらく容態は安定すると思います。ですが、それと同時にここ数日で死亡する確率が高いと言うことです。」

🧡「ｯ、」

医者「今は阿形さんのそばにいてあげてください。」

🧡「わかりました。失礼します」

ｶﾞﾗﾗｯ

🧡「ｯ！阿形！！」

🖤「隈ちゃんか、、びっくりした、、」

💙「どうしたんですか、そんなに急いで、、」

💜「、お医者さんになんか言われたの、、？」

🧡「そう、だな、。お前らにも話さねぇとな、、」

💜「そん、な、、ｯあぎょたんは、もう、、」

💙「こんなのあんまりです、ｯどうしてあぎょたんばっかり、、」

🖤「、俺らじゃ、どうすることもできねぇのかよ、、」

🧡「ひでぇ話だよな。完治したと思ったがんが再発して転移、、なんで阿形だけこんな目に合うんだろうな、。」

🧡「変わってやれたらいいのにな。」

💙「隈ちゃん、、」

🖤「、、俺らちょっと席外すな。隈取、阿形のそばにいてやってくれ。」

🧡「ああ、」

ｶﾞﾗﾗｯ､､

🧡「…くそったれ、、」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

阿形side

、、なに？ここ。

真っ暗で何にも見えない、、

こわ、、

周りなんもないよね、？

うーわ、、まじでわかんない、、

なんで俺ここにいるの、、？ここに来る前ってなにしてた、？

、、だめだ。全然思い出せない。

しかも一人だし、、心細いな、、誰かいないの？

もう、、誰か助けてよ、、ここから連れ出してよ一人にしないでよ、、

💖「隈ちゃん、、助けて、、ｯ」

そう呟くと同時に辺りはまばゆい光に包まれた

💖「、ん、、？」

今度はどこ、、？

天井がある、、俺寝てる、？

なにここ、、

、体痛い、、全身痛い、動かせられない、、

「、あ、ぎょう、？」

💖「んぇ、、？」

この声、、

💖「く、まちゃ、、」

🧡「阿形！阿形、！よかった、、ｯ」

めずらし、、隈ちゃんの目が赤い、、

泣いたのかな、、俺が寝てる間に、、

🧡「目ぇ覚めてまじでよかった、、ｯ待ってろ、今先生呼んでくる」

💖「ぁ、ｯ」

まって、いかないで、

行っちゃやだ、

💖「ま、って、、くま、ちゃん、」

💖「いかｯないで、、ｯｹﾞﾎｯ」

🧡「！阿形大丈夫か？！」

💖「いかないで、おれの、そばに、い、て、、ﾊｱﾊｱ」

🧡「わかった、わかったから！そばにいるから、！無理にしゃべるな！」

💖「あり、がと、、」

💖「…くま、ちゃん、、いつも、ありが、とね、、」

🧡「！なんだよ、急に、、」

💖「さい、ご、に、なるきが、してね、。かんしゃのきもち、つたえないと、、」

🧡「なんだよ最後って！！最後じゃねぇよ！まだお前は死なねぇよ！！」

💖「んーん、、じぶんのことは、じぶんがいちばん、わかる、、」

💖「おれ、もう、しぬみたい、、」

🧡「そんなこと言うなよ！！お前は死なない！！俺が死なせねぇ！！」

💖「、うれしいなぁ、、おれ、しあわせもの、、だね、。」

🧡「阿形、！！頼む、まだ、、逝かないでくれよ、、ｯ」

💖「…ごめんねぇ、。ほんとに、ごめん、、」

🧡「謝んなくていい！！俺がほしいのは謝罪の言葉じゃねぇんだよ、、」

💖「そっか、、」

💖「、、おれねぇ、、ゆめがあるんだぁ、、」

🧡「、どんな夢だ、？」

💖「くまちゃんとねぇ、メンバーとねぇ、ずっと、、ずーっといっしょにいること、、」

💖「みんなで、たのしいこといっぱいしてね、きょうはんしゃに、えがおをとどけて、、」

💖「みんながえがおでいること、、」

🧡「そんな夢俺が、俺たちがいくらでも叶えてやるよ、！」

💖「ほんと、？たのしみだなぁ、、」

🧡「ああ、ほんとだ。」

🧡「…阿形」

💖「ん、？」

🧡「こんなタイミングでごめんな。でも、どうしても伝えたいことがあるんだ。」

💖「なぁに、？」

🧡「、俺と、、」

🧡「結婚してくれないか？」

💖「、ぇ」

これ、、指輪、？

🧡「実はな、前から伝えたかったんだ。このこと。でもなかなか言えなくて、、結局こんなタイミングでいう羽目になっちまった」

🧡「かっこわるいよな、。ごめんな。」

💖「んーん、ｯ」

💖「うれしいよ、ｯプロポーズしてくれて、、ｯ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

💖「でも、いいの、？おれで、。もっといいひと、いるよ、？」

🧡「お前がいいんだよ。前にも言ったろ？お前以外にいい人なんていねぇって」

🧡「それとも俺じゃいやか、？」

💖「そんなことない、ｯ」

💖「おれっ、くまちゃんと、けっこんするっ、くまちゃんの、およめさんになるっ、、！」

🧡「ｯありがとな」

🧡「来世でも一緒にいてくれるか、？」

💖「もちろん、ｯ！やくそくだよ、？」

🧡「ああ、もちろんだｯ、」ｸﾞｽｯ

🧡「来世でもずっと一緒だからなｯ、」

💖「うん、ｯ！」

💖「、くまちゃん、ちゅーして、？」

🧡「でも、マスク、、」

💖「いいから、マスクとって、ちゅーして、」

🧡「、わかった」

ﾁｭｯ､、

💖「、もっと、、」

🧡「これ以上はダメだ。また今度な？」

💖「、はぁい、、」

💖「ねぇくまちゃん、？」

🧡「なんだ？」

💖「オーメンズでさ、いつか、せかいをみてよ、。」

💖「おれも、みたかったけど、ね、」

🧡「当たり前だ。絶対に世界で活躍するダンスグループになってやる。」

💖「じゃあ、そのときは、はれにして、、にじをかけるようにするよ、。」

💖「せっかくの、はれぶたい、なんだから、、」

🧡「お前もその景色を見るんだよ。連れてってやるから、。」

🧡「これは約束だ。」

💖「へへ、、やくそく、ね？」

、、、眠くなってきたなぁ、、

最後にもう一度、踊りたかったなぁ、、

隈ちゃんと、結婚式もあげてみたかったなぁ、、

もっとライブ出たかったなぁ、、

もっと、、日常を楽しみたかったなぁ、、

、死にたくないなぁ、

💖「くまちゃん、、て、にぎって、？」

🧡「わかった、。」

💖「くまちゃんのて、、あったかいねぇ、、」

🧡「お前の手は冷たいな」

💖「ふふ、、じゃあ、あっためてよ、、」

🧡「もちろん。ずっとあっためるよ。」

💖「くまちゃん、、くまちゃん、、」

🧡「、俺はここにいるぞ」

💖「だぁいすき、、あいしてるよ、、」

🧡「俺だって世界一、宇宙一愛してる。」

💖「えへへ、、うれし、、」

💖「、またね、、」

、最愛の人＿＿

また、次の人生で＿＿＿

💖「…」

🧡「、阿形、、？」

🧡「おい、阿形、？なぁ、返事してくれよ、。なぁ？」

🧡「ｯ、おい、！阿形！！」ｸﾞｽｯ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

隈取side

阿形が息を引き取った。

幸せそうな顔して、永遠の眠りについた。

俺の泣き声を聞いて駆け付けたメンバーも阿形が息を引き取ったことに気づくと静かに涙を流した。

みんな、ずっとずっと泣いた。

阿形の死から三年が経った。

この三年、いろんなことがあった。

それでも乗り越えられたのは阿形との約束があったからだろう。

『世界で活躍するダンスグループになる』

この目標があったから俺たちは前に進むことができた。

そして今俺たちはアメリカの大型フェスに参加している。

ついに世界で活躍するダンスグループになったのだ。

この日、虹が空にかかった。

阿形、お前も喜んでいるんだな、

実際に見せてやることはできなかったけどちゃんとお前のお面、もってきてるからな。

見てみろ。これが世界の景色だ。

きれいだよな。

俺たちのためにこんなにも大勢の人が見に来てくれてる。

ほんとにすげぇ。

「頑張ったね。」

🧡「、！！」

🧡「、空耳、か、、」

待ってろ阿形。

俺がそっちに行くのはまだまだ先だけど、それまでに土産話たくさん用意しとくから、。

楽しみにしてろよな。

｢｢｢｢｢We are O-MENZ！！｣｣｣｣｣

いつもの掛け声に阿形の声が聞こえた気がしたのはきっと気のせいではないだろう。

メンバーも驚いたような顔をしていたのだから。

今日は楽しんでくれよな。阿形。

end.

オーメンズ、好きなシチュエーションで書いてみた。

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あぁっ！やめてくれぇ！( ; ; ) うァァ！あぎょたぁぁん！死なないでくれぇぇ！涙止まらない！目から滝（特に最後の方）尊すぎません？！最後幸せそうに逝ったのか、うぅ、なんかそう考えるとまた滝が出そう、

目から豪雨がぁぁぁぁぁぁ隈ちゃん優しすぎるよー、

もう涙が止まらないよ😭😭😭あぎょたんのお面も一緒に連れていってる隈ちゃんがほんとに好きすぎる😭😭

しゃりもにグミ愛好家

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